
本記事では、サプリメント関連の株主優待でおすすめの銘柄をご紹介しています。
サプリメントはいまや健康食品の枠を越えて美容や体の鍛錬などさまざまな目的で活用されるようになっています。
高齢者の健康対策、女性の美容、子供の成長を促す健康補助…こうなると世代・性別を超えて必要とされているといっても過言ではないでしょう。それだけに株主優待としても魅力ある選択肢と言えます。
株主優待の観点から見るとどの企業・銘柄がサプリメントを贈呈品として用意しているかがポイントとなるでしょう。

食品メーカー、医薬品メーカー、美容メーカー…いまやさまざまな業種がサプリメントに参入している状況だけに選択肢も多彩です。ひとつの業種に限定せずにいろいろな銘柄をチェックしていきたいところです
※本記事では株価動向ではなく優待内容で銘柄をぴっくあっぷしている点ご留意ください
サプリの株主優待とは?
サプリメントを贈呈している株主優待のことです。
近年では健康目的はもちろん、美容目的でもサプリメントを日常的に摂取している人が増えており注目のアイテムとも言えます。

それだけに株主優待としても魅力を感じている人も増えているようです
サプリの株主優待の種類
そんなサプリメントの株主優待はさまざまな種類に分けることができます。まず導入文でも少し触れた「どのメーカー・業種が用意しているか」です。
食品メーカーの場合にはやはり健康食品としての面が強いサプリメントを用意していることが多く、医薬品メーカーは健康食品だけでなく医薬品として扱われるサプリメントを用意している傾向が見られます。
そのため食品メーカーに比べると特定の目的への効果が期待できるものが多いとも言えるでしょう。
さらに近年増えているのが美容関連を扱っているメーカーです。美容に役立つ栄養分を効率よく摂取する選択肢としてさまざまなサプリメントが用意されています。
これらの中からどの業種を選ぶか。自分の目的やそれぞれの会社がサプリメントを発売するうえでのコンセプトなども意識しながらチェックしていくことになるでしょう。
それから株主優待の内容によっても種類に分けることができるでしょう。自社製品を贈呈するタイプが多いですが、その場合でも特定の商品を贈呈するタイプと、カタログの中から好きな商品を選んで贈呈するタイプがあります。
また自社製品に対して使うことができる優待券や割引券を贈呈するタイプもあります。無料でもらえるタイプだけでなくこうした割引購入ができるタイプも見逃せないでしょう。
さらにサプリメント以外の製品も株主優待にラインナップしているタイプもあります。
サプリメント以外にもさまざまな事業を手掛けているところも多いため、化粧品や食品、さらにはスポーツクラブの優待券などの選択肢の中から選ぶ形が見られるのです。

このようにかなりバラエティに富んでいるのがサプリの株主優待の特徴ともいえるでしょう
サプリの株主優待におけるメリット
株主優待におけるサプリメントのメリットとしてはもちろんサプリメントを無料で、あるいは優待で手に入れることができる点です。
世に出回っているサプリメントの中にはかなり高価なものもありますから、このように優待は大きなメリットになるのは間違いないでしょう。
また、まだ飲んだことがないサプリメントを試してみるという点でも魅力的です。

安くはないサプリメントをお金を出して買って合わなかった場合、まるまる損になってしまいます。そこで株主優待でもらって試してみる、といったことができるのです
サプリの株主優待におけるデメリット
サプリの株主優待ではデメリットにも注意しましょう。まず短期間では効果を実感するのが難しい点。
味で評価できる食品や出来栄えで評価できる化粧品とは違い、なかなか目に見える効果を確認しづらいのがサプリメントの弱点でもあります。
株主優待でもらった程度の分量では本当に自分に合っているのかどうか判断しづらいのです。
それから飲み合わせや相互作用にも注意が必要です。複数のサプリメントを株主優待でもらったからといって片っ端から飲んでみるというわけにはいきません。

相性が良くない栄養分の組み合わせの場合は飲むことができない可能性があり、せっかくもらっても無駄になってしまいかねません
サプリでおすすめの株主優待一覧!厳選6選!
①ヤクルト

サプリでおすすめの株主優待としてはヤクルトがまず挙げられます。
乳酸菌飲料でおなじみのこの会社、乳酸菌は性別・世代にかかわらず現代人に求められている栄養分だけにだれがもらってもうれしい面があるのが魅力です。
株主優待では自社製品の詰め合わせなどが用意されています。
②ロート製薬

それから製薬会社ではロート製薬。ここの株主優待でおすすめなのは自社製品の詰め合わせが贈呈されるだけでなく、自社の通販で利用できる割引制度を選ぶことができる点です。
こちらの場合はサプリメントだけでなくロート製薬の医薬品もゲットできるのでケースバイケースで利用できます。
③ファンケル

化粧品会社ではファンケルがまずおすすめです。若い女性の間で人気の高い化粧品を多数ラインナップしているだけでなく、男性の間で人気のあるサプリメントも用意しています。
株主優待では自社製品の贈呈が行われていますが、そのラインナップが非常に豊富で楽しんで選びながら決めていけるのがおすすめのポイントです。なお株主優待の形で東日本大震災への寄付も可能です。
➃小林製薬

製薬会社ではもうひとつ小林製薬もおすすめとして挙げられます。
ここでも自社製品の詰め合わせに加えてオンラインショップでの割引券が株主優待として用意されています。
また、300株以上を3年以上保有していることで東日本大震災からの復興支援を目的としたお得な株主優待も用意されています。
➄キリン堂ホールディングス

関西を中心にドラッグストアを展開しているキリン堂ホールディングスも見逃せないおすすめの銘柄です。
おすすめのポイントは店舗や通販で利用できる買い物券やポイントが贈呈される点です。
そのため自社製品だけでなくさまざまなメーカーのサプリメントをお得にゲットする機会に恵まれます。
なおキリン堂プライベートブランドの商品もあるので見逃せないでしょう。
⑥ティーオーシー

ほかではスポーツクラブなど商業施設を展開しているティーオーシーも意外な選択肢としておすすめです。
この会社にはグループ企業に製薬会社を擁しており、株主優待としてサプリメントを用意しています。
サプリの株主優待のおすすめな利用方法
おすすめな利用方法としてはおもに2つ考えられます。まず日ごろ使っているサプリメントを補充する方法。
サプリメントは継続して使うことが大前提ですから、こうした形でゲットすることで日ごろの出費を軽減することができます。
もうひとつはメリットの部分でも触れましたが、新しいサプリメントを試してみる機会にする方法。
決して安くはない製品もありますから、これを機会に試してみてよさそうな自腹で購入して使ってみる。そんな機会に役立てることができるでしょう。

保存がきくのでプレゼントにも向いています。例えば両親にいつまでも元気で、との思いを込めてサプリメントをプレゼントすればよい贈り物になるはずです
その他の株主優待のおすすめ
株主優待はこちらの記事で紹介したものだけではありません。国内の企業が提供する株主優待は非常にバラエティに富んでいます。
以下の記事では、各株主優待ジャンルの中でおすすめできるお得な株主優待を提供している銘柄を選定しています。宜しければぜひご覧ください。
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株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。
また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。
ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。
また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。
上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。
【証券会社別:株購入額ごとの手数料】
証券会社 | 20万円以下 | 50万円以下 | 100万円以下 |
SBI証券 | 0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
楽天証券 | 0円 (※いちにち定額コース) |
0円 (※いちにち定額コース) |
535円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
マネックス証券 | 198円 | 495円 | (成行注文)1,100円 (指値注文)1,650円 |
DMM.com証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
ライブスター証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
GMOクリック証券 | 107円 | 265円 | 479円 |
こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券
ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。
「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!
無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。
100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。
手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券
松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。
また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。
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松井証券
まとめ
食品として捉えるか、医薬品として捉えるか、さらに美容アイテムとして捉えるか。目的によって銘柄選びの段階で違ってくるのがサプリの株主優待の特徴です。
株主優待をメインに銘柄選びをする場合にはかなり範囲を絞って検討していく必要もあるかもしれません。
自分が欲しいサプリメントを用意している銘柄、または自分が今抱えている健康・美容上の悩みに役立ちそうなサプリメントを用意している銘柄をチェックする、そのうえでその銘柄が投資先として魅力的なのか。
よく考えたうえでのチェックも必要になりそうです。