
2020年の株式相場は、新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きなインパクトを与える中で、全世界的にテクノロジー関連株が牽引する相場模様となりました。
その中で、GAFA( Google Apple Facebook Amazon) は、米国の経済成長および株式市場を強く牽引した存在でした。
2021年のはじめにおいては、米国の主要な株価指数であるダウ工業株30種平均やS & P 500種指数、 またナスダック総合指数は堅調に推移しています。
しかしながら主に値上がりしている銘柄は、エネルギーや金融、コロナ影響によって業績改善が見込まれるヘルスケアセクターなどに集中しており、GAFAの株価は横這い推移です。

2021年に入ってGAFAの株価はどうなるのでしょうか。各社の動向と今後の予測について見て行きます
GAFAの株価はどうなる?①グーグル(アルファベット)社
アルファベット社は、 Google を含むグループ企業の持ち株会社の位置付けで上場しています。
ご存知の通り、 Google は世界最大の検索エンジンを運用していますが、その他にも多岐にわたるデジタル関連事業を展開しています。
Google 事業においては以下のサービスや製品、技術供与を実施しています。
- 広告
- 検索
- Android
- Chrome
- Google Play
- ハードウェア
- YouTube
- Google Cloud
- Google Maps
- その他デジタルコンテンツ
加えて、あまり知られていませんがその他の事業として以下のサービスを提供しています。
- Google Fiber
- Access
- Verily
- Waymo
- CapitalG
- GV
- Calico
- Nest Labs
グーグル(アルファベット)社の株価動向

アルファベットはクラス A 株とクラスC株の二種類が存在しています。クラス A 株が議決権あり、くら寿司株が議決権なしの銘柄です。
株価はほぼ同様に推移しており、2020年3月のコロナショック直前にはおよそ1500ドル前後になっていました。
その後3月下旬にコロナの影響を受け、およそ1100ドル前後まで下落しましたがその後は順調に回復し、2020年末は1800ドル弱で終わりました。
グーグル(アルファベット)社の事業動向・決算を踏まえた株価予想
コロナウイルスの影響は引き続き拡大しており、どうしたの中核事業である広告や e-commerce のトレンドは堅調を維持すると考えられます。
さらに、コロナウイルスのワクチン実用化に伴って経済が回復し、企業の広告出稿が力強い動きを見せれば、ユーザーのオンライン行動が広がった中での広告事業収入のさらなる加速が期待できます。
また同社は、広告市場のみならず常に新たな事業及び収益源を模索し、新規事業や次世代の技術開発に努めています。
そうした努力が実り、先端的なテクノロジーを活用した次世代の授業が開発できればさらなる業績の拡大が期待できます。

米国の大手証券会社ベアードは、同社株の投資判断を「買い」とし、目標株価を2000ドルとしており、2021年も引き続き株価が堅調に推移すると予想されています
GAFAの株価はどうなる?②アップル社
日本でも普及率が高いスマートフォンの iPhoneや、人気の PC「マック」、 タブレット型端末の iPad 販売がアップル社の現在の事業の中核です。
上記のようなデジタルガジェット関連製品だけではなく、オペレーティングシステムの「macOS」「iOS」、およびクラウドサービスを提供しています。
アップル社の株価動向

2020年3月頃のコロナショックの際には株価がやはり下落しましたが、その後は順調に回復し、数ヶ月後にはいち早くコロナショック以前の水準に回復しました。
何度かの調整局面を挟みながら、年末にかけては総じて株価を上昇させ、2020年末においては130ドル前後で着地しています。
アップル社の事業動向・決算を踏まえた株価予想
好調を維持してきたアップル社といえども、新型コロナの影響は受けており、同社の売り上げ大部分を占める主力製品「 iPhone」 の売上高は、若干の減少傾向にあります。
しかしながら新たにリリースされた iPhone12シリーズの投入により、1月末の決算発表に期待がかかっています。

今後の株価についてはその1月末の決算の内容に左右されますが、新型コロナの影響を受けた「ニューノーマル」の世界観の中で、スマートフォンは一層重要性を増しており、引き続き好調な業績が期待されます
GAFAの株価はどうなる?③フェイスブック社
フェイスブック社のサービスを利用してる人は多いでしょう。社名の通り Facebook や Instagram、 WhatsApp と言った世界で多数のユーザーを獲得している SNSを提供している企業です。
同社の事業収益は、上記のソーシャルネットワーキングサービスの広告料が主体となっています。
各SNSの現在のユーザー数ですが、 Facebook は26億人、Instagramは10億人、 WhatsApp は16億ほどとなっており、グローバルベースで圧倒的なプレゼンスを誇っています。
フェイスブック社の株価動向

2020年においては、やはり新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けており、コロナ前は220ドル前後で推移していた株価は3月下旬には30%ほど下落し150ドル前後となりました。
一方でその後は急ピッチでの回復を見せ、2020年9月には300ドルの大台を超えて行きましたがその後調整し、2020年末は270ドル前後で推移しています。
フェイスブック社の事業動向・決算を踏まえた株価予想
2021年に入っても新型コロナウイルスの猛威は衰えていない中で、同社が展開する Facebook Instagram などのユーザー数や、利用時間は増加している可能性が高いです。
それに伴って同社の収益源である広告料も伸びを見せる可能性があります。
一方で懸念点もあります。2021年の初めにトランプ氏の Facebook と Instagram のアカウントを凍結したことで、賛否両論の議論を生んでいることから株価が下落傾向にあります。

中長期的には成長を継続していく蓋然性が高いですが、短期的には業績の動向や今朝の内容にかかわらず、株価を下げる可能性があるので注意が必要です
GAFAの株価はどうなる?④アマゾン社
日本においてもeコマース・プラットフォームとして圧倒的なプレゼンスを誇るアマゾンは、あらゆる商品を販売するオンラインプラットフォームを提供しています。
EC 事業がフォーカスをされがちですが、実は「AWS」というクラウドサービス事業が大きく成長しており収益の柱となりつつあります。
アマゾン社の株価動向

アマゾンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響が株価にはプラスに働いた銘柄です。ロックダウンや外出自粛で ECが伸びることは明白だったためです。
コロナショック後から上昇に転じ、2020年7月には3200ドル前後で推移していました。その後さらに値を伸ばし、9月には過去最高水準である3500ドルを突破。
その後、調整局面を迎え、2020年末は3200ドル前後で着地しました。
アマゾン社の事業動向・決算を踏まえた株価予想
同社の EC 事業は、引き続き事業や株式市場に影響を与える中で、堅調に推移すると見込まれています。

実際に2020年末おいてもAmazonプライムデーや年末・クリスマスセールで需要が拡大したと観測されており、次期決算の結果に対して、市場から大きな期待が寄せられています。株価は堅調に推移する公算が高いです
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米国株取引でおすすめしたい証券会社トップ3
GAFAを始めとする米国株は引き続き、世界で最も有望な投資対象であり、もし口座が無く取引ができないのであれば機会損失と言えます。
米国株を取引するにあたって重要なのが証券会社選びです。いかに有望な美国株銘柄を発見できたとしても、購入できなかったら意味がありません。
国内の証券会社において、米国株の取り扱い銘柄数にはかなりのばらつきがあります。また取引手数料の安さも重要です。
以下で、米国株の取扱数が豊富で手数料も安い証券会社をご紹介しますので、宜しければご参照の上、口座開設してみてはいかがでしょうか。
①SBI証券

ネット証券において、口座開設数No.1を誇るSBI証券ですが、米国株の取扱数も随一でその数およそ2,200銘柄!
また米国株の手数料は2019年7月から0円で取引可能になっている点も素晴らしいですね。
口座開設したら利用できる米国株の企業情報ページも、投資に有用なレポートが1ページにまとまっていて、非常に使いやすく便利です。
米国株のみならず、中国・韓国・ロシア・アセアン株のラインナップも豊富で、外国株に興味がある人は必ず口座を開設した方が良いです。
私もメインの証券口座として活用しているSBI証券の詳細については、以下の記事にまとめていますので、宜しければぜひご覧ください。
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②DMM株

DMM.com証券は、米国株の取り扱いが900銘柄以上で、FAANGやバンガードといった人気銘柄をカバーしています。
最も優れている点は、国内株式と同じ取引ツールで米国株売買が可能なところです。また米国株投資情報も豊富で、専用コラムが用意されています。
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③岩井コスモ証券
米国株の取り扱いは相応にありアップルやツイッター、スターバックスなどの有名企業を扱っています。
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まとめ
2020年に米国の株式市場を牽引してきたGAFAの直近の株価推移や今後の動向予測についてみてきました。
直近では、2020年に買われ過ぎたこともあり、株価も横ばいを続けていますが、いずれの企業も有望であることには変わりなく、調整局面において積極的に買いを狙っていける銘柄だと考えています。