
この記事では、全固定電池に関連して今後成長および株価上昇の可能性があるおすすめ銘柄を紹介しています。
「全固定電池」は従来の電池が持つ欠点を改善した、次世代の電池として研究されている電力機器です。
電気自動車の普及に伴い、各国の自動車メーカー・化学メーカーが開発を進めており、全固定電池の実用化に期待をよせる多くの企業・個人が注目しています。

本記事では、全固定電池の開発により株価上昇が期待できるおすすめの銘柄を紹介します
全固定電池の概要
従来の電池は、「有機電解液」と呼ばれる液状の電解質を使用して電気を伝導していました。
しかし、この電解質は液体であるために様々な欠点を抱えており、電解質の蒸発や分解、破損による液漏れなどの危険性がある他、発火する恐れもあるなど安全とは言えません。
さらに、放電に伴いエネルギーを作り出すための硫黄正極が液内に溶出してしまうため、放電・充電のサイクルを繰り返す毎に蓄電性が劣化するため、長期間にわたって品質を維持することが出来ません。
これらの問題点を解決するべく、電解質を「固定すること」で安全性・蓄電性の向上を試みたものが「全固定電池」です。
しかし、未だ開発途上の段階にあり、数多の開発者・研究者が設計に挑んだものの、製造から実用化まで至った成功例はほんの一割しかありません。

実は、その数少ない成功を掴んだ企業・メーカーが国内に存在し、全固定電池の開発によって株価上昇が期待できると注目されているのです
全固定電池における関連銘柄の株価が上昇を見込める理由
全固定電池は未だ開発途上の段階でありながら、既に製品として開発プロジェクトを進めている企業が増えています。
特に顕著なのが、電気自動車向けのバッテリーとして開発を進める自動車メーカーの動向で、「東北大学」を始めとした大学や研究機関の協力を仰ぎつつ共同開発を行っています。
電気自動車の普及とともにEV向けのポスト・リチウムイオン電池が脚光を浴びるようになると、2019年10月に全固定電池の銘柄人気集計がランキング5位に上昇、「トヨタ自動車」や「三櫻工業」など自動車メーカーの銘柄が上位に食い込むなどの動向が見られました。
日本を含む世界全国で全固定電池の需要が上昇し、開発の活発化によって既に実用品に近い製品も発表されています。
全固定電池はEV向けバッテリーの開発だけでなく、ウエアラブルコンピュータを始めとした小型端末向けのバッテリーとしても注目を浴び、製造・量産を目指す企業が挙って開発に参入しました。

共同で研究を行う企業も増えたことで開発ペースが急速に進行、全固定電池そのものの完全採用ロードマップが明確に描かれつつあるのです
全固定電池関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄
一通り全固定電池の解説を終えたところで、今後の成長・拡大が期待できるおすすめの銘柄を紹介します。全固定電池の開発・研究をすすめる企業・メーカーを5社を厳選しています。
全固定電池関連のおすすめ銘柄①:トヨタ自動車

まず、国内で最も実績を上げているのが大手自動車メーカー「トヨタ自動車」で、東北大学の一杉太郎准教授らの協力を得て、リチウムイオン電池の充電時間を従来の30分から3分までの短縮に成功するなど、共同開発によって多くの実績を出しています。
全固定電池関連のおすすめ銘柄②:パナソニック

電池メーカーの動きも活発で、電池メーカー「パナソニック」はトヨタ自動車との共同でEV向けバッテリー開発を進めるべく、2020年4月から合弁会社による車載用電池生産事業を展開すると発表。
全固定電池の開発を加速したいという声明を公表するなど、研究開発に意欲的な姿勢を見せています。
全固定電池関連のおすすめ銘柄③:FDK

さらに、富士通系の電池メーカー「FDK」は富士通研究所との共同開発を進めており、2018年2月には「国際二次電池展」において、新型の正極材料を使用した超小型全固体電池を公開しました。

以降も全固定電池の小型化・高容量化を目指して、さらなる研究を続けています
全固定電池関連のおすすめ銘柄④:カーリットホールディングス

製造企業である日本カーリット株式会社を傘下に置く「カーリットホールディングス」は、全固定電池を製造するための「プロセス開発」が注目されています。

全固定電池に使用する電解質の研究や試作に力を注いでおり、他のメーカーにも開発支援を行うほどの製造技術を有しています
全固定電池関連のおすすめ銘柄➄:三櫻工業

また、全固定電池の開発に「投資」という形で関わり株価を挙げた銘柄もあります。
その代表が「三櫻工業」で、全固定電池の開発を手掛ける米ベンチャー企業「ソリッド・パワー」への出資を発表すると、以降の株価が急上昇し人気銘柄に躍り出たという異例の経歴があり、意外性を持った妙味銘柄として注目されている大穴の銘柄です。
全固定電池関連の銘柄で想定されるリスク
全固定電池の銘柄に投資する上で忘れてはいけないのが、全固定電池は「開発段階にある」という事です。
全固定電池の設計は未だ机上の理論となっている部分も多く、開発プロジェクトそのものが瓦解し頓挫してしまう可能性もゼロではありません。
そもそも、全固定電池の開発は計画が頓挫してしまった事例が多く、例えばイギリスの電気機器メーカー「ダイソン」は、全固定電池を搭載したEV開発を進めていたものの、その計画は実現することなく中止となりました。
紹介で挙げた5社は一握りの成功例であり、その裏では数多の企業が失敗を続けています。
また、期待値が大きく先行しているほど反発も激しく、2018年にはどの企業も大きな結果を発表できず、全固定電池の関連銘柄が揃って大暴落した記録もあります。

発展途上のテーマを扱う株式投資は期待度が高い反面、それだけリスクも大きい「ハイリスク・ハイリターン投資」である事を常に意識しながら、情報収集を怠らないようにしましょう
全固定電池の関連銘柄を購入するタイミング
先に述べたように、固定電池は開発が進んでいるとは言え、全ての開発プロジェクトが成功するとは限りません。大きな株価上昇が期待できるからと、一社の銘柄だけに全投資金を注ぐという行為だけは避けましょう。
「大期待の反発による大暴落」という最悪のケースも頭に入れて、別テーマの銘柄にも投資金を分散した方がより安全です。
そのためにも、投資金は多めに用意することをおすすめします。また、全固定電池は開発途上ゆえに、ネット・雑誌問わず様々な情報が飛び交っており、中には虚偽の判断が難しい内容もあります。

全固定電池の銘柄に投資をする際は、「なるべく投資金に余裕を持つこと」「信頼できる関連情報が出ていること」の2点を守り、比較的安全なタイミングで投資しましょう
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まとめ:開発の進捗次第では株価の急上昇が期待できる
前固定電池はただ便利になるだけでなく、現存の電子製品より安全に、よりエコロジーに改善する可能性を秘めています。
故に、多くの企業・メーカーが参入を検討していることもあり、試作段階の今こそが投資するチャンスです。株価上昇といった経済面だけでなく、現代科学の技術進展にも関わる重大なテーマなので、まずは調べる事から始めてみましょう。