eラーニング関連のおすすめ銘柄6選!コロナの状況を受け関連銘柄に注目

インターネットによる学習形態を「eラーニング」と呼びますが、現在、教育ICTの推進に伴い多くの関連銘柄が上昇を見せています。

今こそおすすめのタイミングですので、eラーニングについて基本知識を押さえつつ、関連銘柄をしっかりチェックしておきましょう。

eラーニングの概要解説

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従来の学習形態では、たとえば学校のように教師と生徒が同じ場所にいることが前提でした。

教えるのも直接対面して行わなければなりませんし、生徒の進捗状況をチェックするにも教師が一人一人に時間を割いて行わなければならなかったため、時間もかかれば人件費などのコストも大きくかかるのが課題です。

以前からビデオなどによる視聴覚教育はありましたが、生徒に一方的に映像を見せるだけでは双方向型の教育にはならず、学習効果もあまり期待できません。

コンピューターの発達に伴い、もっと高い学習効果を得られないかとコンピューターを利用した教育も以前から模索されてきました。

たとえば、アメリカではいち早くコンピューターを使って生徒の理解度に応じて一人一人に適切な学習内容を提示できるシステムの研究が開発されていましたし、その成果はCD-ROMを使ったCBT(Computer Based Training)に見られます。

CD-ROMは音声だけでなく動画も収録できるため、従来の方法よりもインタラクティブな教育が可能になると期待されたのです。

ただ、CD-ROMという物理的なメディアを作成するためには、多大なコストがかかります。それを生徒一人一人に配布するためには手間も時間もかかりますし、いったん配布してしまったら内容の修正は不可能で、生徒の進捗状況を管理することも困難です。

このような課題を克服するものとして登場したのがWBT(Web Based Training)です。CBTの場合、生徒の進捗状況は各人が持つ端末内に保存していましたが、WBTはその名の通りウェブをベースとした学習ですので、サーバーに進捗状況を一括して管理できます。

教材もサーバー上に保管できるため、CD-ROMのように作成や配布の手間やコストがかかりません。教材の内容を修正する必要が生じた時も、サーバーにあるファイルを変更すればよいだけなので、常に最新の教材を提供できるというメリットもあります。

インターネットを通じた学習により、教える側も教わる側も時間や場所の制約から解放されました。ネットワークさえつながっていれば、いつでも好きな時間に好きなペースで学習できるようになったのです。

こういうインターネットを使った教育のことを「eラーニング」と総称します。

eラーニングの関連銘柄の株価が上昇を見込む理由

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インターネットの普及に伴ってeラーニングに注目が集まっていた状況に加えて、最近では政府も教育ICTを積極的に推進しており、その関連銘柄は軒並み上昇を見せています。

さらに、2020年3月には、新型肺炎の影響で、首相からの要請により全国の小中高等学校が臨時休校になったため、子どもたちが自宅での学習を余儀なくされているという事情もあります。これも、eラーニング関連銘柄に注目が集まる理由の一つです。

また、中国では、新型肺炎の影響で幼稚園から大学まで2020年度の春季開校を遅らせることが発表されました。これにより、中国の児童・学生約2億7千万人がeラーニングを受けることになります。日本の2倍近い人口が一気にeラーニングを利用することになるため、その影響で日本のeラーニング関連銘柄も大幅に上昇することが期待されるでしょう。

eラーニング関連のおすすめ銘柄一覧!厳選6銘柄

eラーニング関連のおすすめ株銘柄①:リクルートホールディングス

今後注目のeラーニング関連銘柄のなかから、おすすめの7銘柄を一気に紹介しましょう。

一つ目は、株式会社リクルートホールディングスです。誰もが知る大企業ですが、同社では「スタディサプリ」という教育系アプリを展開しており、今回のことを機に全国の児童・学生が一気に同社のアプリを利用することになると期待されています。

その株価も追い風を受けて上昇を見せる可能性が高いです。

eラーニング関連のおすすめ株銘柄②:アイスタディ

eラーニングでは、以前からIT技術者のための学習ソフトを主軸に事業を展開してきたアイスタディ株式会社も注目の存在です。「SLAP」というオンライン学習システムを提供しています。

教育機関向けにICT事業を展開するチエル株式会社では、スマホやノートPCなどのモバイル端末を使った「CaLabo MX」という英語4技能学習システムを提供しています。上場から間もない新興銘柄ですが、今後、一気に躍進すると期待されるおすすめの存在です。

eラーニング関連のおすすめ株銘柄③:ネオス

教育や電子出版、ヘルスケアなどの事業を展開するネオス株式会社もeラーニング関連銘柄としておすすめです。小学生のための英単語学習アプリや感覚を刺激する算数アプリなどを提供しています。

eラーニング関連のおすすめ株銘柄④:スプリックス

個別指導塾の森塾で知られる株式会社スプリックスもおすすめです。

同社では「自立学習RED」という個別学習塾において、在宅学習のサービスをすでに提供しています。遠隔地でも授業を受けることができ、質問にも対応できるというeラーニングサービスです。

eラーニング関連のおすすめ株銘柄➄:すららネット

株式会社すららネットはデジタル学習教材で注目されています。学力の低い子どものためにオンラインで教材を提供しており、どんな子どもも自立的に学習できると注目です。学習障害児や発達障害児の学習支援にも力を入れています。

eラーニング関連のおすすめ株銘柄⑥:ジャストシステム

最後におすすめするのが、小中学生のためにタブレットを使って通信教育を展開している株式会社ジャストシステムです。英語学習や辞書・辞典などのPCソフトも取扱っています。

eラーニング関連銘柄の想定されるリスク

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eラーニング関連銘柄は有望ですが、すでに高騰を記録した銘柄の場合、その反動で一時的に暴落を起こすリスクもあります。すでに値上がりした銘柄より、今後、上がってきそうな関連銘柄を見つけるのがおすすめです。

eラーニング関連銘柄を購入するおすすめタイミング

以前から推進されている教育ICTの状況と、新型肺炎の影響による自宅学習の需要を考えると、eラーニング関連銘柄の購入におすすめのベストタイミングは今です。

まとめ

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新型肺炎の影響でeラーニングに注目が集まっていますが、それ以前から積極的に推進されており、2020年度には教育スタイルも大きく変わることが決定済みです。

今後、関連銘柄は大きく上昇することが期待されます。