
こちらの記事では、文房具に係る株主優待を付与している銘柄のなかでおすすめを紹介しています。
文房具が若い女性を中心に人気を集めていることもあって株主優待の選択肢として関心を持つ人も増えているようです。
会社の備品を使えばいい、という時代ではなく自分に向いている、満足感や楽しみを持ちながら使える文房具が欲しい。そんなニーズが増えているなか、さまざまな文房具が次から次へと市場に投入されている状況です。
そうなると株主優待でも最新の製品や人気の製品をもらえるかどうかが銘柄を選んでいくうえでの一つの選択肢となるでしょう。

単なる消耗品、事務用品として扱うのではなく、特別な魅力を備えたアイテムとしての意識も踏まえたうえで株主優待の内容をチェックしていく必要も出てきます
※本記事では、業績や株価動向は考慮せず優待の内容のみで銘柄を紹介しています
文房具の株主優待の概要

株主優待として文房具をもらうことができるわけですが、その内容はメーカー・銘柄によって異なります。
とくに現代では文房具のカテゴリーが広くなっており、女性に人気のあるおしゃれなアイテムから、デジタル文具までを含みます。ですから好みによって株主優待の評価が変わってくる傾向が見られます。
ペンや消しゴムなどの消耗品はもらって困らないメリットがあるわけですが、そのデザインや機能によってはあまり使い道がない、使うのをためらってしまうというケースも出てくるわけです。

若い女性をターゲットに開発された文具を40代のサラリーマンが使うのは少々ためらわれる…といった具合です。そうなると日用品や家庭用品とは違い、メーカーや内容をよく吟味したうえで選ぶ必要も出てくるわけです。この点が現在の文房具の株主優待の特徴と言えるでしょう
文房具の株主優待の種類
このように市場にはさまざまな文房具が並んでいるため、株主優待の種類も多彩になっています。まず典型的なのが文房具を製造しているメーカーが自社製品を贈呈するタイプです。
一方文房具を多く手掛けている店舗を展開している企業が贈呈するタイプもあります。後者の場合はさまざまなメーカーの製品から選べるのが魅力ですが、前者に比べると特別なアイテムなどが含まれていない傾向が見られます。
前者の場合は自社製品の魅力を知ってもらう目的もあるため、ロングセラー製品から話題の新製品までバラエティに富んだ内容になっていることが多く、その会社が好きな人にとっては最高の株主優待になりますし、日ごろ最新の製品を細かくチェックしている文房具好きにとっても魅力的です。
もうひとつ種類で注意したいのが扱っている商品の内容です。筆記具をメインにしているところ、ノートをメインにしているところ、さらに文房具系の雑貨をメインにしているところなど、同じ文房具の株主優待でも品揃えが大きく異なる場合もあります。

先程少し触れたようにデザインやターゲットによる違いも無視できません。若い女性の間で人気のあるアイテムを揃えた株主優待セットと、実用的な事務用品をメインにそろえたセットでは好みがずいぶんと違ってくることになるからです
文房具の株主優待におけるメリット
こうした種類の違いはメリットの違いももたらします。純粋に文房具を消耗品・日用品として捉えている方にとっては「無料でゲットできて出費を減らすことができる」点が最大のメリットになるでしょう。
一方雑貨やおしゃれ、最新の機能など多彩な文房具の魅力を好んでいる人にとっては「話題の新製品や人気アイテムをゲットできる」特別な価値を持つ株主優待になります。後者の方がメリットが大きく感じるのは当然といえば当然でしょう。
また文房具は製品ごとに、メーカーごとに使い心地に違いがありますから、いろいろなメーカーの文房具を株主優待でゲットしたうえで「使い比べ」ができるのもメリットと言えます。

文房具好きの友達同士での格好の話のネタになるでしょうし、SNSの投稿にも向いているでしょう。友達同士で株主優待でゲットした文房具を持ち寄って交換するなどの楽しみも味わえます
文房具の株主優待におけるデメリット

デメリットとしては「そんなにもらっても使わない」点が挙げられます。文房具が好きで日ごろから複数のアイテムを使いこなしている人はともかく、ひとつのアイテムを使えるだけ使い倒すタイプの人にとっては「ペンを何本ももらっても、ノートを何冊ももらっても使わない」というデメリットになりがちです。
場所をとらないので困らない一方、机の中に使う機会のない文房具が溜まっていく…といったことも起こりえます。もらっても困らない一方、たくさんもらってもあまりうれしくない。文房具にはそんな面もあるのです。
文房具でおすすめの株主優待一覧!厳選5選!

やはり文具メーカーの株主優待が一番のおすすめです。その会社の定番製品、最新の製品をもらうことができるのですから文房具好きにとっては見逃せないでしょう。
おすすめではまず①コクヨ。主力製品でもあるキャンパスノートのほか、シャープペン、スティックのり、マスキングテープカッターなどの中から贈呈してもらうことができます。とくにキャンパスノートは実用性に優れ、世代や性別を問わず役立つので「外れの少ない」おすすめの株主優待と言えるかもしれません。
それから②パイロットコーポレーションも見逃せないおすすめ銘柄です。「フリクション」や「ドクターグリップ」など人気の高い筆記具を多数扱っているメーカーです。
ここでは「実用筆記具セット」と「株主限定仕様の高級筆記具セット」の2種類の株主優待を用意しているのが大きな特徴です。おなじみの文具が欲しい人なら実用筆記具セット、特別なアイテムが欲しい人には限定仕様のセットがピッタリです。
限定品が好きな人にとっても見逃せない選択肢となるでしょう。なお実用筆記具セットは100株以上保有で、限定の高級筆記具セットは1000株以上の保有でもらうことができます。後者はややハードルが高くなりますが、ぜひとも欲しい!という文具好きも多いはずです。
事務用品で人気の高い③キングジムは男女を問わずおすすめできる株主優待を用意しています。リングノートやジャケットホルダーなど、オフィス用品としても使用でき、サラリーマンの日常のアイテムとしてもピッタリな文房具を取り揃えています。
知名度の高いメーカーのわりには株価はそれほど高くなく、株主優待の権利取得のハードルが低めなのも魅力です。はじめて文房具の株主優待を目当てに株を購入してみようと思っている方は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
文具メーカー以外では100円ショップでおなじみの④キャンドゥも株主優待に文房具を用意しているおすすめ銘柄です。事務用品から子供向けまで幅広い文房具を扱っている店舗だけに幅広い選択肢のなかから選ぶことができます。文具メーカーと比べると高級感や特別感に欠ける面がありますが、お得感の点でとても魅力的な選択肢です。
それからデジタル文具、タッチペンを株主優待として用意している➄ミナトホールディングスもおすすめの株主優待として挙げておきましょう。この会社はSDカードやATM用のタッチパネルなどを製造・販売している会社で、株主優待としてタッチペンのほか、マイクロSDカードやクオカードなども用意しているのでおすすめです。

ケースバイケースで好きな者を選べるのも魅力です。アナログ文具よりもデジタル文具を利用する機会が多い人はチェックしてみるとよいのではないでしょうか
文房具の株主優待のおすすめな利用方法
消耗品として扱うか、思い入れのあるアイテムとして扱うかによっておすすめの利用方法も違ってきます。
前者の場合はたくさんの製品をもらえる株主優待をうまく利用して文具代の節約を目指すのが一番賢い方法となるでしょう。

一方後者は自分が欲しいアイテムがもらえる株主優待を厳選して利用することになります。新製品が発売される時期に合わせて株主優待を狙う、といった戦略も検討してみましょう
その他の株主優待のおすすめ
株主優待はこちらの記事で紹介したものだけではありません。国内の企業が提供する株主優待は非常にバラエティに富んでいます。
以下の記事では、各株主優待ジャンルの中でおすすめできるお得な株主優待を提供している銘柄を選定しています。宜しければぜひご覧ください。
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株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。
また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。
ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。
また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。
上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。
【証券会社別:株購入額ごとの手数料】
証券会社 | 20万円以下 | 50万円以下 | 100万円以下 |
SBI証券 | 0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
楽天証券 | 0円 (※いちにち定額コース) |
0円 (※いちにち定額コース) |
535円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
マネックス証券 | 198円 | 495円 | (成行注文)1,100円 (指値注文)1,650円 |
DMM.com証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
ライブスター証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
GMOクリック証券 | 107円 | 265円 | 479円 |
こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券
ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。
「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!
無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。
100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。
手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券
松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。
また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。
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まとめ
日ごろ文房具をどのように位置づけで使っているのか、どんな文房具を好んでいるのかによっておすすめの株主優待の評価にかなり違いができます。

文具メーカーの優待制度がメインになるのは間違いありませんが、それ以外にもいろいろなメーカーの株主優待をチェックしつつ、自分が欲しい文房具をゲットできる銘柄を探したいところです