高配当株:ソフトバンク(9434)は2021年度に株価が上昇するか?今が買い時?
  • ソフトバンクは2021年度に株価が上昇するか?
  • 2021年3月期の第2Q決算後のソフトバンクの動向は?

本記事は上記のように考えている方にとって読んで頂く意義があると思っています。尚、本記事のソフトバンク(9434)はソフトバンクグループ(9984)ではなく、携帯キャリアである事業会社のソフトバンクです。

ソフトバンク(9434)は以下の特徴を有する高配当です。

ソフトバンクの特徴

・安定的な通信事業をベースとしてYahoo!事業、法人事業で成長期待

・コロナ禍においても頑健なビジネス構造


・高い配当利回りを誇る高配当株

第2四半期の決算を紐解くと、安定した利益とキャッシュを稼ぎ出す携帯電話事業と成長しているYahoo!事業・法人事業でトータルで見て前年対比で増収、営業利益ベースで増益となっています。

個人的な見解として、ソフトバンクは素晴らしい事業構造である中で割安な株価水準で配当利回りは6%前後の水準で高止まりしており、携帯電話料金引き下げの報道後に株価下落から上昇基調に転じていることから、中長期的に見て「買い」と考えています。

懸案であった携帯電話料金引き下げ、格安料金プラン発表に関しても、市場で材料として順調に消化されており、買いを入れやすい地合いとなっています。

TOSHATOSHA

元銀行員、投資歴10年以上の経験で培った企業実態把握スキルを活用して分析しつつ分かりやすく解説していきます

以下で詳しく解説していきます。

※投資は自己責任でお願いします

ソフトバンクの基本データ

最初にソフトバンク株に関する基本データを確認します。

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ソフトバンクの株価推移と直近データ

  • 株 価:1,353円
  • P E R :14.13倍
  • PBR:6.41倍
  • R O E  : 37.90%
  • 配当利回り:6.32%

ソフトバンクは2018年に上場したソフトバンクグループの事業会社です。携帯電話事業を主軸とした通信事業を展開しています。

直近1年の株価は1200円~1500円のレンジで推移していますが、足許は菅政権が推し進める携帯電話料金引き下げに伴う株価下落からの回復基調にあり、株価はレンジ中腹付近で推移しています。

ソフトバンクの特徴:安定的な業績が期待できる高配当株

ソフトバンクの特徴は以下の通りです。携帯電話料金引き下げの影響は今後生じてくる可能性があるとは言え、総じて、安定的な業績と堅実な成長が期待できる高配当株と言えます。

KDDIの特徴

・安定的な通信事業をベースとしてYahoo!事業、法人事業で成長期待

・コロナ禍においても頑健なビジネス構造


・高い配当利回りを誇る高配当株

安定的な通信事業をベースとしてYahoo!事業、法人事業で成長期待

ソフトバンクの特徴は事業構造にあります。携帯電話事業を主軸とした安定的な通信事業と、Yahoo!事業・法人事業を始めとする成長領域があります。

【事業構造】

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出典:ソフトバンク

国内トップクラスの契約数を誇る携帯電話事業や固定回線事業が確固たる利益・キャッシュ創出の基盤となっています。

加えてYahoo事業や法人事業による成長で中期的な成長を実現するストーリーを描いています。

Yahoo事業および新領域についてはYahooショッピング等のEコマースやメディア広告事業、スマホ決済のPayPayを軸としたプラットフォーム戦略で拡大を図る計画です。

Yahooについては以下の記事でも銘柄分析していますので良ければご覧ください。

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Zホールディングス(4689)の株価が急上昇!今が買い時?

【中期的な業績計画】

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出典:ソフトバンク

安定的な通信事業を元にした成長戦略により2022年度は売上高5.5兆円、営業利益1兆円を達成する目標を掲げています。

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現在の売上規模や利益水準、成長戦略の内容から実現する蓋然性があります

コロナ禍においても頑健なビジネス構造

ソフトバンクの事業は、コロナ禍の影響、つまり外出自粛やテレワーク拡大といった直近のトレンドに強い事業構造です。

ストック型ビジネスかつデジタル・ネット領域である携帯電話事業、巣ごもり需要を取り込めるYahoo事業に加え、法人事業では通信サービスを主体とした法人向けのソリューションを提供しています。

【法人ソリューション】

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出典:ソフトバンク

こうした法人向けのデジタル・ソリューションは、新型コロナウイルス感染拡大で需要が増大しており、有望な領域です。

ソフトバンクは新型コロナウイルスの影響下において、むしろ業績を伸長させる可能性を秘めています。

高い配当利回りを誇る高配当株

【株主還元方針】

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株主還元にも積極的で、還元性向は85%と高い水準ではありますが、配当利回りは足許で7%弱で推移しています。

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現時点では、安定的かつ成長が期待できる業績を背景として今期も減配しない計画で配当利回りは当面維持される見通しです。コロナ禍においても安定的な高配当株と言えます

ソフトバンクの第2Q決算を受けた株価の反応と決算の詳細

ソフトバンクの株価は、11月4日に発表された2Q決算を受けても大きく動きませんでした、株式相場全体のトレンドに併せて値動きしています。

決算は、新型コロナウイルスの影響下においても、前年対比で+2%増収、営業利益ベースで+7%の増益となりました。安定的かつ成長が期待できる事業構造は健在です。

【業績サマリー】

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第2四半期の決算は、売上高および営業利益が前年同期比で各々プラスで着地しました。

【業績進捗率】

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さらに通期業績に対する進捗率は売上高50%、営業利益64%、純利益65%と非常に順調に推移しています。通期の業績上方修正も視野に入っていますね。

【セグメント別の概況】

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コンシューマ事業においては、1Qはコロナ禍による影響で携帯端末の販売台数は減少したことなどが要因で減益となりましたが、2Qで増益となりました。

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1Qに引き続き、Yahoo関連事業はEコマースの伸長で営業利益が前年対比+30%と大きく伸びています。またPaypayもユーザー数が3300万名を突破するなど勢いを増しています。

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一方で法人事業は営業利益が前年対比+18%となりました。コロナ影響下でのデジタル化需要が高まり、クラウド領域・IoT領域・セキュリティー領域で1.5~3倍の売上高の伸長を見せています。

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コロナ禍の影響はソフトバンクの事業をむしろ加速させており、安定的な携帯電話事業を中核といしつつ、今後もYahoo事業と法人事業を拡大させていく蓋然性があります

ソフトバンクの決算および株価に対するツイッターの反応

携帯キャリアとして認知度が高く、高配当株として人気のソフトバンクは、ツイッターでも良く触れられます。

https://twitter.com/PJm5R4fkxSqRTy6/status/1323872541572702209?s=20

今回の決算内容やソフトバンク印象についてのポジティブなツイートが多いです。

ソフトバンクの株価は今後どうなる?買い時?

結論から言うと、ソフトバンクは個人的な見解として買いを考えて良いと思います。携帯電話料金引き下げの報道があって株価は下落基調にありましたが、足許では回復基調に回帰しています。

未だ影響が続くと見られるコロナ禍においても、業績安定&成長期待が出来て底堅さは健在ですし、通期増益、配当維持も期待できます。

先述した通り、コロナ禍でむしろ加速するYahoo事業・法人事業、6%を上回る水準の高い配当利回りが魅力的な銘柄です。

携帯電話料金引き下げへの対応プランは、NTTドコモ「アハモ」と同水準の料金・サービス内容で2021年3月からプラン提供を開始すると発表しており、株価への影響はひと段落しているため、目先の悪材料は出にくい状況です。

TOSHATOSHA

中長期的な目線で買いを検討し、レンジの上限付近で一旦売却、というスタンスが良いと考えています

ソフトバンク以外の注目銘柄・個別銘柄分析

新型コロナ影響で大々的な「地殻変動」が発生しており上場企業の業績トレンドは要チェックです。

過去のものも含んでいますが個別銘柄を分析しています。宜しければ併せてご参照下さい(※随時更新中)

【関連ページ】

個別銘柄分析まとめ

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【関連記事】
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まとめ:ソフトバンクは有望であり買い検討可能

ソフトバンクの特徴と直近の2020年度第2四半期の決算、その後の動向について解説しました。

結論、私的見解ですがソフトバンクは業績安定かつ堅実な成長が見込める有望株です。新型コロナ下でむしろ増益基調にあります。

携帯電話料金引き下げ報道による株価下落は一服し、株価は回復基調にありますので、一定の下落リスクは考慮しつつも中長期的な目線で買いを入れて良い局面と言えます。