
従来型のエネルギー株は、一昔前までは安定したディフェンシブ株の代表格でしたが、時代の移り変わりとともにリスクが高まっています。
中長期的な目線で見れば、脱炭素社会への移行を目指した政治・経済・社会の動きは、石油や石炭などのエネルギー資源の減退をもたらします。
そのような中で、投資家としてリターンを得る為に重要なポイントは、再生可能エネルギーへ巧みににシフトし過渡期をサバイブできる成長企業の発掘です。
本記事では、再生可能エネルギーに着目した上で、今後も値上がりが見込める有望な米国株を紹介していきます。
長期保有に向く米国エネルギー株①サンパワー

同社は、太陽光発電設備のプラットフォームを提供する企業です。ソーラーパネルを設置したい業者が必要とする据付台や、モニタリングシステムに至るツールを供給しています。
加えてサンパワーが市場から有望視される要因は、同社が展開する太陽光のエネルギー貯蔵システム事業です。エネルギー貯蔵システムは商業用発電設備などで導入する顧客が増えています。
サンパワーの市場シェアは拡大を続けており、現場は赤字が続いていますが早晩黒字になると予想されています。
近い将来、太陽光発電が本格的に広まり、エネルギー貯蔵システムが普及するにつれて、同社の事業拡大及び株価は高まっていく可能性が高いです。
長期保有に向く米国エネルギー株②ハノン・アームストロング

ハノン・アームストロングは、いわゆるエネルギー企業ではなく再生可能エネルギーに関わるプロジェクトの資金調達を支援する金融企業です。
株式や債券によってスキームを組み、前途有望で将来性や収益性が高い再生可能エネルギープロジェクトへ投資しています。
同社の実際の投資先としては、風力発電タービン、政府関連のエネルギー効率化プロジェクト、住宅用太陽光発電設備が主力となっています。
同社の魅力は、そうした再生可能エネルギープロジェクトによってもたらされるキャッシュフローに伴う配当金です。
現時点では配当利回りは2%を超える程度の水準ですが、今後プロジェクトの増加での配当の増加することが見込まれます。
また再生可能エネルギー需要の高まりに応じて事業拡大、株価が上昇し、トータルシェアホルダーリターンが中長期的に高まっていくことが予想されます。
長期保有に向く米国エネルギー株③ブルーム・エナジー

ブルームエナジーは、米国において商業施設や電力会社向けに燃料電池を開発製造しています。
通常の燃料電池は、エネルギー源として天然ガスを利用しますが、同社の燃料電池はクリーンなエネルギーとして注目が集まっている水素を利用しています。
ブルームエナジーの燃料電池は、再生可能エネルギーである風力及び太陽光からえられる電力と水を活用して水素を発生させる装置を開発しており、生み出した水素が燃料電池の供給源になります。
再生可能エネルギーの大きな課題の一つとして、発電した電力の効率的な貯蔵が挙げられますが、同社の水素を中心に据えた燃料電池はこの問題を解決するソリューションとなるため、大きな期待が寄せられています。
長期保有に向く米国エネルギー株④ファーストソーラー

同社は、廉価な太陽光電池モジュールを開発・製造しており、再生可能エネルギー領域で事業を展開する企業です。
ソーラーパネルは、テクノロジーが日進月歩で進むため常に研究開発に資金を投入する必要があり、基本的には資本集約的な産業と言われます。
その中で同社の強みは、多額の現金保有であり、その金額は記事執筆時点で20億ドルを超える水準になっています。
この強みを活かして、新規の技術開発を外部に依存せず遅滞することなく数字にすることができ、大きなアドバンテージがありますので、今後の株価上昇が期待されている銘柄です。
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米国株取引でおすすめしたい証券会社トップ3
再生可能エネルギー関連銘柄を始めとする米国株は引き続き、世界で最も有望な投資対象であり、もし口座が無く取引ができないのであれば機会損失と言えます。
米国株を取引するにあたって重要なのが証券会社選びです。いかに有望な美国株銘柄を発見できたとしても、購入できなかったら意味がありません。
国内の証券会社において、米国株の取り扱い銘柄数にはかなりのばらつきがあります。また取引手数料の安さも重要です。
以下で、米国株の取扱数が豊富で手数料も安い証券会社をご紹介しますので、宜しければご参照の上、口座開設してみてはいかがでしょうか。
①SBI証券

ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、米国株の取扱数も随一でその数およそ2,200銘柄!
また米国株の手数料は2019年7月から0円で取引可能になっている点も素晴らしいですね。
口座開設したら利用できる米国株の企業情報ページも、投資に有用なレポートが1ページにまとまっていて、非常に使いやすく便利です。
米国株のみならず、中国・韓国・ロシア・アセアン株のラインナップも豊富で、外国株に興味がある人は必ず口座を開設した方が良いです。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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②DMM株

DMM.com証券は、米国株の取り扱いが900銘柄以上で、FAANGやバンガードといった人気銘柄をカバーしています。
最も優れている点は、国内株式と同じ取引ツールで米国株売買が可能なところです。また米国株投資情報も豊富で、専用コラムが用意されています。
今なら、口座開設から1か月間、米国株と国内株の売買手数料が無料になるお得なキャンペーンをやっていますので、この機会に口座開設してみてはいかがでしょうか。
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③岩井コスモ証券
米国株の取り扱いは相応にありアップルやツイッター、スターバックスなどの有名企業を扱っています。
米国株以外にも、日本では数少ないアセアン株を取り扱っている証券会社でもあります。
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まとめ
再生可能エネルギーは、グローバルペースで立つ炭素社会への脱却が叫ばれる中で、今後利用が進む可能性が非常に高い領域です。
こうした再生可能エネルギー関連企業は、伝統的な大手石油会社や電力会社にとっては脅威ですが、一夜にしてその代替となるわけではありません。
しかしながら、中長期的な目線で再生可能エネルギー領域が成長することはもう間違いないと言って良いため、現時点から関連銘柄を長期的な視線で保有しておくことは、将来的に大きなリターンを生むことにつながるでしょう