【2021年最新版】東芝の株価は今後どうなる?今が買い時? | 株式投資アナリティクス@金融×戦略コンサル

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(株式投資アナリティクス編集部)

新型コロナウイルスの影響もあり、明日明後日の社会も不透明になりつつある現在ですが、嘆いてばかりもいられません。今は全体的に株価が低迷しているところも多く、見ようによっては投資をするチャンスとも言えます。

この記事では、2021年度、東芝の株価はどうなっていくのかを検討しました。東芝の株は、はたして今買い時なのか。それを見ていきましょう。

企業・ビジネスの特徴

株式投資をする前に、まず東芝がどのような企業なのか確認しましょう。東芝の事業領域は多岐に渡っており、その内容は様々です。電池事業・インフラシステムソリューション・エネルギーシステムソリューション・リテール&プリンティングソリューション・ビルソリューション・デジタルソリューション・デバイス&ストレージソリューションといった事業領域を展開しており、多種多様な製品やサービスを全世界に提供しています。

東芝の事業領域を並べてみても、名称だけでは具体的なイメージを持ちにくいかもしれません。たとえばエネルギーシステムソリューションは、火力・原子力・再生可能エネルギーといった発電システムから、送配電システムも配備しています。こういったエネルギー産業は長期的な需要を見込むことができ、この領域における事業は比較的安定感があります。また、再生可能エネルギーの普及に貢献していることは先進的と言えるでしょう。

ビルソリューションの領域では、エレベーター・オフィス照明・エスカレーターなど、現代社会の必須機器をカバーしています。東芝の製品は高い省エネ性能を持たせることで環境面に配慮されており、その上で快適性や安全性を追求しています。現代社会ではこれらの機器はなくてはならない存在のため、こちらも需要が落ち込む可能性の低い、安定性のある事業と言えます。

また、見慣れない言葉であるリテール&プリンティングソリューションでは、オートIDシステムやインクジェットヘッド、MFP(複合機)といった顧客現場における機器を手掛けています。POSレジに使われているPOSシステムも含まれているので、身近に感じる人もいるかもしれません。こちらも長期的に需要の継続が見込める上、都度ニーズに対応した新製品を出していくことも可能な潜在能力のある事業領域です。

社会に不可欠と言えばインフラです。インフラシステムソリューションでは、上下水道・道路・電波・鉄道交通・通信・放送システムなど、まさに社会になくてはならないものの多くをカバーしています。今後の社会がどう変化していくにせよ、何らかの形で生き残る可能性が高い事業領域でもあり、需要が手放される見込みはまずないと言ってもいいでしょう。

東芝グループの事業は社会になくてはならない部分をカバーしている面が多く、急激な需要・株価の低下がしづらい傾向にあります。そのため、大きな樹木のようなどっしりとした安定感が事業の特徴として挙げられます。

直近の主要な動向

2021年3月期 第2四半期決算短信を見てみましょう。まず2021年3月第2四半期における売上高が1,371.385(百万円)・△19.9パーセント、営業利益が3,114(百万円)・△94.0%、税引前四半期純利益が20,051(百万円)、株主に帰属する四半期純利益が3,493(百万円)です。2020年3月期 第2四半期では、売上高が1,711.400(百万円)・△3.7、営業利益が52.053(百万円)・△646.2%、税引前四半期純利益が△112,173、株主に帰属する四半期純利益が△145,146(百万円)です。数値だけを見ると、全体として悪くはないと言えます。

東芝に関連するニュースでは、東芝株が3年半ぶりに上昇率を出したことが挙げられます(2021年1月25日時点)。これは失敗してしまった米原子力発電事業から脱却し、東証1部市場への復帰が決定されたことによるものです。指数取引によって株式需要が増加すること、またそれを見込んだ買いが行われました。株価も、一時的とはいえ、前週末比16%高になる3445円を記録しています。また、東京証券取引所は、1月22日に、現在東芝が上場している2部市場ではなく、同月29日付で1部市場に指定すると発表しました。これは約3年半ぶりの復帰となり、東芝株にとっては明るいニュースと言えるでしょう。今後も需要の高まりが見込めるかもしれません。

今後の株価推移予想・投資判断

東芝の株価は今後どうなっていくのか、正確なことを断言することはできませんが、一部の証券アナリストは、2月25日と4月28日にそれぞれ約16日分、約5.4日分の需要が発生するとも見込んでいます。つまり、今後も東芝株の需要は増加していくと見込まれているのです。

エネルギー事業やエレベーター等の必須機器を手掛けている事業内容を鑑みても、少なくとも今の段階で需要が落ち込む可能性は低く、今後も安定した基盤を維持し続けることが予測されます。個人投資家や証券アナリストの中には今が狙い目と考えている人もいるでしょう。彼ら彼女らの意見を参考にするのもいいかもしれません。ただし、投資をするかしないか、最終的に決めるのは個人の意思です。投資判断には常にリスクと責任が付きまとうということは覚悟しておきましょう。

投資する上で想定される当社の事業リスク

東芝の事業は社会にとって欠かせない部分をカバーしており、このままの社会が継続されるのであれば、急激な需要の落ち込みが起きる可能性は低いでしょう。ただし、現在は新型コロナウイルスの影響を考えなければいけません。たとえば、仮にテレワーク率が九割を超えたとしたら、オフィス関連の製品や、エレベーターなどの必要機器の需要が低下してしまいます。

東芝にはエネルギー事業やインフラ事業もあるため、会社の基盤が揺らぐほどの打撃になるとも限りませんが、それでもそうなった場合株価への影響は避けられないでしょう。可能な限りリスクを減らすためには、政治や社会環境の動向も決して無視できません。東芝は社会に根差した事業を行っている分、今後の社会がどう変化していくのかを注意深く観察していく必要があります。

まとめ

東芝の株価は今後どうなるかを検討してきた結果、全体として上がる見込みはある、という結論に行きつきました。ただし、上がるからこそのリスクもあります。それは「上がってからでは買えなくなるから」と焦ってしまうことです。現在は特に何が起きるのかわかりません。「上がるかもしれない」というひとつの可能性だけを見て直感的に決めるのではなく、よく吟味していきましょう。

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