2020年のテンバガー達成銘柄:BASE(4477)はなぜ株価が急騰したか?今は買い時?

本記事では、2020年においてテンバガーを達成したBASE(4477)について分析しています。

年初来の最安値から株価が12倍となってテンバガー化したBASE(4477)ですが、どのような要因で株価が急騰したのでしょうか。

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こちらの記事における分析では、銀行員や投資歴10年以上の経験で培った企業実態把握およびファンダメンタルズ分析のスキルを活用しています

※投資は自己責任でお願い致します

2020年においてBASE(4477)はテンバガー化を達成

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BASE(4477)は3月13日に付けた年初来の安値である774円から8月17日に終値8670円となり、株価10倍を達成しテンバガー銘柄となりました。

8月21日にはさらに値を上げ株価9860円まで伸び、最安値と比較すると12.8倍もの水準に達しています。

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たった4ヶ月ほどの間で株価が10倍以上に上昇したBASE(4477)ですがこの短い期間に一体何があったのでしょうか?

2020年にテンバガー化したBASE(4477)の事業概要

なぜテンバガー化したのかを紐解くにあたり、まず同社の事業を確認します。2012年に創業したBASE(4477)の事業は大きく4つに分かれます。

BASEの事業

ネットショップ作成サービス
ショッピングアプリ
資金調達サービス
オンライン決済サービス

【ネットショップ作成サービス】

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出典:BASE

3つの項目を埋めるだけですぐにショップを開設できるネットショップ作成サービス

「BASE」は誰でも簡単にネットショップが作成できるサービスです。導入が簡単な決済機能、おしゃれなデザインテーマ、トランザクション解析ツールなどネットショップの運営に必要な機能を備えており、費用やWeb技術、時間などのさまざまな理由でこれまでネットショップをはじめることが困難だった方も、気軽に始めることができます。

出典:BASE

ネットショップ作成サービスはBASEの基幹事業です。3つの項目を埋めるだけでネットショップを解説できる手軽さから人気を博しています。

【ショッピングアプリ】

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出典:BASE

90万を超えるネットショップからお気に入りのアイテムを購入することができるショッピングアプリ

ショッピングアプリ「BASE」は600万ユーザーが利用するスマートフォンアプリです。トレンド、ファッション、インテリア、エンタメ・ホビー、コスメ、家電・スマホ、スポーツ・レジャー、食品・飲料(野菜や果物などの農産物、肉・魚等の生鮮食品もふくむ)など幅広いジャンルの商品を購入することができます。

出典:BASE

BASEが提供するショッピングアプリでは、BASEで解説されたネットショップでの買い物がアプリで手軽に実現できます。

【資金調達サービス】

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出典:BASE

BASEのショップオーナーが、リスクが無く即時に資金調達できる金融サービス

「YELL BANK」は、ネットショップ作成サービス「BASE」を利用するショップオーナーが、リスクが無く、即時に資金調達できる金融サービスです。ショップの将来の売上金額を予測して「YELL BANK」がショップオーナーから将来の売掛債権を買い取ります。

出典:BASE

YELL BANKはネットショップオーナーにとって利便性が高い資金調達サービスです。売掛債権を活用して資金繰りの一助とすることができます。

【オンライン決済サービス】

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出典:BASE

シンプルなAPI・多彩な機能・分かりやすい料金形態で導入することができる決済サービス

「PAY.JP」は、WebサービスやEコマースにクレジットカード決済を無料で簡単に導入できる開発者向けのオンライン決済サービスです。

出典:BASE

ネットショップ向けにシンプルでかんたんに導入できるオンライン決済サービスを提供しています。

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BASEはネットショップ作成とショップにとって必要不可欠な利便性が高い周辺サービスを提供しています。シンプルさと導入コストの低さが競合優位性と言えます

2020年にBASE(4477)の株価が急騰しテンバガー化した理由

ネットショップ作成に係るサービスを提供するBASE(4477)の株価が急騰し、テンバガー化した理由は明白です。

BASE(4477)がテンバガー化した理由

新型コロナウイルス影響下における業績急拡大に伴う売上急増および利益黒字化

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、巣ごもり需要が増大する中、消費者の購買行動がECへとシフトしていくなかで個人・法人共に店舗のオンライン化が進んでいます。

その中で、BASEの利便性が高いネットショップ作成サービスは利用が急拡大しており、業績が大きく伸長しています。

【決算サマリー】

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出典:BASE

こうしたトレンドを受け、BASE(4477)の直近2020年度12月2Q決算は、半期の売上高は前年同期比2.1倍、営業利益・純利益は前年の赤字から一気に黒字化しています。

【流通総額の推移】

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出典:BASE

コロナ影響下にあった2020年第2四半期の「BASE」のショップ開設数は、前年同四半期比2.3倍と大幅に増加。累計のショップ開設数は、7月に110万ショップを達成しています。

それに伴い、グラフの通り流通総額は前年同期対比およそ2倍に急増しています。

【通期業績予想】

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出典:BASE

足許の好調さを受け、通期業績予想は当初計画を大幅に上振れしています。

売上高は前年同期比+95.3%~+110.4%、売上総利益は同+101.7%~+116.5%を目指し、営業利益は0~500百万円を見込むとのこと。

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事前にBASEの業績が拡大することは一定程度予想できていたため、株価は4月以降に伸び始めていましたが、上半期の決算発表を受け、株価は急伸し一気にテンバガー化しました

BASE(4477)は既にテンバガーを達成しているが買い?

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株価は高水準にありますが、コロナワクチン実用化後にテック株が売られる流れも含めていったん調整を挟み、株価はその後上昇基調に転じています。

BASEが将来的に成長を継続する蓋然性は高く、今後も引き続き有望な銘柄ですので、積極的に買いを狙いたいところです。

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但し、焦って購入し、高値掴みにならないように注意したいところ。また株価が乱高下する可能性もあるので1回の購入で全力ではなく時間的な分散投資をおすすめします

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まとめ:BASE(4477)のテンバガー化はコロナ禍の影響が大きい

ネットショップ作成サービスを展開するBASE(4477)は、新型コロナ影響のトレンドに乗り、業績が急拡大・改善したことでテンバガー化を達成しました。

BASE(4477)は引き続き、今期業績は好調に推移する可能性が高く、注目の銘柄であり調整局面を経ていることもあって時間的分散投資を念頭に買い検討可能、というのが個人的な見解です。

2021年もまだ新型コロナの影響が大きく、好影響・悪影響ともに注視が必要です。また大きく値上がりする銘柄はコロナが関連する傾向がありますので、そうした着眼点をもって銘柄をスクリーニングすることをおすすめします。