低位株×高配当株のみずほFGが20年度第2Q決算発表!今後株価はどうなる?
  • みずほフィナンシャルグループの2020年度第2Q決算の見方は?
  • 2020年第2Q決算を受けてみずほフィナンシャルグループの株価は今後どうなる?

本記事は上記のように考えている方に読んで頂く意義があると思っています。みずほフィナンシャルグループの2020年度第2Q決算を踏まえ、今後の株価動向について分析しています。

みずほフィナンシャルグループは5%を超える配当利回りを誇ること、また10万円台で購入できるため人気があり、株価動向をウォッチしている方は多いです。

みずほフィナンシャルグループの決算は、新型コロナウイルスの影響下でも、本業の収益力を示す業務粗利益(+ETF関係損益)は前年対比+705億円(進捗率73%)、純利益は2115億円(進捗率67%)と健闘しています。

進捗率が高くマーケットの想定以上の決算であり、株価が上昇する可能性があります。コロナワクチン実用化の期待を背景とした最近のバリュー株への資金流入も一助になりうる状況です。

そのため、個人的な見解として、数か月までの短期目線では株価が上昇する局面を迎える可能性があり、割安な水準な現在は買い時とも言えます。

しかしながら、中長期目線ではみずほフィナンシャルグループ株を買うのは避けた方が良いと思っています。みずほフィナンシャルグループを始め銀行グループに将来性は低いからです。

株式市場でも同様の評価を受けており、みずほフィナンシャルグループのPERは9倍程度しかありません。2020年10月には株式併合を予定していて、低位株としての魅力も薄れてしまいます。

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銀行員、および投資歴10年以上の経験で得た知見や企業分析スキルを駆使して分析しつつ分かりやすく解説していきます

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※投資は自己責任でお願いします

みずほフィナンシャルグループの特徴:国内有数のメガバンクで確固とした事業基盤を保有

国内有数のメガバンクであるみずほフィナンシャルグループの特徴は以下の通りです。

みずほFGの特徴


・国内有数のメガバンクで確立された事業基盤を保有

・高い利回り(5%超過)を誇る高配当銘柄

みずほフィナンシャルグループは、時価総額で国内第3位のメガバンクです。永年の事業継続により国内のリテール・法人で確固とした事業・顧客基盤を保有しています。

最近では、いちはやくグループでカンパニー制導入、国内の金融機関で共同開発した「J-coin」の牽引、AIを活用した融資スコアリングなど、他メガ対比でいちはやく先進的な取り組みを導入しています。

加えて高い利回りを誇るのも特徴です。配当利回りは現時点で5.2%ほどで推移しています。また10万円台で購入できる点も、個人投資家にとっては魅力の一つです。

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そのようなみずほフィナンシャルグループですが、2020年度第2四半期の決算はどうだったのでしょうか?

みずほフィナンシャルグループの第2Q決算の詳細

みずほフィナンシャルグループが11月12日に第2四半期決算を発表しました。事前に発表していた通期事業計画に対し、想定以上の進捗率となり市場に好感され、株価が上昇する可能性もあります。

以下、決算内容の詳細について詳しく見ていきます。

【連結業績サマリー】

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本業で稼ぐ力を示す連結業務純益は、新型コロナの影響下にありながらも前年対比+705億円で進捗率73%です。

コロナ影響で貸出先向けの延滞・貸し倒れ費用を計上する与信関係費用(=貸倒引当金)発生、また政策保有株の値下がりが影響し、純利益は同▲721億円でしたが、こちらも進捗率は67%と好調です。

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進捗率が67%と良好な数値と言えます。1Q決算も、進捗率が38%であったことを好感し、決算発表の翌営業日には株価が上昇しました

【カンパニー別業績】

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事業別で見ると、「大企業・金融・公共法人」「グローバルコーポレート」セグメントは与信関係費用(=貸倒引当金)関連で減益になったと想定され、純利益が前年対比マイナスとなっています。

一方で、第1Qに引き続き、新型コロナウイルスの影響下で海外企業の社債発行ニーズが高まったと想定される「グローバルマーケッツ」は+291億円上昇しました。

【貸出金の概況】

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1Qから続く新型コロナウイルスの影響で、国内法人における緊急の資金需要が増大したため、貸出金は前年同期比+4.8%強と伸長しました。

一方で、低金利環境の持続で国内の貸出金スプレッドは減少の一途を辿っています。

【通期業績見通し修正】

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業績の進捗率が好調であることを受け、純利益の通期計画を3200億円⇒3500億円へ9%ほど上方修正しています。

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1Qと同様、事前に公表していた通期業績見通しに対して想定以上の進捗率となったことが好感され株価が上昇する可能性があります。一方「市場コンセンサスには届いていない」という声もあり、絶対とは言い切れないですが

みずほフィナンシャルグループの決算および株価に対するツイッターの反応

低位株で購入しやすく、高配当株であるみずほフィナンシャルグループは、ツイッターでも話題になりやすい銘柄です。

上方修正はないとのアナリスト予想もありましたが、結果として業績上方修正されているので、(小さめの)サプライズとなりえるかも知れません。

上方修正ながらコンセンサスには届いていない(ので株価にはネガティブ)という見方も。

低位株×高配当株であるみずほフィナンシャルグループの株価は今後どうなる?買い時?

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みずほフィナンシャルグループの2020年第2四半期の決算内容を見てきました。その内容や短期および中長期的な視点でみずほフィナンシャルグループ株は買い時なのでしょうか?

短期的には、株価が上昇する可能性が有り、買い検討ができる銘柄だと思います。業績が上方修正された好決算と言えますし、最近のバリュー株買いのトレンドも後押し材料になります。

ファイザーによるコロナワクチンの実用化、経済回復への期待から、これまでコロナ影響で業績が悪化したバリュー株への買いがトレンドとして発生しています。

そのような複合的な要因で、みずほFG株も数か月レベルの短期目線では株価が上昇する可能性があります。

しかしながら個人的な意見としては、中長期的な目線で見た時に、伝統的な銀行グループは衰退していく可能性が高いため、みずほフィナンシャルグループ株は買わない方が良いと思っています。

銀行業界への逆風は年々強まっています。全世界的な低金利環境に銀行は長年苦しんできましたが、新型コロナウイルスの影響で更にその状況が長引き、貸金業を中心に収益構造は厳しい状況が継続する可能性が高いです。

前述した通り、みずほフィナンシャルグループの2020年第2四半期の決算でも、主な収益源である国内貸出のスプレッドは持続的に低下しています。このトレンドは今後も継続するでしょう。

加えて、少子化に伴う人口減やフィンテックの脅威といった外部環境におけるリスクも存在し、銀行業界そのものの将来性・成長性へ期待するのは難しいのが現状です。

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こうした状況下、みずほフィナンシャルグループを始めとする銀行グループは、投資家から期待されていないのが現状です

数千億円もの利益を毎年稼ぎ出し、高い配当利回りを維持しているにも関わらず、みずほフィナンシャルグループのPBRは0.4倍しかありません。精算価値を大きく下回り、国内の上場企業の平均も下回ります。

過去に書いた記事ですが、以下の記事でも解説しています。

【関連記事】
みずほ銀行(FG)の株価が上がらない3つの理由【元銀行員が徹底解析】

メガバンクの株価は今後どうなる?元銀行員が分かりやすく徹底的に解説

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高配当株の三井住友FG:株価はどうなる?【どこまで下落するか】

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配当利回りは高く、低位株で買いやすいので魅力的に感じますが、中長期目線で株価が下落し続ける可能性があります。チャートを見ると過去株価トレンドは右肩下がりです

みずほフィナンシャルグループ以外の注目銘柄

直近では2020年第2Qの決算発表が進み、個別銘柄の株価が大きく上下動しています。

以下の記事では決算などを含め個別銘柄の分析を実施しています。宜しければ併せてご参照下さい。

【関連ページ】

個別銘柄分析まとめ

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【関連記事】
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まとめ:みずほフィナンシャルグループは短期では買い時の可能性。中長期では株価下落の可能性があり買わない方が賢明

みずほフィナンシャルグループの2020年第1四半期の決算は新型コロナウイルスの影響下にしては健闘していると言え、進捗率も高くなっています。

短期的な目線では、株価上昇する可能性があり、仕込み時と言える状況です。

しかしながら私個人の見解として、成長性・将来性が見込めない銀行事業を主軸とするみずほフィナンシャルグループは買いを見送った方が無難です。

他のメガバンクと同様に、いくら高い利回りで購入しやすいといっても、株価が下落し続けて含み損となり塩漬けになって資金が動かせなくなっては投資資金効率の面でマイナスが大きいです。

買いをご検討されるのであれば、ズルズルと保有を続けるのではなく、短期で必ず決済すると決めるなど、明確な「出口戦略」を持ちたいところです。