
こちらの記事では、韓国株でおすすめ銘柄を紹介しています。
韓国株の情報は国内株と比較してネット上に少ないですよね。ですので、株式投資に重要なファクターを含めて調査してみました。
韓国は人口微増が続いていて経済成長継続しているものの、貿易摩擦や保護主義台頭の懸念から横這い~右肩上がりの相場を形成しています。

韓国株は割安感もあるので今のうちに仕込んでおいてもよい銘柄が存在しています
※株式投資は自己責任でお願いいたします
韓国の特徴:アジアにおける数少ない先進国!
韓国の基礎情報
国名 | 大韓民国 Republic of Korea |
---|---|
国土面積 | 約10万平方km |
総人口 | 5,127万人(2016年時点) |
首都 | ソウル |
言語 | 韓国語 |
宗教 | 仏教、プロテスタント、カトリック、他 (文化的には儒教の影響を強く受けている) |
韓国の総人口は5,127人で日本の1/2以下の人口です。直近は人口の微増が進んでいます。しかし韓国は日本以上に少子高齢化が進んでおり、2035年をピークに人口が減少していくと予測されています。
直近では、微増する人口増加にも支えられ、経済成長が継続しています。
【韓国の経済成長率の推移】

グラフは2016年までのデータですが経済成長率は年間でおよそ2.5~3.0%で安定しており、リーマンショックがあった2009年もプラス圏内で推移しています。
近年の日本の経済成長率は1.0%前後、米国は2.0%前後であり、先進国の中でも高い成長率を誇ります。
直近の経済成長率は2%前後となる可能性が高まっていますが、成長を継続していることには変わりません。

韓国は資源がないため、自動車や家電を始めた製造業の輸出に依存する経済構造です。日本に似ていますね
韓国株式市場の概況:韓国総合株価指数は横這い~上昇基調
持続的な経済成長率を背景に、韓国株式市場は総じて堅調です。以下は、代表的な指数である韓国総合株価指数の10年推移です。
【ジャカルタ総合指数】

韓国総合株価指数は、韓国証券先物取引所の有価証券市場に上場している企業の現在の時価総額と基準時点(1980年1月4日)での時価総額を比べている指標です。
この10年間は、右肩上がりの基調できていたものの、米国による保護主義台頭、米中貿易摩擦の激化を背景として直近では下落傾向です。
米国の保護主義台頭や米中貿易摩擦によって、世界貿易が停滞してしまうと輸出に依存する韓国経済・企業は大きな打撃を受けるとの懸念から下落しています。
韓国財界の特徴
韓国は歴史的に、財閥グループが強く、戦後の経済復興や近年の経済成長を牽引してきました。
日本でいう「三菱」「三井」「住友」といったグループですが、今日においても財閥グループのパワーは絶対的です。韓国株のおすすめは、国内でも海外でも力を強め続けている財閥グループが中心です。
韓国株のおすすめ銘柄4選
財閥が国の経済を牛耳る韓国ですが、おすすめの銘柄を以下でご紹介してます。
韓国株のおすすめ銘柄①:サムスン

サムスン電子は韓国で有数の総合家電・電子部品・電子製品メーカーです。サムスングループの中核企業でもあります。
韓国では押しも押されぬナンバーワン企業であり、日本で言うところのトヨタ自動車のような存在です。
配当利回りが2.7%と相応の水準にあり、PERは14.5倍で割高ではないレベルです。
世界的に薄型テレビ、スマートフォン、半導体領域で高い競争力を誇ります。株価も上昇基調です。

韓国株の中でも知名度が高く人気の銘柄です直近では半導体市場が底入れの兆しを見せ、株高となっています
韓国株のおすすめ銘柄②:LG電子

LGエレクトロニクスは、総合家電、情報通信メーカーです。韓国においてサムスン電子に次ぐ規模を誇ります。
代表的な製品は以下の通りです。
- 液晶テレビ
- 液晶モニター・パネル
- 携帯電話
- 白物家電
- PC用光学ドライブ
LGエレクトロニクスも日本では知名度が高く、ご存知の方も多いでしょう。
日本の電機メーカーがサムスンとLGにことごとく海外市場で敗北し、猛威を振るったのは記憶に新しいです。
直近の株価はやや停滞気味です。前述の通り、世界的な貿易停滞による輸出減が懸念され、伸び悩んでいますが、直近では回復基調にあります。
韓国株のおすすめ銘柄③:現代自動車

現代と書いて「ヒュンダイ」と呼びます。韓国では最大手の自動車メーカーであり、世界販売台数は年間450万台です。
この数字は日本で言うとホンダと同規模の販売台数ですが、グループベースだと800万台以上で世界第5位の地位にあります。
米中貿易摩擦の影響を受け、自動車業界が全世界的に低調ですので現代自動車だけ、というわけではありませんが、株価は低調です。

一方で、株価は割安圏内に入っており配当利回りは3.24%で高い水準にあります
韓国株のおすすめ銘柄④:SKハイニックス

SKハイニックスは半導体・電子部品メーカーで、電子部品業界に関連製品やサービスを提供しています。
代表的な製品は以下の通りです。
- DRAMメモリ
- NANDフラッシュメモリ
- SRAMチップ
5G対応スマホの販売急増を見込むため、世界的に半導体市場が底入れしたと言われており、今後業績が伸びる可能性があります。
韓国株の買い方:SBI証券が取り扱いあり
韓国株を始めとするアセアン株は、国内の証券会社では残念ながら取り扱いが少ないのが現状です。
その中で、SBI証券のみが韓国株の売買が可能です。SBI証券はアセアン株を含め外国株の取り扱いが豊富ですが、韓国株を取引きしたい方は口座を開設してみてはいかがでしょうか。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
▼関連記事▼
SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ

韓国株を買う別の方法:CFD取引で指数取引
少し変化球になりますが、CFD取引で韓国株に投資する、というやり方もあります。韓国株価指数の上下に連動するCFDを売買する方法です。
実質的に、韓国株の動向に連動するため「韓国経済に投資している」と言いかえてられます。
日本で言えば、日経平均株価に投資するのと同じです。「日経平均株価20,000円で買って、22,000円で売る」という取引が可能です。
韓国株価指数のCFD取引を扱っている国内証券会社はGMOクリック証券しかありません。
ちなみに私は取り扱い銘柄数が圧倒的に多いこともあり、GMOクリック証券を利用しています。
米国株や中国株であれば、CFDで売買できる個別銘柄もあるのですが韓国株はややマイナーなため取り扱っている国内証券会社はありません。
韓国株以外のアジア株も成長期待の魅力的な銘柄が存在
韓国以外のアジア諸国である中国・インドネシア・マレーシア・ベトナム・タイ・シンガポールなども経済成長を謳歌していて有望な投資対象国です。
以下の各記事では、各国の特徴やおすすめ銘柄をご紹介していますので、宜しければ併せてご一読下さい。
まとめ:韓国株は「世界的大企業」への投資がおすすめ!
韓国株のおすすめ銘柄を紹介しました。
韓国はアジアの新興国と比較すると経済成長率の観点で見劣りしますが、着実な経済成長を遂げています。
サムスンやLGといった銘柄であれば値動きに安定感がありますし、米中貿易摩擦が解決すれば、一気に株価が吹き上がる可能性もあります。
一方で、韓国株を購入する手段は国内では少ないです。SBI証券に口座開設するか、GMOクリック証券で韓国株価指数のCFD取引を利用しましょう。
今後上昇する可能性もある韓国株、購入検討してみてはいかがでしょうか。
▼内部リンク▼
外国株投資でおすすめの国一覧!投資スタイルに併せて選ぶ7カ国