たまご券関連の株主優待でおすすめ銘柄一覧2選!

株式投資をするに当たって、いくつかの方法で利益を得ることができます。配当や売買益というのがメインとなりますが、株主優待も一つの手段です。

毎年1回から2回程度、一定数以上の株式を持っている株主に対して、いろいろな商品やサービスを提供しています。

それぞれの企業で、どのくらいの優待をするかは異なりますが、1パーセント以上の高い優待利回りを出しているところもあり、お得に投資をするのにおすすめです。

特に金券や割引券は、使える範囲が広く利便性が高いので人気があります。その中でも、日常生活の中で使える金券は有利で、たまご券も使い勝手が良いです。

たまご券を株主優待として提供している銘柄は多くありませんが、とても便利なのでおすすめです。どんなメリットがあるのか、どの銘柄に投資できるかを確認して、投資をする際の参考にできます。

たまご券の株主優待とは?

対象企業の株式を保有している株主に、たまご券を贈呈するという内容です。毎日の生活に卵は欠かせませんので、それと引き換えられる金券はかなり使い勝手が良いので、おすすめしたい株主優待の一つです。

たくさんの金券の種類がありますが、たまご券を出している企業はかなり少ないです。それだけ、対象を絞りやすくなりますので、投資判断をするのがシンプルです。

食品系の株主優待を狙っているのであれば、このたまご券という選択肢を考慮してみるのも良いでしょう。

一般的に食料品と交換できる券というと、お米券やビール券が多く、あまりたまご券というのは聞きません。しかし、かなり多くのスーパーや百貨店で使えるチケットですので、使える範囲が広いという魅力があります。

これを機にたまご券を使ってみるというのもおすすめです。

たまご券の株主優待の種類

たまご券には二つの種類があります。一般的に「たまごギフト券」と呼ばれるものは、どの生卵の購入でも使えます。

特に生産者や卵の種類には制限がなく、鶏卵だけでなくうずらの卵の購入にも可能です。たまごギフト券は1枚あたり100円の額面となっています。

生卵を購入する際に、この券を出すと購入金額から差し引かれることになります。基本的にお釣りは出ないとしているところもありますが、店舗によって扱いが違いますので確認してみると良いでしょう。

そもそも1枚100円の額面ですから、細かく使えばお釣りの心配もありません。

もう一つの種類は「ヨード卵光ギフト券」です。鶏卵の中でも安全性と栄養分の高い「ヨード卵光」専用のギフト券です。協同組合が発行しているギフト券なのですが、このブランドのものだけしか使えません。

ヨード卵光は、全国どこでも多くのスーパーで販売されていますので、卵の種類が限定されるとは言え、使い勝手が良いギフト券と言えるでしょう。

株主優待においては、上記の2種類のうち「たまごギフト券」をもらえることが多いです。

やはり、こちらの方が利用できる範囲が広いですし、消費者にとっても便利だからです。企業によってもらえる額面は異なりますが、100株からの権利確定となります。

100円分のギフト券が複数枚送られてきますので、必要に応じて細かく使えるのが便利な点です。

たまご券の株主優待におけるメリット

卵は毎日の生活の中で食べるものですので、たまご券はすぐに使えるというメリットがありおすすめです。他の金券と比べるとあまり流通していないため、それほど知名度はありません。

しかし、実際にはほとんどのスーパーで使えますので、使い勝手が良いというのもおすすめポイントです。少額の額面ですので、財布の中に入れておいて、卵を買いたい時にさっと出せばよいという、気軽さも魅力です。

また、たまご券を株主優待としている企業はかなり少ないため、狙いを絞るのが楽です。対象企業の業績や株価状況を見て、すぐに判断を下すこともできます。

また、株主優待を受けるための権利確定最低金額も低めです。数万円で権利確定となりますので、手持ち資金が多くない人にもおすすめできます。

また、株式投資初心者で、大きなお金をまだかけられないという人も、安心して投資できるのもおすすめな理由です。

たまご券の株主優待におけるデメリット

たまご券はとても便利な金券ですが、デメリットもいくつかあります。そもそも、あまりスーパーで買い物をしないという人にとっては、使いづらい株主優待となってしまうという点です。

また、たまご券には有効期限が付けられています。5年間の期限ですので、そうそう期限を超してしまうことはありませんが、あまり使わない人だと忘れて期限が切れてしまうこともあります。

有効期限のある金券というのは、換金しづらいという点もデメリットとなります。

もちろん、金券ショップでの取り扱いはありますが、ニーズがそう多くないこと、有効期限があるということで、他の商品券よりも安く買われてしまう傾向があります。そのため、換金を考えている人には不利となってしまうのです。

たまご券でおすすめの株主優待一覧!厳選2選!

「ホクリヨウ(1384)」

卵の生産と販売をしている企業です。自前で広大な敷地の農場を持っていて、ヒナの状態から衛生的な環境で育成しています。飼料にもこだわり、同社オリジナルの原料とブレンドで育成しているのも特徴です。

育成し卵を生産して、そのまま卸会社に提供しているという、無駄のないルートを持ち、コストを極限まで減らしているのがおすすめ理由です。

国内での知名度もシェアも高いですが、特に北海道エリアでは全体の50パーセント近くに及んでいます。

株主優待としては、100株保有で500円分のたまご券を贈呈しています。数万円で権利を持てますので、気軽に投資できるのもおすすめできます。

「イフジ産業(2924)」

鶏卵加工事業をメインとしています。特に卵黄、卵白の液、鶏卵加工品を生産しています。

様々な食品加工メーカーに卸していますが、製菓や製パン会社との取引が多くなっています。個人消費者向けの商品もありますが、多くはBtoBとなっています。

安定した供給体制があり、業績も堅実です。いろいろな分野に事業を拡大していますので、事業進出にも積極的という点もおすすめ理由です。たまご券が株主優待となっていて、100株保有で300円分がもらえます。

たまご券の株主優待のおすすめな利用方法

たまご券を贈呈している会社は、何らかの形で鶏卵生産や加工に関わっています。そのため、市場のニーズや価格、企業自体の業績などを見つつ投資を決めるのがベストです。

金券タイプの株主優待は他にもいくつもありますので、より投資のメリットが高いところ、お得になるところがどこかを比較して決めるようにしましょう。たまご券は知名度は高くありませんが、多くのお店で使えて便利です。ただ有効期限がありますので、贈呈されたらすぐに使う方が安心です。

株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

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株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。

また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。

ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。

また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。

上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。

【証券会社別:株購入額ごとの手数料】

証券会社 20万円以下 50万円以下 100万円以下
SBI証券 0円
(※アクティブプラン)
0円
(※アクティブプラン)
0円
(※アクティブプラン)
楽天証券 0円
(※いちにち定額コース)
0円
(※いちにち定額コース)
535円
松井証券 0円 0円 1,100円
マネックス証券 198円 495円 (成行注文)1,100円
(指値注文)1,650円
DMM.com証券 106円 198円 374円
ライブスター証券 106円 198円 374円
GMOクリック証券 107円 265円 479円

こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!


TOSHATOSHA

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです


株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券


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ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。

「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!

無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。

私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。

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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社

▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

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SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。

100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。

手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。

株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券


松井証券

松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。

また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。

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松井証券

まとめ

金券タイプの株主優待の中でも、それほどたまご券をプレゼントしているところは多くありません。その分、狙い目の企業ということでおすすめできます。

元々鶏卵関係の事業をしている上場企業はそう多くありませんので、投資に当たってのリサーチと判断がしやすいというメリットがあります。

毎日の生活に欠かせない卵をお得に買えるということで、もらってうれしい株主優待です。ちょっと変わった優待を狙っている人にもおすすめの銘柄でもありますので、要チェックです。