本記事は、インデックス型投信のおすすめ銘柄を紹介しています。
投資信託はファンドマネージャーが代わりに運用するので、投資初心者の方が買いやすい金融商品です。
投資信託には多種多様なものがあります。その中で何を選べばいいか、まずはそれぞれの投資信託の性格を把握することです。

今回紹介するインデックス型の投資信託は、運用方法として注目を集めています
尚、掲載している投資信託のおすすめ銘柄は、元銀行員として培ったデューデリジェンスの技法を駆使して選定しています。
また新型コロナウイルスの影響で市場全体の値動きが不安定になる傾向がありますので、銘柄選定においては十分にご注意ください。
投資判断のご参考・一助になれば幸いです。
(※投資はくれぐれも自己責任でお願いします)
インデックス型の投資信託とは?
投資信託の中でもインデックス型とは、指標となるマーケットの平均値に連動した値動きを目的とした運用方法の手法です。
投資信託の中で、ETFという言葉を耳にしたことはありませんか?実はETFもインデックス型の一種です。正式名称は上場投資信託というのですが、インデックス投資の手法の中でも取引所に上場されているものに限定されているのが違いです。
インデックスについて理解するためには、対義語であるアクティブと比較するとわかりやすいでしょう。両者の違いは運用スタイルとその目的です。
インデックスの場合、市場の平均値に連動した値動きを目指す手法です。一方アクティブは市場の平均値以上の収益を出すのが目的です。
インデックスは目標となる指標がはっきりしています。このため、運用スタイルが初心者でもわかりやすいです。一方アクティブは大きな利益が出るかもしれません。

しかしそのためにはファンドごとに独自のテーマを設定しているので、運用手法がわかりにくく感じる人も多いです。投資信託の初心者が運用するには、アクティブよりはインデックス型の方がおすすめです
インデックス型の投資信託のメリット
インデックス型の投資信託のメリットは、なんといってもシンプルでわかりやすいところです。指標となる市場と同じ動きを目的としていて、対象銘柄や商品もはっきりしています。
相場に連動する運用スタイルなので、シンプルです。シンプルなので、ファンドマネージャーのテクニックにあまり影響されないところもメリットです。

また低コストであるところも、インデックス型投資信託のメリットです。ネット証券会社の中には100円から投資できるような銘柄もあるほどです。お小遣いを使って手軽に投資できるのもメリットの一つです
インデックス型の投資信託のデメリット
インデックス型投資信託にはメリットがある半面、デメリットもあります。まずは大きなリターンは期待できない点です。マーケットと同じ値動きを目指すので、短期間で資産が何倍にも大きくなることはまずないです。
またある程度投資がわかってくると、具体的な銘柄に投資したいとか工夫すればもっと収益が出るのでは、と感じることも出てくるでしょう。

しかしインデックス型は融通がきかないのもデメリットです。投資信託は専門家に運用を任せるので、自分でやりたいと思っている人には退屈な運用と感じるかもしれません
更に詳しく学びたい方は、以下の記事でおすすめ本を紹介していますので宜しければご参照下さい。
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インデックス投資を学べるおすすめの本まとめ【厳選4冊】
インデックス型の投資信託の選び方
インデックス型投資信託を選ぶにあたって、まずはコストがどのくらいかかるかをチェックしましょう。できるだけコストのかからないファンドを選ぶのが基本です。
コストがかかると、それだけ利益を出すために大きな収益を確保しなければならないからです。販売手数料のほかにも信託報酬や信託財産留保額など各種コストが発生するので、トータルで一番かからないものを選びましょう。
ファンドの状況がわかる情報として、純資産総額があります。純資産総額が右肩上がりになっているものを探しましょう。

右肩上がりに増えているファンドは運用実績がある、多くの投資家が出資していると判断できるからです。一方右肩下がりになっているファンドは運用がうまくいっていない、資金がどんどん流出しているわけでおすすめできません
以下の記事で、インデックス投資のやり方を解説しています。宜しければご覧ください。
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インデックス投資のやり方まとめ!5分で理解できるよう分かりやすく解説
インデックス型の投資信託おすすめ一覧!厳選5銘柄
インデックス型投資信託の中でもおすすめ銘柄がいくつかあります。
1つ目のおすすめ銘柄が、eMAXIS Slim 全世界株式です。これは三菱UFJ国際投信というところが運用元です。こちらはMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスに連動できるような運用を標榜しています。
こちらの銘柄を購入すれば、全世界の株式を間接的に運用できます。その上でコストがかからない点もおすすめポイントです。信託報酬は業界最低水準といわれていて、余計な費用をかけることなく運用できます。
2つ目のおすすめ銘柄はニッセイ外国株式インデックスファンドです。なぜなら実績が豊富だからです。2016年には「投資ブロガーが選ぶFund of the Year」で1位を獲得しました。それほど人気の高いファンドです。
総資産総額は1200億円を超えています。先進国株式クラスの中ではトップクラスです。いかに多くの投資家から信頼を集めているかがわかるでしょう。
購入手数料や信託財産留保額はいずれも無料です。2019年6月末には信託報酬を0.107892%に引き下げました。これは業界トップクラスの最安値です。
3つ目のおすすめ銘柄としてあげたいのが、たわらノーロード 先進国株式です。こちらもコストが業界でも最安値のひとつだからです。
購入手数料や信託財産留保額は無料で、信託報酬も2020年現在0.10989%です。先ほど紹介した2つのおすすめ銘柄と比較するとやや高めですが、全体で見ればトップクラスの安さです。
純資産総額は340億円程度で、直近で増加傾向にあるのもおすすめポイントです。
4つ目のおすすめ銘柄は、楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。楽天投信投資顧問が提供するファンドです。日本をはじめとした全世界を対象にしていて、各国の株価に連動するのが目的です。
その中でも主な投資対象として、バンガード・トータル、ワールド・ストックETFを設定しています。投資信託ブロガーのおすすめ銘柄のアンケートをとったところ、全体の約1/5がこのファンドを推薦したほど、人気が高いです。
最後のおすすめ銘柄として紹介したいのは、野村つみたて外国株投信です。こちらは野村アセットマネジメントが提供するファンドです。
このファンドは新興国まで含んだ外国株式をメインとしています。こちらは「MSCI ACWI」の円換算ベースに連動した投資スタイルをとっています。
これで時価総額ベースで世界全体の株式の80%以上がカバーできています。

シンプルであることと低コストな部分が高く評価されています。また野村證券という有名証券会社がやっているファンドだから、という安心感もおすすめ銘柄の理由です
インデックス型の投資信託を購入する際の留意点
インデックス型の投資はシンプルでわかりやすいですが、どのファンドでも100%絶対に儲かる保証はないです。単品購入してしまうと、損失を計上するリスクがあります。
そこで少しでもマイナス収支にならないためには、複数のインデックス型投資信託を組み合わせるのがおすすめです。

そうすればある銘柄がマイナスになっても、ほかの銘柄のプラスによって穴埋めできる可能性も高いです。分散投資を心がけましょう
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また純粋な投資信託と類似する商品としてETF(上場投資信託)が存在します。ETFは投資信託と同様、リスク分散が図れ積立にも向いている商品です。
加えて、高い利回りを誇る分配金を定期的に得ることができる商品が多数存在しています。
以下の記事では、ETFのおすすめ銘柄について紹介していますので、宜しければ併せてご参照下さい。
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積立におすすめ!ETFの厳選3銘柄【分配金や値上がり益を期待】
投資信託購入を検討している方へのおすすめ投信
本記事で紹介した投資信託以外にも、パフォーマンスに優れるおすすめの投資信託は存在します。併せて検討してみてはいかがでしょうか。
投資信託のおすすめ商品サービス①:三井住友DSアセットマネジメント投信
- ファンドマネージャーが、リーマンショック含む過去16年で資産10倍という抜群の運用実績を誇る!
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- 少額(1000円)から無理なく購入が可能で手軽に積立投資が始められる!
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素晴らしい実績を誇るチームが運用を担当しており、かかるコストも少ないため、非常におすすめの投資商品です。
【担当する運用チームの過去実績】

無料ですので口座開設しておきましょう。口座開設や、より詳細な情報は以下のリンクからご確認ください。
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月々1,000円からムリなく資産形成。スマホ・PCから簡単口座開設!【三井住友DS投信直販ネット】
投資信託のおすすめ商品サービス②:ひふみ投信
- 2008年9月の設定から資産が4倍となる運用実績を持つ人気の投資信託!
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- 5年以上、ひふみ投信を保有すると信託報酬を0.2%還元!10年で0.4%!
カリスマファンドマネージャー藤野英人が運用する「ひふみ投信」。 主に日本の成長企業に投資をすることで、お客様の資産形成を応援するとともに、日本の未来に貢献するというコンセプトで運用に臨んでいます。
【ひふみ投信のパフォーマンス】

運用実績も抜群です。その優秀さやコンセプトからトムソン・ロイター・ファンド・アワードやR&Iファンド大賞を受賞しています。こちらも無料ですので、ぜひ口座開設しておきましょう。
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投資信託と併せて検討したい積立投資
投資信託と併せて活用した投資手法が積立投資です。積立投資は、リスクを低減しつつ将来の資金確保を進めることができる優れた手法です。
最近では、優れた運用パフォーマンスを誇る商品や100円単位で手軽に始められる商品サービスが存在しており、積立投資で利益を上げられる可能性やアクセスが向上しています。
以下の記事では、あなたの資産形成の一助となる、パフォーマンスに優れつつも手軽に開始できる積立投資の商品・サービスを紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。
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積立投資で超おすすめの商品・サービスまとめ10選!ローリスクで資産形成
ほんの一握りの富裕層を除き、会社勤めなどの本業からの収入のみでは将来的に生活が困窮するのは目に見えています。
まとめ
インデックス型投資信託は、世界中のいろいろなマーケットに手軽に投資し資産運用できるのが魅力です。ただし大きなリターンを短期間で確保するのは難しいです。
中長期的な運用で、コツコツ利益を積み重ねて資産を増やしたいと思っている人におすすめのスタイルです。それぞれのファンドの特徴を見極めながら、自分の希望する運用方法に近い商品を見つけるのはいかがですか?