配当性向が高い銘柄ランキング【利回り4%以上の高配当株限定】 | 株式投資アナリティクス@金融×戦略コンサル

高配当株

こちらの記事では、配当性向が高い高配当株のランキングを公開しています。

配当金が目的で株を購入する場合、配当性向は重要な指標ですよね。高いほど株主還元に積極的であるということを示しており、配当が継続的に出されるかどうかの目安になります。

近年の日本においては、株主還元の姿勢を強める機運が高まっており、配当性向も向上している傾向にあります。

一方で、配当性向が高すぎる銘柄は注意が必要です。将来的な配当性向の引き上げ余地が少ないことを意味しますし、減配の可能性すらあります。

注意点も踏まえた上で、配当性向が高い銘柄ランキングをご参照頂けますと幸いです。

※最終的な投資判断は自己責任でお願いします

配当性向の計算方法

配当性向は、一言で言うと「企業が稼いだ利益のうちどれくらいを配当として株主に還元するか」の指標です。具体的な計算式は以下の通りです。

  • 1株あたり配当金×株式数÷純利益(実績値)

こちらで掲載しているランキングでは、前期の実績値をベースとして配当性向を計算しています。

配当性向が高い銘柄ランキングに入れる条件

こちらの記事では、単純に配当性向のパーセンテージを高い順に並べるランキングにはせずに、配当利回りが高い高配当株に絞っています。具体的には配当利回りが4%以上の銘柄です。

なぜかと言うと、配当性向が高いにも関わらず配当利回りが低い企業は、投資家にとって何ら魅力的ではないためです。

TOSHATOSHA

純利益のうち、高い割合を配当として還元しているにも関わらず、配当利回りが低いのでは、配当目的としてもキャピタルゲインを得るにしても物足りない銘柄です

それを踏まえ、以下のランキングをご参照頂けると幸いです。

配当性向が高い銘柄ランキングトップ100

それでは配当性向が高い銘柄ランキングを掲載します。こちらは、私が調査した2019年8月時点版のランキングですのでご留意ください。

1位はセブン銀行でした。ほぼ100%という高い配当性向を誇ります。それ以降は、中堅どころが続きます。

大手どころでは、21位にゆうちょ銀行、22位に日産自動車、24位に日本たばこ産業(JT)がランクインしています。

ランキング 銘柄コード 会社名 配当利回り(予定) 配当性向(%)
1 8410 セブン銀行 4 99
2 1941 中電工 4.7 93.9
3 8150 三信電気 4.3 92.6
4 7214 GMB 5.4 92.2
5 8219 青山商事 5.4 91.7
6 6417 SANKYO 4.2 91
7 4980 デクセリアルズ 4.7 90.2
8 2411 ゲンダイエージェンシー 5.9 86.7
9 6032 インターワークス 5.5 85.6
10 4508 田辺三菱製薬 4.9 84
11 8127 ヤマトインターナショナル 4 82.3
12 8835 太平洋興発 5.3 80.2
13 9769 学究社 4.7 78.5
14 6617 東光高岳 4.4 78.2
15 3948 光ビジネスフォーム 4.6 77
16 7270 SUBARU 5.3 74.7
17 3204 トーア紡コーポレーション 4.4 71.9
18 2362 夢真HD 4.7 71.8
19 3156 レスターHD 4.9 71.6
20 1982 日比谷総合設備 4.3 71
21 7182 ゆうちょ銀行 5.1 70.4
22 7201 日産自動車 6.1 69.9
23 3286 トラストHD 4.6 69.9
24 2914 日本たばこ産業 6.8 69.6
25 8714 池田泉州HD 4.1 68.2
26 1719 安藤・間 4.5 67.6
27 2124 ジェイエイシーリクルートメント 4 67.6
28 6615 ユー・エム・シー・エレクトロニクス 4.1 67.5
29 7775 大研医器 4.5 67.5
30 3817 SRAHD 4.6 67.1
31 8016 オンワードHD 4.7 66.9
32 8898 センチュリー21・ジャパン 4.3 64.9
33 7847 グラファイトデザイン 4.1 64.4
34 5214 日本電気硝子 5 63.6
35 4569 キョーリン製薬HD 4.3 62.5
36 7593 VTHD 4.4 62.3
37 8903 サンウッド 5.4 62
38 9622 スペース 4.8 61.9
39 6826 本多通信工業 4.5 61.5
40 6915 千代田インテグレ 4.9 61
41 7838 共立印刷 4.9 58.8
42 7284 盟和産業 5 58.2
43 7277 TBK 4.2 57
44 7637 白銅 4.6 55.8
45 9437 NTTドコモ 4.6 55.3
46 9412 スカパーJSATHD 4.4 55.2
47 7711 助川電気工業 4.6 55.2
48 7161 じもとHD 5.4 54.8
49 8511 日本証券金融 4.6 54.1
50 6186 一蔵 4.8 53.3
51 4725 CAC Holdings 4.5 53.1
52 8096 兼松エレクトロニクス 4.2 53
53 8887 リベレステ 5 53
54 1883 前田道路 4.4 52.7
55 8737 あかつき本社 5.9 52.6
56 6384 昭和真空 4.9 52.6
57 5857 アサヒHD 5.5 52.5
58 3553 共和レザー 4.4 52.3
59 8349 東北銀行 5.2 52.2
60 9986 蔵王産業 4.5 51.7
61 6763 帝国通信工業 4.6 51.5
62 8132 シナネンHD 4.4 51.4
63 5187 クリエートメディック 4.1 51.2
64 6167 冨士ダイス 4.4 50.5
65 8336 武蔵野銀行 4.4 50.1
66 8304 あおぞら銀行 6.3 49.7
67 7148 FPG 5.4 49.4
68 6113 アマダHD 4.7 49.1
69 1878 大東建託 4.6 48.9
70 3294 イーグランド 5.6 48.9
71 6919 ケル 4.7 48.3
72 1833 奥村組 4.3 48.2
73 9445 フォーバルテレコム 4.5 48.1
74 7537 丸文 5.6 47.9
75 7762 シチズン時計 5 47.6
76 4748 構造計画研究所 4.3 47.1
77 3513 イチカワ 4.8 46.7
78 3241 ウィル 4.2 46.6
79 3467 アグレ都市デザイン 4.4 46.4
80 6464 ツバキ・ナカシマ 5.2 46.2
81 3447 信和 4.9 46.2
82 1929 日特建設 5.2 46
83 7971 東リ 5.3 45.9
84 6894 パルステック工業 4.9 45.4
85 6373 大同工業 4.4 45.3
86 3284 フージャースHD 5.8 44.6
87 3245 ディア・ライフ 4.7 44.5
88 1419 タマホーム 4 44
89 8078 阪和興業 5.6 43.8
90 4228 積水化成品工業 4.2 43.4
91 8904 サンヨーハウジング名古屋 4 43.2
92 5742 エヌアイシ・オートテック 4.8 43.2
93 4709 IDHD 4.1 43.1
94 6493 日鍛バルブ 4.7 42.8
95 8725 MS&ADインシュアランスGHD 4.4 42.4
96 1928 積水ハウス 4.5 42.3
97 6178 日本郵政 5.1 42.2
98 4750 ダイサン 4.1 42.1
99 7224 新明和工業 7.1 41.9
100 7872 エステールHD 4.4 41.8

配当性向が高い銘柄ランキングの注意点

冒頭でも述べていますが、配当性向が高い銘柄は注意が必要です。

配当性向が高い銘柄、例えば100%に近いような銘柄は、既に企業としての利益のかなりの割合を株主に還元していることになります。

TOSHATOSHA

つまり、これ以上の増配が見込みづらく減配の可能性すらあります。キャピタルゲインを狙う上では非常に不利であるということです

まとめ

配当性向が高い銘柄ランキングをご紹介しました。

配当性向が高い銘柄は株主還元へ積極的な反面、配当性向が高すぎると増配余地が低く、減配の可能性もあるので注意が必要です。

それを踏まえ、ランキングをご参照頂ければと思います。

以下の記事では、高い利回りを誇る高配当株のおすすめランキングを紹介しています。よろしければあわせてご参照ください。

【内部リンク】
高配当株のおすすめランキングベスト11 – “超”厳選銘柄

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