- ソーシャルレンディングってなに?今更聞けない…
- ソーシャルレンディングでおすすめの業者はどこ?
この記事では、上記のように考えている方向けに、ソーシャルレンディングのおすすめ業者をご紹介しています。
ソーシャルレンディングは、少額から投資出来て預金や債券よりはるかに高い金利収入を得ることができる一方、価格の上下や売買タイミングに悩まされる必要がありません。
途中解約ができない、返済遅延や貸倒リスクがあるため、テーマや案件の選定には留意する必要があります。
総じて、ミドルリスクミドルリターンの投資と位置付けることができ、上手く活用できれば安定した収益につなげることができます。

以下では、ソーシャルレンディングの詳しい内容と、私も利用しているおすすめ業者一覧をご紹介します!
※投資は自己責任でお願い致します
ソーシャルレンディングとは?「資金の貸し手」になり金利収入を得る
この記事をご覧の方は、既にご承知おきの方も多いかと思いますが、あまり詳しくない方に向けてソーシャルレンディングについて解説させて頂きます。
ソーシャルレンディングは融資型クラウドファンディングの一つで、個人投資家など資金を運用して増やしたい貸し手と、資金を借りて事業を行いたい借り手をマッチングするサービスのことを言います。
マッチングはインターネットを通じて行われます。ソーシャルレンディング業者はインターネット上で貸し手からを募集して小口の資金を集め、それを借り手に融資します。
借り手は借りた資金を元手に事業を行って売上・利益を獲得し、事前に締結した契約通りに、ソーシャルレンディング業者に対して返済を行っていきます。
その後、ソーシャルレンディング業者は返ってきた金額から各種手数料などを差し引き、残りを貸し手に配当する形になります。
その後、ソーシャルレンディング業者は返ってきた金額から各種手数料などを差し引き、残りを貸し手に配当する形になります。

ですので、個人投資家の視点からするとソーシャルレンディングの貸し手となって、金利収入を得るのが目的です
ソーシャルレンディングは2005年にイギリスで誕生しました。その後2006年にはアメリカでサービスがスタートし、ドイツ、中国、オーストラリアと世界各地で業者が誕生、急成長を続けています。
日本では2008年に個人向け融資モデルとしてスタートしたものの、その後高いデフォルト率などの要因で頓挫してしまいました。

その後企業向け融資へと切り替わったことで、ようやく国内でも市場規模が成長しています。以下の図では、クラウドファンディングの市場規模推移ですが、ソーシャルレンディングの市場規模も大きく伸びていることが分かります。
【国内クラウドファンディングの新規プロジェクト支援額】

市場拡大の背景には、貸付型の拡大のほか、一つには、2015年に金融商品取引法が改正され、非上場株式の発行を通じた資金調達を行なうための制度として創設された「株式型」が、2017年4月からサービス提供が始まったことがある。
また、地方自治体でのクラウドファンディング活用の広がりに加え、大手メディアや運輸業、製造業、物販業等々からの新規参入が続いており、サイト運営事業者と金融機関との事業連携も進み、資金調達の新たな門戸として定着しつつある。
出典:矢野経済研究所
そのような中、インターネットを介して銀行取引が可能なネット銀行もファンド型で新規参入を果たしている。こうしたことなどから、今後さらに国内クラウドファンディング市場は拡大する見込みである。
ソーシャルレンディングの特徴
ソーシャルレンディングには多岐に亘るテーマが存在し、各テーマが特徴を持っています。
- 国内事業性資金
- 国内不動産
- 国内エネルギー事業融資
- 海外事業者融資
一般的な企業や飲食店、店舗など国内の事業者に融資を行うのが「国内事業性資金」です。融資は新規事業の開始資金や、運転資金として使用されます。
多くのソーシャルレンディング事業者が取り扱っており、特有のリスクとして投資先の事業失敗が挙げられます。
国内事業性資金と並んで主要なテーマとなっているのが「国内不動産」です。不動産開発やリノベーションを行う国内不動産関連事業者に対して貸付を行います。
不動産が担保に設定されることが多いものの、その価値が下落してしまったり、不動産開発自体が失敗するなどにリスクがあります。また自然災害なども不動産関連特有のリスクと言えます。
太陽光、水力、バイオマスなど、国内のエネルギー関連事業者に貸し付けを行う種類もあります。
発電用の土地を取得したり、施設の取得や建築などに資金が使われます。エネルギーテーマのリスクとしては、やはり開発事業の失敗や自然災害が挙げられます。
また売電価格の下落による収益悪化も、エネルギー分野のリスクの一つです。
海外の事業者に対する融資を行っている業者もありますが、その場合為替リスクやカントリーリスクといったリスクを負うことになります。

一長一短ですので、自身が良く理解できる領域や、投資性向にあわせてテーマを絞り込みましょう
ソーシャルレンディングで投資するメリット
- 少額から投資できる
- 預金や債券よりも高い金利
- 担保があれば安全性が高い
- 価格変動なし・売買タイミング検討不要
ソーシャルレンディングは、1万円から投資することができます。少額から始められますので、まとまった資金が無くても投資を開始できるのが利点です。
またソーシャルレンディング最大のメリットは、利回りの高さです。銀行に預金しても金利が付かないこの時代にあって、ソーシャルレンディングによる利回りはおよそ3~12%という高い水準をマークしています。
特に金利収入で資産を増やしたいと思っているなら、ソーシャルレンディングはおすすめの候補になります。
ソーシャルレンディングは貸倒率が低く、比較的安全な金融商品であると言われています。ファンドの中には担保が付いたものも存在し、その場合は更に保全性が高くなるので安心して利用することが可能です。
ただし絶対安全という訳ではありません。
また、株式投資やFXなどにつきものの価格変動や売買タイミングの予測を行わなくてもいいというメリットも存在します。
ソーシャルレンディングは仲介業者を通して借り手に資金を貸し出し、その金利の一部が分配金という形で戻ってきて、それが利益になるという仕組みです。
つまり原則として価格変動が起こらないため、チャートを監視したり分析を行う手順を踏む必要がありません。

ソーシャルレンディングは株式やFXよりも手間がかからない安定した金利収入を得られる「ミドルリスクミドルリターン」の投資手法。サラリーマンにとてもおすすめです
ソーシャルレンディングのおすすめ業者
解説が長くなってしまいましたが、ここで私も利用しているソーシャルレンディングのおすすめ業者をご紹介します!
ソーシャルレンディングのおすすめ業者①:クラウドクレジット


- 海外の成長国へ投資できる
- 高い利回りの商品が多い
- 1万円から少額投資が可能
- 社会意義のある投資が可能
クラウドクレジットの最大の特徴は、海外の成長国へ投資ができる点です、特にローン案件が多いですが、国や対象企業も多岐に亘りますので、分散投資も可能です。
また個人投資家でクラウドクレジットを利用している人の平均利回りは6.4%に上ります。

また1万円という少額からも参加を受け付けていますので、投資初心者やまとまった資金が無い方でも手軽に始められます。是非登録しておきましょう。
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ソーシャルレンディングならクラウドクレジット
ソーシャルレンディングでおすすめの業者②:Funds(ファンズ)

- 安定性が高くリスクが低い上場企業に融資ができる!
- 利回りは年率3%前後を確保!
- 1円から1円単位で投資が可能!
- 法令順守の業務運営体制を構築!
Fundsは、国内の上場企業へ融資することができるユニークなソーシャルレンディングサービスを提供しています。
案件例としては、「大阪王将」「アイフル」といったブランドへの融資案件が過去事例として存在しています。他にも新興市場へ上場している企業の案件が目白押しです。

安定している企業が融資先だけあって、利回りは3~5%と低めになっています。ただリスクを抑えて投資したい人には売ってつけと言えるおすすめのソーシャルレンディング業者です
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【上場企業投資】Funds
ソーシャルレンディングでおすすめの業者③:クラウドバンク

- 累計応募総額が600億円を突破!
- 実質平均利回りが約7%と高水準!(2019年3-4月ZUU funding調べ)
- 担保を取ることで高い元本回収率を実現!
- 中小企業支援、太陽光、不動産など多彩なテーマを取り扱い!
- 1万円から投資可能!
ソーシャルレンディングの中でも人気が高いのがクラウドバンクです。人気を下支えするのが、高水準の実質利回り7%と高い元本の回収率です。
元本の回収率は、評価が出る担保を取って返済不能に陥っても確実に回収するスキームを組むことにより、100%を実現しています(当社サイトより、2019年8月現在)
案件の内容も多彩です。ぜひ登録しておきたいソーシャルレンディングのおすすめ業者の一つです。
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クラウドバンク
ソーシャルレンディングでおすすめの業者④:FANTAS(ファンタス) Funding


- 1口1万円から投資できる
- 様々な不動産タイプに投資ができる
不動産に特化したソーシャルレンディング業者です。年間におよそ120案件を組成しており、投資できる不動産タイプも多様です。
新築マンション、中古マンション、再生案件などバリュエーション豊かな不動産投資案件から好みの案件を選択することができます。
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不動産投資型クラウドファンディング
ソーシャルレンディングで投資する上での留意点
- 原則として途中解約ができない
- 返済不能・貸し倒れになるリスクがある
- 一攫千金は狙えない
ソーシャルレンディングの留意点として、途中解約ができないというものがあります。流動性が低い金融商品であるため、基本的には一度投資を行うと満期を迎えるまで資金を引き出せません。
また、借りた側が返済遅延や貸倒を起こす場合があります。その場合、融資した資金は返済されない可能性もあります。
また、ソーシャルレンディングは投資信託などと同じ「ミドルリスクミドルリターン」の金融商品と言えます。普通預金に比べると確かに利益率が高いのですが、株式投資やFXなどのハイリスクハイリターン商品と比べると利益率は低く、一攫千金を狙うことは不可能です。

過度な期待をしていると肩透かしを食らうことになるので、あくまでコツコツと積み上げる必要がある投資先であるとしっかり認識しておきましょう
ソーシャルレンディングで投資する手数料:投資家が無料のワケ
ソーシャルレンディングでは、手数料無料を明記している事業者が大半です。ただしこれはあくまで投資家から「手数料」として徴収していないだけです。
手数料がなければ、ソーシャルレンディング事業者が企業として存続して行けません。ではどうしているかというと、融資先から取得しているのです。
ソーシャルレンディングには、「融資先がある」という非常に大きな特徴があります。これは株式やFXといった、運営会社と投資家とのやり取りだけで行われる他の投資商品と最も異なる点です。

融資先から間接的に手数料を徴収することで、投資家に対して「手数料無料 」を表記することができるのです
ソーシャルレンディングの税金
収入を得たら個人で所得税を計算して税務署に税金を納める必要があります。
会社に勤めていれば会社が年末調整でその手続きを行ってくれますが、個人事業主などは自分で確定申告を行って税金を納めなければなりません。
ではソーシャルレンディングで手に入った分配金はどのような扱いになるのでしょうか。分配金は「雑所得」という区分になります。
会社勤めで年末調整を済ませていたとしても、雑所得が20万円を超えている場合は自分で確定申告をしなければなりません。ただしこの20万円の計算方法も注意が必要です。
分配金は総合課税の一部とみなされるため、他にも総合課税に該当するものがあれば合算しなければなりません。つまり「分配金が20万円以下なら確定申告は不要」と単純にはいかないということです。
税金に関しては他にも注意事項が多いので、不明なことがあれば専門家に相談するようにしましょう。
まとめ:おすすめのソーシャルレンディング業者は試してみる価値あり!
ソーシャルレンディングについて解説するとともに、おすすめのソーシャルレンディング業者をご紹介しました。
ソーシャルレンディングは、少額から開始することができ、株のように値動きが無く、安定した金利収入を得ることができます。しかも預金よりもはるかに高い水準です。
一方で、ソーシャルレンディングは融資特有の貸し倒れリスクが存在します。ソーシャルレンディングの担保内容を良く見極めて、案件を選定する必要があります。
案件は限られているので、おすすめのソーシャルレンディング業者にはぜひ登録しておきましょう。業者ごとに強い分野があり投資の間口を拡大することができます。

みなさまの投資ライフが充実したものになることを祈念しています!