本記事では、分配金再投資型の投資信託でおすすめの銘柄をご紹介しています。

投資信託の銘柄を選ぶにあたって、分配金が出ているかどうかは判断材料の一つです。そしてこの分配金をどう取り扱うのか、大きく2つに分類できます。

それは再投資と受取です。今回は分配金再投資の投資信託にどのようなメリットがあるのかについてみていきます。

TOSHATOSHA

より大きく資産を増やしたいと思っているのであれば、分配金再投資を選択するのがおすすめです

尚、掲載している投資信託のおすすめ銘柄は、元銀行員として培ったデューデリジェンスの技法を駆使して選定しています。

また新型コロナウイルスの影響で市場全体の値動きが不安定になる傾向がありますので、銘柄選定においては十分にご注意ください。

投資判断のご参考・一助になれば幸いです。
(※投資はくれぐれも自己責任でお願いします)

分配金再投資型の投資信託とは?

分配金再投資の投資信託とは、運用の結果発生した分配金で、自動的にファンドを購入できる銘柄のことです。

ちなみに分配金はその人の所得になるので、本来税金が発生します。その税金を差し引いた状態で再購入する銘柄がほとんどです。

TOSHATOSHA

よって運用益が発生しても、確定申告して自分で納税する必要はないです

分配金再投資型の投資信託のメリット

分配金再投資の投資信託のメリットとして大きいのは、複利効果が期待できる点です。

運用益を再投資に回すということは、今度元本に分配金を積み立てたものに対して利益が発生します。ということは、中長期的に見てもう一つの受取型投資信託と比較すると、より大きな収益を確保できる可能性が高いです。

受取型でも再投資することは可能です。しかしこの場合、いちいち購入手続きをしなければなりませんし、購入手数料も発生します。

TOSHATOSHA

分配金再投資型であれば、このような余計なコストをかけることなく複利効果が期待できるわけです

分配金再投資型の投資信託のデメリット

分配金再投資のデメリットは、分配金がすぐに受け取れない点です。例えば想定外の出費が発生して、ファンドのお金を回さないといけない場合、自分でファンドの換金などの手続きを行わなければなりません。

運用益や分配金が発生しても、すぐに現金で受け取れません。つまり投資信託に出資している効果を実感しにくいのはデメリットです。

また再投資の場合、分配金はいったん受け取ったという扱いになります。ということは再投資をするたびに源泉徴収が発生してしまうのも、デメリットのひとつです。

分配金再投資型の投資信託の選び方

分配金再投資型投資信託のデメリットで、再投資するたびに源泉徴収の発生する点を指摘しました。

再投資の頻度が多ければ多いほど、負担するコストも大きくなります。そこで決算頻度の少ない銘柄を選ぶのがおすすめです。

分配金再投資型投資信託の中には、毎月決算するタイプもあれば、年に6回の隔月決算、3カ月決算、1年決算があります。決算の回数が少なければ、それだけ源泉徴収を支払う回数も少なくできます。

分配金再投資型投資信託の選び方のポイントでもう一つ押さえておきたいのは、償還期限が無制限かどうかです。償還期限とは、投資をいつまで続けるかです。

償還期限が満期になれば、持っている投資信託は強制的に売却されます。分配金再投資型の場合、長期で運用を続ければ続けるほど収益がより積み重なっていきます。

償還期限を無制限にしておけば、長期による運用が可能でより大きな利益を生み出しやすくできるわけです。

そのほかには分配金の利回りがどうなっているかもチェックしておきたいところです。

TOSHATOSHA

分配金利回りは、過去1年間の分配金の累計金額を基準価額で割ることで数値化できます。利回りが大きければ大きいほど、それだけそのファンドの運用が近年うまくいっていることの証左になるからです

分配金再投資型の投資信託おすすめ一覧!厳選5銘柄

①ダイワJ-REITオープン

最初におすすめしたい再投資型投資信託は、ダイワJ-REITオープンです。

こちらのファンドは受取コースと再投資コースがありますので、後者を選びましょう。原則日本のリートに投資して資産運用しています。

リートとは不動産投資信託のことです。こちらのファンドは東証REIT指数をベンチマークにしています。このベンチマークと連動するような投資成果を目的として運用を実施しているファンドです。

ベンチマークをベースにした運用タイプなので、損失のリスクはあまり高くないです。

②財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型

2つ目のおすすめ銘柄は、財産3分法ファンド(不動産・債券・株式)毎月分配型です。

「財産3分法ファンド」というニックネームで紹介されることもあります。こちらの銘柄は、基本受取方式です。しかし販売会社との契約によっては再投資もできるような仕組みになっています。

不動産等と株式にそれぞれ25%ずつ、債券50%の比率で運用していて、分散投資タイプの銘柄です。どこかで損失を出しても、ほかがその穴埋めをしてくれる可能性は高いです。ということは安定した運用が期待できるので、おすすめです。

③ニッセイJリートオープン

3つ目におすすめしたい分配金再投資型投資信託の銘柄は、ニッセイJリートオープンです。分配金は受取コースと再投資コースがありますので、後者で契約します。

J-REITという日本の不動産投資信託証券に出資している銘柄です。同じグループ企業のニッセイ基礎研究所の調査や分析の情報を受け取って、これを参考にして運用しています。

J-REITのほかにも不動産を使った運用も実施しています。それぞれの評価をもとにして、ポートフォリオの見直しを随時実施しています。

④J-REIT・リサーチ・オープン

4つ目の分配金再投資型投資信託のおすすめ銘柄は、J-REIT・リサーチ・オープンです。

こちらも受取コースと再投資コースの2種類がラインナップされています。J-REITに投資している銘柄です。

三井住友トラスト基礎研究所という調査の専門会社からのアドバイスを受けながら、運用を実施しているのがおすすめポイントです。

➄グローバルAIファンド

最後に紹介したいおすすめ銘柄は、グローバルAIファンドです。銘柄名からもわかるように、世界中のAI関連の株式に投資しています。

アリアンツ・グローバル、インベスターズU.S.LLCが主に運用しているのがおすすめポイントです。こちらはAI関連企業の投資戦略に強みを持っているからです。

専門知識や豊富なノウハウを生かして、利益の出やすい運用を目指します。

分配金再投資型の投資信託を購入する際の留意点

上でも紹介したように、ファンドの中には受取コースと再投資コースの両方を提供しているものもたくさんあります。

しかしそのファンドを取り扱っている販売会社の中には、受取コースしか購入できないところも少なからず見られます。

もし再投資コースのファンドを購入したければ、販売会社のホームページにアクセスして取り扱いがあるかどうか確認しておきましょう。

また投資信託の中には、無分配タイプもあります。これは受取方式ではなく、分配方針が無分配という意味です。何らかの収益を得ても分配金を支払うことなく、自動的に再投資に回していくタイプのファンドです。

TOSHATOSHA

再投資の場合、分配金に税金が発生し、再投資する際に源泉徴収されます。しかし無分配であれば税金がかからないので、より効率的に複利効果が得られます

投資信託の関連記事

本サイトでは、本記事でご紹介した領域以外にも投資信託の記事を掲載しています。ご自身のご興味がある投資信託の分野があればピックアップして、併せてご覧下さい。

投資信託の関連記事

グローバル地域を対象にした投資信託でおすすめの銘柄一覧5選!

中南米地域を対象とした投資信託でおすすめの銘柄一覧!【ハイリスクハイリターン】

エマージング国を対象とした投資信託でおすすめの銘柄一覧!【大きなリターンが狙える】

オセアニア地域を対象とした投資信託でおすすめの銘柄一覧!

アジア地域を対象とした投資信託でおすすめの銘柄一覧!【高成長で期待大】

ブル・ベア型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!【レバレッジ活用で短期利益を狙う】

バランス型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!【リスク低減】

中近東・アフリカ地域を対象とした投資信託でおすすめの銘柄一覧!【成長期待大】

ノーロード型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!【手数料無料で魅力的】

ヘッジファンド型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!【相場下落時も利益獲得】

コモディティ型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!

毎月分配型の投資信託でおすすめの銘柄一覧!

通貨選択型投資信託でおすすめの銘柄一覧!【為替差益獲得の可能性】

インデックス型投資信託でおすすめの銘柄一覧!【過去のパフォーマンス高位】

アクティブ型投資信託でおすすめの銘柄一覧!【大きな利益を狙う】

国内REIT(リート)型の投資信託の特徴とおすすめ銘柄一覧5選!【概要・メリット・デメリット選び方】

国際債券型の投資信託の特徴とおすすめ銘柄一覧5選!【為替リスクあり】

また純粋な投資信託と類似する商品としてETF(上場投資信託)が存在します。ETFは投資信託と同様、リスク分散が図れ積立にも向いている商品です。

加えて、高い利回りを誇る分配金を定期的に得ることができる商品が多数存在しています。

以下の記事では、ETFのおすすめ銘柄について紹介していますので、宜しければ併せてご参照下さい。

▼内部リンク▼
積立におすすめ!ETFの厳選3銘柄【分配金や値上がり益を期待】

投資信託購入を検討している方へのおすすめ投信

本記事で紹介した投資信託以外にも、パフォーマンスに優れるおすすめの投資信託は存在します。併せて検討してみてはいかがでしょうか。

投資信託のおすすめ商品サービス①:三井住友DSアセットマネジメント投信



blank

blank

おすすめポイント
  • ファンドマネージャーが、リーマンショック含む過去16年で資産10倍という抜群の運用実績を誇る!
  • 口座開設、販売手数料、口座管理手数料すべて0円!(信託報酬が約1%/年)
  • 少額(1000円)から無理なく購入が可能で手軽に積立投資が始められる!
  • 大手メガバンクSMBCグループで資産を預ける上で安心!
  • クイック口座開設でPC・スマホ上で口座開設手続きが完結し印鑑・書面・郵送不要!

素晴らしい実績を誇るチームが運用を担当しており、かかるコストも少ないため、非常におすすめの投資商品です。

【担当する運用チームの過去実績】

blank

無料ですので口座開設しておきましょう。口座開設や、より詳細な情報は以下のリンクからご確認ください。

▼以下のリンクから無料で口座開設できます▼


月々1,000円からムリなく資産形成。スマホ・PCから簡単口座開設!【三井住友DS投信直販ネット】
blank

投資信託のおすすめ商品サービス②:ひふみ投信



blank

blank

おすすめポイント
  • 2008年9月の設定から資産が4倍となる運用実績を持つ人気の投資信託!
  • 少額(1000円)から無理なく積立投資を開始できる!
  • 購入手数料、解約手数料、口座開設手数料はゼロ円!(信託報酬手数料は約1%/年)
  • 5年以上、ひふみ投信を保有すると信託報酬を0.2%還元!10年で0.4%!

カリスマファンドマネージャー藤野英人が運用する「ひふみ投信」。 主に日本の成長企業に投資をすることで、お客様の資産形成を応援するとともに、日本の未来に貢献するというコンセプトで運用に臨んでいます。

【ひふみ投信のパフォーマンス】

blank

運用実績も抜群です。その優秀さやコンセプトからトムソン・ロイター・ファンド・アワードやR&Iファンド大賞を受賞しています。こちらも無料ですので、ぜひ口座開設しておきましょう。

▼以下のリンクから無料で口座開設できます▼


投資信託で資産形成 ひふみ投信
blank

投資信託と併せて検討したい積立投資

投資信託と併せて活用した投資手法が積立投資です。積立投資は、リスクを低減しつつ将来の資金確保を進めることができる優れた手法です。

最近では、優れた運用パフォーマンスを誇る商品や100円単位で手軽に始められる商品サービスが存在しており、積立投資で利益を上げられる可能性やアクセスが向上しています。

以下の記事では、あなたの資産形成の一助となる、パフォーマンスに優れつつも手軽に開始できる積立投資の商品・サービスを紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。

▼以下のリンクから記事に飛べます▼

積立投資で超おすすめの商品・サービスまとめ10選!ローリスクで資産形成

ほんの一握りの富裕層を除き、会社勤めなどの本業からの収入のみでは将来的に生活が困窮するのは目に見えています。

まとめ

資産運用する人の中には、老後のことを考えてできるだけ自分の財産を大きく膨らませたいと思っている方も多いはずです。

その場合、決算のたびに分配金を受け取るよりは、再投資に回して複利効果でどんどん資産を増やすのもおすすめです。

投資をすることで自分の資産をどうしたいか、まずは考えてみましょう。中長期的に資産をできるだけ増やしたいと思っているのであれば、分配金再投資型投資信託を選択するといいでしょう。

ただしファンドによって、運用実績は異なります。コストのことも考えて、どれが自分の資産をより効率的に増やせそうか検討しませんか?