
本記事では、旅行関連の株主優待でおすすめの銘柄をご紹介しています。
旅行好きな人であれば、旅行(トラベル)関連の株主優待を狙うのも楽しい投資となります。それぞれの企業で主催しているツアー旅行にお得に行くことができたリ、提供しているサービスを割安もしくは無料で利用できたりします。
株主優待によって、今まで行ったことがないようなところに遊びに行くきっかけにもなりますので、生活を充実させることにもつながります。

いくつものおすすめ関連銘柄がありますし、旅行(トラベル)独特の特徴もありますので、まずはこのジャンルについての情報を集めることが重要です
旅行(トラベル)の株主優待とは?
旅行(トラベル)の株主優待は、企業がどんな形で事業を行っているかによって特徴が出てきます。企業自らがツアーなどを主催したり、旅客手段などを持っていたりするケースがまず挙げられます。
その場合は、その企業が提供している旅行サービスに利用できる優待が多く見られます。一方で、ツアー旅行や移動手段をサービスサイトなどで紹介したり、アレンジしたりする事業をメインとしている企業もあります。

その場合は、サイト内で使える割引券などが多い傾向にあります。まずは、対象企業がどんな事業を行っているのかを知ることが第一です
旅行(トラベル)の株主優待の種類
ほとんどの旅行(トラベル)関連の株主優待は、その企業が提供しているサービスの優待券となっています。優待券の種類としては、割引券や無料券などがあります。

ツアー旅行の割引というケースもありますし、何らかの移動手段の無料券ということもあります。グループ企業でレジャー施設やホテルを経営しているのであれば、その施設の利用が割引になるという優待をしているところもあります
旅行(トラベル)の株主優待におけるメリット
旅行関連サービスが割引になりますので、旅行好きな人にとってはうれしい優待です。
しかも、旅行(トラベル)の株主優待では、定額の割引というよりは定率での割引がほとんどです。高いツアー旅行や航空券を購入すれば、それだけ高い額の割引となるというのがメリットです。

また、ツアー旅行の割引に加えて、関連施設の入場券などがセットになっていることもあって、豪華な優待となるのもうれしいところです
旅行(トラベル)の株主優待におけるデメリット
旅行(トラベル)関連の株主優待は、旅行をしない人であればほとんど利用しないというのが一番のデメリットです。
乗り物の割引でも、一般的な移動手段に使える優待というよりも、レジャー用のものばかりです。また、施設の割引も場所が限定されますので、もしそこに行かないとなると優待を受けても使えないことになります。

株主優待狙いで投資するのであれば、果たして自分がそれを使うかということを考えて購入するのをおすすめします
旅行(トラベル)でおすすめの株主優待一覧!厳選6選!
「東海汽船(9173)」

海運事業をメインとしています。伊豆諸島におけるフェリー船や東京湾の旅客船運航などをしています。他にもホテルやレストランの運営もしています。
旅行(トラベル)の中でも、株主優待がかなり豪華なのがおすすめ理由です。同社運航の乗船割引が年間で10枚ももらえます。
しかも、割引率は35パーセントですので、優待利回りはかなり高いです。他にもツアー旅行割引券や、関連施設の割引券もあります。どれも5枚から10枚と、かなり枚数も多いのでお得感が強くておすすめです。
「ネクスグループ(6634)」

ECサイトの運営をしている企業です。その中には、旅行専門サイト「e-旅net」もあります。
先進の情報管理システムを開発、販売するという事業にも力を入れていて、勢いのある企業となっているのがおすすめポイントです。
株主優待は、同社の旅行サイトでの割引券がもらえます。国内旅行では5,000円、海外旅行では1万円までが割引となりますので、上手に使えば優待利回りが高いです。しかも、年に2回権利確定がありますので、旅行好きな人におすすめです。
「KNT-CTホールディングス(9726)」

旅行(トラベル)関連銘柄の中でも最大手となる「近畿日本ツーリスト」を持つ企業です。国内はもちろんのこと、世界中へのツアー旅行を販売していて、その宣伝媒体も新聞やネットなど幅広いのが特徴です。
堅調な業績を保っているので、堅調な投資ができるというのもおすすめな点です。株主優待の内容は、自社主催旅行割引券です。
ツアー価格によって割引金額が変わりますが、総じて5パーセント程度の割引となります。年に2回送付されますので、頻繁に旅行をする人にもおすすめできます。
「エイチ・アイ・エス(9603)」

海外旅行の面で高いシェアを誇る会社です。オンラインでの予約もできますし、店舗での問い合わせもできるのが強みです。
同社が主催するツアーも多く、旅行(トラベル)分野では幅広いサービスを展開しているのがおすすめしたい理由です。
そのため、同社が提供するサービスが割引になる株主優待も、幅広く利用できるのが特徴です。2,000円相当の割引券となり、年に2回送付されます。また、ハウステンボスへの入場割引など、うれしい特典もあります。
「日本航空(9201」

日本トップクラスの航空会社であるJALで、航空輸送だけでなくJALパックツアーなどの旅行(トラベル)事業も行っています。JAL本体の株主優待として国内線の全区間が半額になる優待券があります。
それに加えて、JALパックツアーの7パーセント割引券もあります。同社がおすすめな理由としては、知名度が高く人気企業にしては株主優待の権利取得金額が低めであるということです。
また、配当利回りも良い状態です。お得度が高いので投資にしても優待目当てでも、両方狙えるのがメリットです。
「富士急行(9010)」

電車やバスなどの運行の他、レジャー施設の運営もしています。「富士急ハイランド」や「ハイランドリゾート」などがあり、とても人気が高く来場者数も毎年好調です。
こうしたレジャー施設に行くことが多いという人におすすめできる関連銘柄です。というのも、こうした施設で使えるフリーパス引換券や施設割引券などが、たっぷりと付くからです。
しかも、電車やバスの全線で使える回数券もありますし、リゾート施設に併設されているホテルの割引券もあります。家庭を持つ人にもおすすめの株主優待となっています。
旅行(トラベル)の株主優待のおすすめな利用方法
旅行(トラベル)の株主優待は、企業が運営するレジャー施設や旅客サービスの割引券などが多いです。しかも、年に2回の権利確定というところが多い傾向にあります。
そのため、よく対象となる施設やサービスを利用する人が利用するのがベストです。

そして、定率割引の場合は、できるだけ高い旅行代金で利用することで、お得度がアップします。複数回行くのであれば、利用代金にも目を留めて優待券を使うと良いでしょう
その他の株主優待のおすすめ
株主優待はこちらの記事で紹介したものだけではありません。国内の企業が提供する株主優待は非常にバラエティに富んでいます。
以下の記事では、各株主優待ジャンルの中でおすすめできるお得な株主優待を提供している銘柄を選定しています。宜しければぜひご覧ください。
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株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。
また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。
ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。
また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。
上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。
【証券会社別:株購入額ごとの手数料】
証券会社 | 20万円以下 | 50万円以下 | 100万円以下 |
SBI証券 | 0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
楽天証券 | 0円 (※いちにち定額コース) |
0円 (※いちにち定額コース) |
535円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
マネックス証券 | 198円 | 495円 | (成行注文)1,100円 (指値注文)1,650円 |
DMM.com証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
ライブスター証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
GMOクリック証券 | 107円 | 265円 | 479円 |
こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券
ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。
「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!
無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。
100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。
手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券
松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。
また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。
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まとめ
旅行(トラベル)の株主優待は、旅行に頻繁に行く人にとってかなりうれしい特典が満載です。上手に割引制度を利用すると、かなりの割引額になりますし、複数の優待がセットになっていることが多いからです。

また、年に2回使えることも多いので、中期保有にもおすすめできるというのもポイントです。よく使うサービスや施設を踏まえた上で、業績の安定しているところに投資することでより効果的な投資ができます