【2021年】「遠隔医療」関連銘柄のおすすめ一覧!厳選5銘柄

この記事では、遠隔医療に関連して今後成長および株価上昇が見込めるおすすめ銘柄を紹介しています。

デイトレードなどの株式投資にトライするときは、テーマ株の銘柄を選ぶのもひとつの選択肢です。たとえば、今回取り上げる「遠隔医療」などは、株価の上昇が見込まれているテーマです。

2021年は、コロナウイルスの感染拡大に端を発する世界的な経済活動の停滞により株式相場は苦境を迎えています。

しかし乍ら、エントリーのタイミングは留意する必要があるものの、相場全体が下落して株価が割安になった局面は仕込みのチャンスです。底入れの時期を見計らって利益獲得のチャンスを狙いところです。

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またコロナウイルス対策での外出自粛、感染防止のための遠隔診療の活用をきっかけとして遠隔医療は大きく普及する蓋然性が高まっています。その意味でも、遠隔医療関連銘柄をチェックする意義は大きいです

遠隔医療の概要

この記事をご覧頂いている方はご存知かとは思いますが、「遠隔医療」は、インターネットを中心とした様々な通信技術を用いて遠隔地から行う診療のことです。

一般社団法人の日本遠隔医療学会では、「遠隔医療」の定義を「通信技術を活用した健康増進、医療、介護に資する行為」と公式サイトで紹介しています。

【外部サイト】日本遠隔医療学会

ネット回線をはじめ、テレビ電話や衛星通信システムは、代表的な遠隔医療の通信手段です。

また同学会では、遠隔医療を2つのタイプに分類しています。

1つ目のタイプは、患者と主治医との間で行われる遠隔診療(Telecare)です。主治医と専門医との間で実施される遠隔医療(Telemedicine)は、2つ目のタイプに分類されます。

遠隔診療(Telecare)は、患者がテレビ電話などを利用して自宅にいながら主治医の診察を受ける診療のスタイルです。

一方、CTやMRIの画像診断、細胞の病理診断などを主治医が専門医に依頼して、コンサルテーションを受けるのが遠隔医療(Telemedicine)の典型的なパターンです。

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このほか、一般の人がインターネットを利用して医師に健康相談ができるサービスなども、遠隔医療の一つと言えます

遠隔医療における関連銘柄の株価が上昇を見込める理由

「遠隔医療」の銘柄は、複数の要因で株価の上昇が見込まれます。

まず第一に、全国的に超高齢化社会を迎える「2025年問題」が挙げられます。後期高齢者が大幅に増える2025年以降は、医療機関での高齢者の入院治療が困難になる恐れがあります。

こうした情勢から、政府でも従来から「遠隔医療」を積極的に後押ししている状況です。

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厚生労働省ウェブサイト

遠隔医療については、医療の質の向上・患者の利便性の向上・離島やへき地などにおける医療の地域差の是正等、地域医療の充実の観点から重要と位置付け、

・厚生労働科学研究費補助金による研究に対する助成

・遠隔病理診断(術中迅速病理診断 )・遠隔画像診断等に対する診療報酬上の評価

・遠隔医療のための情報通信機器への補助事業

・医師等医療従事者に対する、遠隔医療に関する正しい知識や技術の取得を目的とした研修事業

などの施策に取り組んでいます。

厚生労働省ウェブサイト

診療報酬改定によって、「オンライン診療料」などの診療報酬のカテゴリーが新たに加わったことからも、「遠隔医療」の導入を推し進める国の姿勢が窺えます。

第二に、地域間での需要と供給のアンマッチを解消する有効な手段として遠隔医療が期待されており、関連銘柄の株価上昇が予想されています。

地方では医師不足が深刻な社会問題になっています。「遠隔医療」であれば場所を選ばず遠隔地にいる医師からでも診療を受けることができ、医療の地域格差を減らす方法として注目されています。

第三に、こうした潮流を受け「遠隔医療」に携わる企業も増加しています。たとえば、NTTドコモでは、「遠隔医療」の通信に活用できる次世代通信規格の5Gを実用化しています。

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地域によって生じる医療格差が減らせる「遠隔医療」のサービスは、今後もニーズが増していく可能性が高いです。医療のプラットフォームサービスなどを運営する企業の銘柄は、株価が上昇傾向にあります

また新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府はオンライン診療を初診まで許容する方向で検討しており、遠隔医療の普及に更なる追い風が吹いています。

遠隔医療関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄

遠隔医療の概要や、関連する銘柄が有望視される要因を見てきました。ここからは、具体的な銘柄をご紹介していきます。

遠隔医療関連のおすすめ銘柄①:オプティム

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「遠隔医療」の銘柄で有望視されているのが「オプティム」です。東京都港区に本社を置く株式会社オプティムは、AIシステムの開発を行うソフトウェア会社です。

同社では、遠隔操作のソフトウェア開発を数多く手掛けてきました。スマホを使って医師の診断が受けられる「ポケットドクター」は、同社がMRT株式会社と共同で開発した製品です。

「オプティム」は2020年2月の時点でも株価が高く、今後も遠隔医療の普及に伴って事業を拡大し、株価が継続的に上昇していく蓋然性が高い銘柄です。

遠隔医療関連のおすすめ銘柄②:MRT

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MRT株式会社は、インターネットを介した非常勤医師の紹介サイトを手掛ける企業です。東京大学医学部附属病院に勤務する医師の互助組織を母体としています。

前述のオプティムと提携し、ポケットドクターで診療を受けることができる医師を紹介しています。

【ご参考サイト】「ポケットドクター」

遠隔医療の普及期待およびオプティムとの事業提携から2019年の後半から徐々に株価が上昇しており、以後の値動きにも期待が持てます。

遠隔医療関連のおすすめ銘柄③:エムスリー

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「エムスリー」は、医療従事者のためのポータルサイトやインターネットで医師に質問ができるサイト「AskDoctors」を運営しています。

「AskDoctors」はオンライン上で医師に気軽に質問ができるプラットフォームとして今後利用者を伸ばしていく可能性が高いです。

またエムスリーはLINEと提携しオンラインで医師に健康相談ができるサービスをリリースしています。

LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)と、エムスリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:谷村 格、以下エムスリー)の共同出資により設立した合弁会社「LINEヘルスケア株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:室山 真一郎)」は、いつでも全国の医師にLINEで相談することができるオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」を提供開始、チャット形式で医師に相談できる「いますぐ相談する(相談を予約する)」と、テキストメッセージ形式で詳しく医師に相談できる「あとから回答をもらう」といった2種類のオンライン健康相談を本日よりスタートいたしましたので、お知らせいたします。

医療知識を持たない一般の方が、それらの情報だけを頼りに自分で症状を判断し、正しい処置を行うことは難しく、医療従事者からは「医療など専門性の高い分野の情報については、まずは専門家に相談してほしい」という声も多くあがっております。

一方、医師の地域偏在によって生じる地方の医師不足や高齢化社会による患者数増加、医療機関での待ち時間の増加も問題視されるなど、医師側・患者側双方における課題解決が求められております。

そのような中、医療と人を最適な距離に近づける第一歩として、健康に関する悩みや不安を、いつでも全国の医師にLINEで相談することができるオンライン健康相談サービス「LINEヘルスケア(β版)」の提供を開始いたします。

エムスリー:プレスリリース
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こうしたソリューション・サービスで、国内での遠隔医療の普及拡大に伴って利用者数が増え、エムスリーの事業が拡大する期待が高まっています

遠隔医療関連のおすすめ銘柄④:ブイキューブ

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「ブイキューブ」は、テレワークやネット会議のシステムを開発している企業です。同社が開発したビデオ通話のシステムは、オンラインの服薬指導アプリにも導入されています。

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遠隔医療の進展期待を背景に「ブイキューブ」は株価がじわじわと上昇し始めています

遠隔医療関連のおすすめ銘柄➄:メドピア

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「メドピア」も、遠隔医療関連のサービスを提供する有望銘柄の一つです。同社は、医師専用サイトである「MedPeer」や遠隔診療サービスの「first call」を運営しています。

「first call」は評判も上々で、利用者の8割が「利用して良かった」と評価しています。今後、遠隔医療の普及進展にともなってユーザー数を増大させていく可能性は高いです。

遠隔医療関連の銘柄で想定されるリスク

「遠隔医療」の関連銘柄は総じて株価上昇が見込まれますがリスクも存在します。例えば、遠隔医療の問題点が取り沙汰されて、想定ほど普及が進まなくなるリスクです。

遠隔医療に伴う問題や懸念として、質が低いオンライン診療が蔓延する可能性や、診療システムを開発する企業技術不足が挙げられます。従って、遠隔医療そのものに、慎重な見方をする有識者もいます。

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相談サービスなどを提供する企業の銘柄は、利用者からの評判が悪かったり何らかのトラブルが生じたりすると、一気に株価が下落するケースもあり注意が必要です

遠隔医療の関連銘柄を購入するタイミング

中長期的な視点で遠隔医療関連銘柄を保有する場合、PERやPBRの水準が高いタイミングでの購入はおすすめできません。

遠隔医療は中長期的に普及拡大が見込まれる為、株価が割安になったタイミングで仕込むのがベターです。

一方で、短期視点で保有する場合は、本記事のおすすめ銘柄等をモニタリングしておき、イベントやニュースリリースが発生した際に購入を検討するのが良い方法と言えます。

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世間の注目度が高い遠隔医療は、新製品やサービスがニュースで取り上げられたり、他社と提携して新製品の開発を始めたりした時が好機です

その他のテーマ株のおすすめ

昨今の時流に乗り、株価が急上昇する可能性を秘めたテーマ株は本記事のテーマだけではありません。本ブログでは、多岐に亘るテーマの注目銘柄をご紹介しています。

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様々な分野のテーマに投資することでリスク分散の為のポートフォリオを構築することをおすすめします

テーマ株狙いのように株式投資で大きなリターンを獲得したい人向けの記事

本記事のようなテーマ株を調査分析している方の中は、今後大きく株価が上昇しハイリターンが狙える銘柄をお探しの方が多いのでは無いでしょうか。

そのような方は、テンバガーや低位株、新興小型株の銘柄を紹介している、本ブログの以下記事もご参考になるかと思いますので、宜しければ是非併せてご覧ください。

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まとめ:株価上昇が見込まれる「遠隔医療」の銘柄は吟味して選ぶ

「遠隔医療」の関連銘柄は、先述の通り株価上昇が期待される有望なテーマです。ただ、株価の値動きはミクロな企業動向のみならずマクロ環境変化によっても大きく変動する可能性があります。

株式投資の大原則でもありますが、遠隔医療の関連銘柄に投資する時は、サービスの競争優位性など銘柄を吟味することが大切です。有望な市場であるがゆえに、企業による競争環境も激化していくことが予想されます。

加えて、リスクを洗い出す意味でも遠隔医療を取り巻く社会的な情勢もチェックしておきましょう。