
本記事では、お菓子を株主優待にしている銘柄の中で、おすすめを紹介します。
お菓子やスイーツを株主優待として用意している会社もあります。実はかなりたくさんの会社・銘柄があり、いかにお菓子・スイーツが株主優待の選択肢として人気を集めているかがわかります。
またお菓子・スイーツといってもいろいろな種類がありますから、会社・銘柄によって内容が大きく異なります。
また好き・嫌いの差が出やすい分野だけに、お得な内容かどうかだけでなく自分の好みに合うかどうかも重要なポイントになってくるでしょう。

こうしたポイントも踏まえたうえでお菓子を株主優待として用意している銘柄を投資の選択肢として検討していくことになります
お菓子の株主優待とは?
株を保有している会社のお菓子をもらうことができる。まるで子どものご褒美にも思えますが、実際には株主優待の選択肢として非常に高い人気を誇っています。
考えてみればお中元・お歳暮などでもお菓子は定番の選択肢ですからとくに珍しいものでもないのでしょう。
また、今やお菓子・スイーツは子供のおやつというイメージではなく若い女性を中心に世代・性別を超えて愛される食べ物になっています。

人気のお菓子、おしゃれなスイーツを株主優待として用意している銘柄はそれだけでも話題になるという魅力を秘めています
お菓子の株主優待の種類
お菓子を株主優待として贈呈するというイメージはわかりやすいですが、実際にはさまざまな種類があります。まずもっとも多いのが自社で製造しているお菓子を贈呈するタイプです。
その会社のお菓子が好きな人にとってはたまらないメリットになることでしょう。一方、お菓子を販売している店舗や商業施設を展開している企業が株主優待としてお菓子を用意している場合もあります。
この場合には幅広い種類のお菓子の中から選べるのが魅力になるでしょう。
またお菓子も手掛けている食品会社の場合、お菓子だけではなくさまざまな自社製品を株主優待として揃えている場合もあります。
お菓子と他の食べ物が詰め合わせになっているもの、あるいは複数用意されている株主優待から選ぶことができるものなど、毎回株主優待の権利が発生したときに選ぶ楽しみがあります。
ほかには自社製品を割引価格で購入できる割引券・優待券を用意しているケースもあります。

こちらの場合は無料でもらえるわけではないものの、幅広い選択肢の中から選べること、日ごろ購入する機会がなかなかない高級なお菓子・スイーツを試してみる機会が得られるなどのメリットがあります
お菓子の株主優待におけるメリット
メリットは何と言ってもお菓子をタダで、または割引価格でもらえることができる点です。
お菓子好きにとってはこれが唯一無二の魅力、これさえあればほかのメリットなんていらないという方も多いはずです。
好きなお菓子を手掛けているメーカーの株主優待で、その好きなお菓子が含まれていればこれ以上ないメリットになるはずです。
また食べたことがないお菓子を試してみる機会に恵まれる点も見逃せません。

また食品の場合、住んでいる地域によってはなかなか入手する機会に恵まれないものもあります。お菓子の場合も同様で、近所の店舗では見かけない珍しいお菓子を食べる機会に恵まれる点も間違いなくメリットになるでしょう
お菓子の株主優待におけるデメリット
一方デメリットとしてはメリットと背中合わせの部分、自分の好きなお菓子が株主優待のラインナップに含まれていない場合には魅力を感じない点が挙げられます。
先程も触れたようにお菓子には好き嫌いがありますから、好きなお菓子をもらえるなら最高のメリットですが、もらえない場合にはメリットをまったく感じることができないわけです。

ほかにはあまり食べ過ぎると血糖値が上がる、虫歯になりやすいといった健康面の注意点も挙げておくべきでしょう。たくさんもらえる株主優待であればあるほどこの点に注意が必要です
お菓子でおすすめの株主優待一覧!厳選6選!
①ブルボン

お菓子でおすすめの株主優待ではやはりまずお菓子を製造しているメーカーを挙げるべきでしょう。
ルマンドなどのロングセラー商品でおなじみのブルボンでは100株以上を半年以上にわたって保有している株主に対して優待制度を実施しているのでおすすめです。
100株保有で1000円相当分のお菓子や飲料などの自社製品が贈呈されています。
②江崎グリコ

それからこれもおすすめとして外せないお菓子メーカーの江崎グリコ。ポッキーを筆頭にさまざまなヒット商品を抱えている、この業界を代表する会社です。
こちらも100株以上の保有で株主優待が実施されており、自社製品のお菓子が贈呈されています。
なお3年以上株式を継続保有している場合には優待の内容が1.5倍お得になります。この会社は近年業績も好調なため、投資の選択肢としても魅力があります。
③不二家

お菓子よりもスイーツのイメージが強い不二家もおすすめです。こちらの株主優待は自社の店舗で利用できる優待券を贈呈しているのが特徴となっています。
ケーキなど保存がききにくい製品が多いだけにこの形になっているのでしょう。逆に言えば店舗で直接製品を見ながら自分で好きなものを選べる魅力があります。
一時期業績が低迷していましたが近年になって回復傾向にあります。
➃モロゾフ

お菓子・スイーツ好きの間で人気の高いモロゾフの株主優待もおすすめです。チョコ・洋菓子のメーカーとして知られ、百貨店などに出店しています。
この銘柄では自社商品の贈呈に加えて実店舗・通販両方で利用できる20パーセントの割引券を用意しているのが大きな特徴となっています。
どちらがいいか自分で選んだうえでこの会社のお菓子・スイーツを楽しむことができるわけです。
➄亀田製菓

「柿の種」でおなじみの亀田製菓も株主優待を用意していておすすめです。自社製品を贈呈しており、100株以上の保有で1000円相当の優待を受けることができます。
この銘柄のおすすめポイントはお菓子・スイーツ関連の銘柄の中でもとくに業績が好調な点、とくに近年では海外での売上を伸ばしており、増配が続いている状況です。
株主優待・投資の両方の視点から魅力のある銘柄と言えるでしょう。
⑥サーティワンアイスクリーム

意外なおすすめではアイスクリーム店を展開しているサーティーワン・アイスクリーム。
アイスクリームですから自社製品の贈呈ではなく自社店舗で利用できる割引券が株主優待として用意されています。
若い女性だけにとどまらず人気を得ている店舗だけにおすすめです。100株以上保有していると500円分の引換券2枚が贈呈されます。
お菓子の株主優待のおすすめな利用方法
チョコレートやせんべいなど保存がきくお菓子の場合は贈呈された優待品をじっくり時間をかけて食べていくのがおすすめの利用方法となるでしょう。
しかし一方でただでもらったからこそ、まとめてたくさん食べてみるという楽しみ方もあります。この点は食べすぎに注意しつつ好みに合わせて選ぶことになるでしょう。
優待券や割引券の場合は急いで使わずに人気の新製品や話題の製品が新発売されたとき、あるいは季節ものの商品が出たときに使うのがおすすめの利用方法です。

この場合は選ぶ製品が限定されないだけにじっくりと考えて使った方がお得になるでしょう
その他の株主優待のおすすめ
株主優待はこちらの記事で紹介したものだけではありません。国内の企業が提供する株主優待は非常にバラエティに富んでいます。
以下の記事では、各株主優待ジャンルの中でおすすめできるお得な株主優待を提供している銘柄を選定しています。宜しければぜひご覧ください。
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株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。
また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。
ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。
また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。
上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。
【証券会社別:株購入額ごとの手数料】
証券会社 | 20万円以下 | 50万円以下 | 100万円以下 |
SBI証券 | 0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
楽天証券 | 0円 (※いちにち定額コース) |
0円 (※いちにち定額コース) |
535円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
マネックス証券 | 198円 | 495円 | (成行注文)1,100円 (指値注文)1,650円 |
DMM.com証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
ライブスター証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
GMOクリック証券 | 107円 | 265円 | 479円 |
こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券
ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。
「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!
無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。
100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。
手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券
松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。
また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。
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松井証券
まとめ
お菓子・スイーツといってもその種類はさまざまです。自分が好きなお菓子がもらえる銘柄を選ぶのか、あるいは内容にはあまりこだわらずお得な内容かどうかを重視して銘柄を選んでいくのか。
まずこの選択が問われるでしょう。またお菓子・スイーツが世代を超えて人気を高めている影響から業績が好調な会社も多く、投資先としての魅力もあり、おすすめです。

そうなると株主優待と投資の両方の視点から選んでいく工夫も欲しいところです