本記事では、グローバル地域を対象にした投資信託のおすすめ銘柄をご紹介しています。
投資信託は、初心者からエキスパートまで利用しやすい資産の運用方法です。その理由としては、ファンドに運用先を任せることで、手間なく投資ができることにあります。
また、投資信託は少数の株式や債券に集中して資金を投入するのではなく、多くの銘柄に入れます。そのため、リスク回避に欠かせない分散投資ができるという特徴があるのです。

特に、国や地域にとらわれないグローバル型の投資信託であれば、さらにその効果は高まります。そのようなグローバル型投信のおすすめ銘柄は何があるのか、どんな点に注意したらいいかを具体的に解説していきます
尚、掲載している投資信託のおすすめ銘柄は、元銀行員として培ったデューデリジェンスの技法を駆使して選定しています。
また新型コロナウイルスの影響で市場全体の値動きが不安定になる傾向がありますので、銘柄選定においては十分にご注意ください。
投資判断のご参考・一助になれば幸いです。
(※投資はくれぐれも自己責任でお願いします)
グローバル型の投資信託とは?
投資信託の中でも、グローバル型は世界中の様々な国や地域の企業、団体、政府に投資するタイプです。
投資先が世界中に存在する分、それぞれのファンドの情報収集能力とバランス力が求められるところです。とはいえ、投資先が分散されますので、その分野で全体的に価値が下がらなければ、安定した利益を出せるケースが多いのが特徴です。
グローバル型ということで、投資先地域の限定はありませんが、それぞれのファンドで株式、債券、先物など投資対象は絞っていることがほとんどです。

また、ファンドが得意とする、一定地域に投資先が多く見られることもあります
グローバル型の投資信託のメリット
投資先が分散されている分、安定性がありリスク回避効率が高いというのが大きなメリットです。
インデックスに応じた投資をするなど、それぞれの商品で特徴はありますが、比較的分かりやすい基準で投資していることが多いので、投資信託先を選ぶのが難しくないというのもポイントです。

また、世界に分散した投資を行える投資会社には、それなりの資金力が求められることから、投資信託先は知名度も高く規模が大きいファンドがほとんどというのも安心できる点です
グローバル型の投資信託のデメリット
グローバル型は、リスクヘッジという面ではとても強い投資信託タイプですが、世界的な不況に見舞われた時は、下げ幅が大きくなり回収が難しいというデメリットを抱えています。
グローバル型では、特に新興国への投資もある程度していますので、先進国よりも大規模不況の影響を受けやすい状況が生じると、一気に値を落としてしまうリスクがあります。

また、具体的にどこに投資しているかが複雑なシステムですので、より詳細を知った上で投資信託をしたいという人には少し難しい商品であるとも言えます
グローバル型の投資信託の選び方
一口にグローバル型の投資信託と言っても、いろいろな種類があります。債権や株式銘柄などに絞ったものもありますし、バランスタイプということで複数の投資対象をミックスしたものもあります。
まずは、どの投資対象をメインとするのかを選ぶと、おのずと商品が絞られてきます。その上で、基準価額を見ることをおすすめします。
自分の予算に合った価格で十分な量を買える銘柄を見つけるためです。また、純資産の額を見ることもおすすめです。

グローバル型投資信託では、多額の資金が必要となりますので、効率的な運営をするためには、やはり資産が大きい方が有利に働くからです
グローバル型の投資信託おすすめ一覧!厳選5銘柄
「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」
国際REITをメインとしているグローバル型投資信託銘柄です。特にS&P先進国インデックスを指標として用い、これに連動する形で投資をしているのが特徴です。
信託報酬は0.22パーセント以内となっていて、堅実な投資をしているのがおすすめの点です。買い付けは100万円以上となっていて、積み立ては100円以上1円単位で行うことができます。
ある程度資金がある人におすすめの商品で、安心できる資産運用、リスクヘッジの一つの選択肢として取り入れることができます。
ブラックロック-ブラックロック天然資源株ファンド
最近勢いがあるブラックロックが運営している、グローバル型のおすすめ投資信託銘柄です。
国際株式への投資となっていて、特に天然資源に対象を絞っているのが特徴です。具体的にはエネルギー株、そして金鉱などの鉱山株があります。
天然資源ジャンルは世界的な重要が高いため、安定性が高いのが特徴です。もちろん、世界経済によって大きく値が動くこともありますが、比較的その動きは予測しやすいので、素早い判断ができるというのもおすすめの理由です。
信託報酬は2パーセント近い数字を出していますので、安定性と利益の両方がバランスよく出ているのもおすすめです。
大和-ロボット・テクノロジー関連株ファンド -ロボテック-
大和アセットマネジメントが運営しているファンドです。国際株式銘柄を対象としていて、日本も含んだエリアに投資しています。
この商品は、テクノロジー関連、特にロボット産業にターゲットを絞っているのが特徴です。機械産業銘柄、工業景況の動きに連動するものですので、ある程度判断がしやすいのがおすすめできる理由です。
決算は3月と9月に行い、収益分配による利益確定を行っています。
日本や中国を始めとする、ロボット産業が盛んなところに価格が引っ張られる傾向が強いので、グローバル型とはいえ、きちんとこうした国の動向に注意して投資するのがおすすめです。
三井住友DS-三井住友・DC年金バランス70(株式重点型)
公社債と株式を対象として投資をしています。グローバル型ですが、日本国内の株式なども含まれています。
ファンド独自のベンチマークを利用しているのが特徴で、このベンチマークと連動させて分散投資を行っています。中長期的な目線での投資を方針としているのもおすすめ点です。
マザーファンドは4つあり、この面でもリスクヘッジがよくなされています。信託報酬の利益率はそれほど高くはありませんが、安定性という面では高い実績を残していますので、堅実な投資を望む人におすすめできる銘柄です。
キャピタル・インターナショナル-キャピタル世界株式ファンド
中長期をスパンとして投資信託を運営しています。やはりキャピタルインターナショナルの高い運用力がおすすめの理由で、世界中に張り巡らされた情報網と判断力が安定して利益を生み続けている理由です。
投資銘柄を選定する場合にも、複数のマネージャーが別々に判断をしていて、リスク回避を徹底しているというのもおすすめできるポイントです。

国際株式銘柄を投資対象としていて、かなり広範にわたるエリアに投資しています
グローバル型の投資信託を購入する際の留意点
グローバル型投資信託では、銘柄によってだいぶ信託報酬割合が異なります。
もちろん、利益を出すためには報酬が高い方が良いのですが、その分リスクも上がる傾向にあるということには注意しなければなりません。

投資銘柄が軒並み上がるということはありませんし、景気後退が起こると一気に生じる可能性もあるので、リスクヘッジという投資信託の元々の目的を意識しつつ、バランスの良い投資をするようにしましょう
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また純粋な投資信託と類似する商品としてETF(上場投資信託)が存在します。ETFは投資信託と同様、リスク分散が図れ積立にも向いている商品です。
加えて、高い利回りを誇る分配金を定期的に得ることができる商品が多数存在しています。
以下の記事では、ETFのおすすめ銘柄について紹介していますので、宜しければ併せてご参照下さい。
▼内部リンク▼
積立におすすめ!ETFの厳選3銘柄【分配金や値上がり益を期待】
投資信託購入を検討している方へのおすすめ投信
本記事で紹介した投資信託以外にも、パフォーマンスに優れるおすすめの投資信託は存在します。併せて検討してみてはいかがでしょうか。
投資信託のおすすめ商品サービス①:三井住友DSアセットマネジメント投信
- ファンドマネージャーが、リーマンショック含む過去16年で資産10倍という抜群の運用実績を誇る!
- 口座開設、販売手数料、口座管理手数料すべて0円!(信託報酬が約1%/年)
- 少額(1000円)から無理なく購入が可能で手軽に積立投資が始められる!
- 大手メガバンクSMBCグループで資産を預ける上で安心!
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素晴らしい実績を誇るチームが運用を担当しており、かかるコストも少ないため、非常におすすめの投資商品です。
【担当する運用チームの過去実績】

無料ですので口座開設しておきましょう。口座開設や、より詳細な情報は以下のリンクからご確認ください。
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月々1,000円からムリなく資産形成。スマホ・PCから簡単口座開設!【三井住友DS投信直販ネット】
投資信託のおすすめ商品サービス②:ひふみ投信
- 2008年9月の設定から資産が4倍となる運用実績を持つ人気の投資信託!
- 少額(1000円)から無理なく積立投資を開始できる!
- 購入手数料、解約手数料、口座開設手数料はゼロ円!(信託報酬手数料は約1%/年)
- 5年以上、ひふみ投信を保有すると信託報酬を0.2%還元!10年で0.4%!
カリスマファンドマネージャー藤野英人が運用する「ひふみ投信」。 主に日本の成長企業に投資をすることで、お客様の資産形成を応援するとともに、日本の未来に貢献するというコンセプトで運用に臨んでいます。
【ひふみ投信のパフォーマンス】

運用実績も抜群です。その優秀さやコンセプトからトムソン・ロイター・ファンド・アワードやR&Iファンド大賞を受賞しています。こちらも無料ですので、ぜひ口座開設しておきましょう。
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投資信託と併せて検討したい積立投資
投資信託と併せて活用した投資手法が積立投資です。積立投資は、リスクを低減しつつ将来の資金確保を進めることができる優れた手法です。
最近では、優れた運用パフォーマンスを誇る商品や100円単位で手軽に始められる商品サービスが存在しており、積立投資で利益を上げられる可能性やアクセスが向上しています。
以下の記事では、あなたの資産形成の一助となる、パフォーマンスに優れつつも手軽に開始できる積立投資の商品・サービスを紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。
▼以下のリンクから記事に飛べます▼
積立投資で超おすすめの商品・サービスまとめ10選!ローリスクで資産形成
ほんの一握りの富裕層を除き、会社勤めなどの本業からの収入のみでは将来的に生活が困窮するのは目に見えています。
まとめ
どの投資手法にもリスクは伴いますが、投資銘柄が世界に分散するグローバル型投資信託は、よりリスク回避力が高いです。
その分、投資の腕が問われる分野でもありますので、実績の高いファンドを選ぶことや、自分なりの予測が立てやすい銘柄ジャンルに投資先を絞っている商品を選ぶというのも一つの手です。