
本記事では、居酒屋関連の株主優待がもらえるおすすめの銘柄について紹介しています。
フード関連銘柄の中でも、外食(居酒屋)はもともと人気の高いジャンルです。急成長している企業が多いことや、他の事業と合わせて安定感のある経営をしているところも多く見られるからです。
株主優待は全体的に食事券が多いですが、還元率が高い傾向にありますので、株主優待狙いで投資するのも十分ありです。

おすすめの関連銘柄と、この外食(居酒屋)ジャンルの特徴を押さえて購入する株式を決めるようにしましょう
※投資は自己責任でお願いします
居酒屋の株主優待とは?
外食(居酒屋)事業をしている企業は、アルコール販売メインの店舗だけでなく、総合的な飲食サービスを提供していたり、他の事業をしていたりするケースが多いです。
複数の種類の店舗を持っているため、株主優待もバリエーションがあります。居酒屋チェーンが多いので、お酒を飲みに行く人であれば利用しやすい株主優待です。
全国に店舗を展開している企業もあれば、都市圏に限定しているところもあります。

株主優待を狙って投資をするのであれば、自宅に近いところに店舗があるかどうかというのも判断の基準となります
居酒屋の株主優待の種類
外食(居酒屋)関連銘柄の株主優待の内容は、ほとんどが店舗で使える食事券となっています。
中には利用の割引券というのもあって、よく利用する人であればかなりお得になります。また、自社で提供する商品やグルメカタログを提供しているところもあります。

どれも使いやすいですが、店舗で使えるものと自宅に送付してもらうものがありますので、店舗利用が実際的かを考える必要があります
居酒屋の株主優待におけるメリット
外食(居酒屋)の株主優待は、全体的に還元率が高めの傾向にあります。そのため、お得感を求める人にはとても大きなメリットとなります。
また、食事をする時に使える優待券が多いので、気軽に使えて実用性が高いというのも魅力です。

特に、居酒屋を利用することが多いという人であれば、食費をぐっと下げられますので節約にもつながります
居酒屋の株主優待におけるデメリット
外食(居酒屋)関連の企業は、居酒屋以外にもカフェや割烹などの店舗を展開していることもあります。しかし、中には居酒屋一本というケースもあります。
普段あまり居酒屋に行かないのであれば、株主優待券をもらっても使いづらいというデメリットがあります。また、自宅から近いところに店舗がなければ、かなり不便です。
また、企業にとっては食事券がある程度まとまった金額に設定されていることがあり、一回のみの利用に限定されています。

居酒屋だと、一回当たりの消費金額が多いので大きな問題とはなりませんが、一回でなくなってしまうのはちょっとさみしいと感じることもあるでしょう
居酒屋でおすすめの株主優待一覧!厳選6選!
居酒屋でおすすめの株主優待①:一家ダイニングプロジェクト(9266)
関東圏をメインとして、「屋台家 博多劇場」や「あらた」などの飲食店を展開しています。ブライダル事業も扱っていて、全体的に幅広い事業をしているのが特徴です。
外食(居酒屋)の中でも、洋風のお店や寿司店などもあって、バリエーションが豊富なのがおすすめの理由です。また、株主優待は食事券の提供となっています。
100株で2,500円分の食事券がもらえて、年に2回送付されます。1年あたり5,000円となり、還元率がかなり高いというのもおすすめできるポイントです。
居酒屋でおすすめの株主優待②:かんなん丸(7585)
大衆割烹としてサービスを提供する「庄や」を運営している企業です。夕方から夜にかけての営業でアルコール提供が多いですが、食材の品質の高さと手の込んだ調理をしているため、居酒屋として前面に出してはいません。
あくまでも割烹というスタイルのお店であることを売りにしています。それだけ、この外食(居酒屋)関連銘柄の中でも独自性が高いのがおすすめ理由です。

株主優待の内容としては、グルメカタログのプレゼントとなっています。100株で2,500円相当のカタログがプレゼントされますので、自宅近くに店舗がなくても利用できるというのがメリットです
居酒屋でおすすめの株主優待③:第一興商(7458)
カラオケ事業におけるシェアが高いため、この業界での知名度が高いです。同時に「アジアンダイニング東風亭」などの居酒屋経営もしています。
どの事業においても業績が安定していますし、事業拡大にも積極的というのがおすすめできるポイントです。株主優待は、優待券が5,000円分もらえます。
かなり還元率が高いですし、居酒屋だけでなくカラオケを始めとするグループ店舗で広く使えるというのがメリットです。お得度が高いですし、利用範囲が広いというのがおすすめしやすい理由です。
居酒屋でおすすめの株主優待④:フレンドリー(8209)
外食(居酒屋)分野では、幅広い店舗展開をしています。ファミリーレストランや居酒屋など、複数の業態がありバランスの良い経営をしています。
居酒屋ジャンルでも一般的な居酒屋もあれば、お酒にこだわったお店、海鮮系のお店などがあって、バリエーションが豊富なのがおすすめ理由です。

しかも、株主優待は、5,000円相当の食事券がもらえるということで、とてもお得です。さらにこれが年に2回もらえますので、1年を通して株式を保有するとかなりの高還元率となりおすすめです
居酒屋でおすすめの株主優待➄:ワタミ(7522)
居酒屋チェーンの大手である「和民」をメインとする企業です。知名度が高く、投資家の注目度も高いのが特徴です。
業績の安定性が問題となることもありますが、比較的投資しやすい関連銘柄です。株主優待の内容としては、食事券がもらえます。
100株で3,000円相当となっていますが、年に2回もらえますので、合計で6,000円となります。外食(居酒屋)関連銘柄の中でもお得度が高いので、株主優待目当てでの投資でもメリットが大きいです。
居酒屋でおすすめの株主優待⑥:オーエス(9637)
映画関連事業と不動産関連事業がメインとなっている企業です。飲食店の経営自体はそれほど大きな事業ではありませんが、企業全体としては資本基盤が強いなどの特徴を持っています。
株主優待という面では、映画館などで使えるポイントカードがもらえます。これに加えて、飲食優待割引券があるというのがおすすめしたい理由です。

100株で5枚の割引券がもらえます。20パーセントの割引となります。使えるお店としては、居酒屋や串カツ店、餃子店などがあります
居酒屋の株主優待のおすすめな利用方法
外食(居酒屋)の株主優待は、食事割引券や優待券がほとんどです。そのため、食事利用というのが最も便利な使い方です。
中には居酒屋だけでなく、その企業が運営している他のタイプの飲食店でも使えることがありますので、よりよく使うお店で使うのも良いでしょう。

年に2回優待券を送付する企業も多いので、中期保有を考えて投資をするのも一つの方法です
その他の株主優待のおすすめ
株主優待はこちらの記事で紹介したものだけではありません。国内の企業が提供する株主優待は非常にバラエティに富んでいます。
以下の記事では、各株主優待ジャンルの中でおすすめできるお得な株主優待を提供している銘柄を選定しています。宜しければぜひご覧ください。
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株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキングトップ3!

株主優待狙いの場合は、自分が欲しい優待の銘柄を購入することが、証券会社利用の目的になると思います。そのため、大手の総合証券会社のような担当への相談や情報提供、過剰な分析ツールは不要です。
また一回の取引手数料が低く、優待を得るにあたって出来る限りコストを抑えることができる証券会社がおすすめです。
ただ、一口にネット証券といっても、手数料体系は会社によって異なりますし、同じ証券会社の手数料でも取引頻度や取引金額によって変わります。
また現在株式の最小販売株数=単元株は100株単位であり、優待目的であれば1つの会社につき数万円から数十万円の資金が目安です。要するに、「100万円以内の1回の取引手数料が安い」という条件が株主優待目的の証券会社選びではポイントになります。
上記を加味すると、ネット証券会社で取引手数料が小さい証券会社がおすすめになります!以下が、ネット証券会社の手数料まとめです。
【証券会社別:株購入額ごとの手数料】
証券会社 | 20万円以下 | 50万円以下 | 100万円以下 |
SBI証券 | 0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
0円 (※アクティブプラン) |
楽天証券 | 0円 (※いちにち定額コース) |
0円 (※いちにち定額コース) |
535円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 1,100円 |
マネックス証券 | 198円 | 495円 | (成行注文)1,100円 (指値注文)1,650円 |
DMM.com証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
ライブスター証券 | 106円 | 198円 | 374円 |
GMOクリック証券 | 107円 | 265円 | 479円 |
こちらの手数料表に基づくおすすめランキングは以下の通りです!

基本的には、国内の優待銘柄を購入するにあたって手数料以外の差は無いので、手数料が最も安いSBI証券がおすすめです
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング1位:SBI証券
ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、取引手数料も100万円以下で0円であり、株主優待向きの証券会社といえます。
「アクティブプラン(定額コース)」は無料で選択できますので、優待銘柄を購入数する費用はゼロで済みます!
無駄なコストをゼロに抑えられますので、株主優待を狙って株式を購入する際はSBI証券が圧倒的におすすめです。必ず口座開設しておきましょう。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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SBI証券は絶対に口座開設すべきおすすめの証券会社
▼以下のリンクから口座開設できます▼
SBI証券の開設はネクシィーズトレードへ
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング2位:楽天証券

SBI証券と同様に、50万円以下の取引であれば「いちにち定額コース」で手数料が0円です。SBI証券との違いは、「いちにち定額コース」は50万円超100万円以下の購入金額になると943円の手数料が必要になる点です。
100万円以下の取引であれば「超割りコース(取引都度手数料発生)」の方が安くなりますが、それでも535円が取引手数料としてかかります。
手数料面ではSBI証券に劣りますが、楽天スーパーポイントを株式購入代金や手数料支払いに当てられるので、楽天を良く利用する人は口座開設をおすすめします。
株主優待狙いでおすすめの証券会社ランキング3位:松井証券
松井証券は取引毎ではなく、1日の約定代金で料金が決まるシンプルな手数料プランになっています。1日何回取引しても50万円以下であれば手数料がかかりませんのでおすすめの証券会社です。
また松井証券は、いちはやく投資信託の手数料ゼロに取り組んだり、ウェブサイトの文字を柔軟に変えられるインターフェースを提供するなど、ユーザーに優しい証券会社でもあります。
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松井証券
まとめ
外食(居酒屋)関連銘柄は、株主優待がお得で使い勝手が良いという特徴を持っています。普段の生活で利用できる優待サービスが多いので、株主優待目当てで投資する価値があります。
一方で、都市圏しか店舗を展開していなかったり、他の飲食業に比べて店舗数が少なかったりする特徴もあります。利用しやすい場所に店舗があるかを事前にチェックして、優待の中身を確認すると良いでしょう。
また、業績によって株価が上下しやすいジャンルですので、投資から損失を出さないように、市場ウォッチも怠りなく続けるようにおすすめします。

皆様の株主優待ライフがより良いものになることを願っています!