
この記事では、人工肉に関連して今後成長および株価上昇の可能性があるおすすめ銘柄を紹介しています。
世界の食糧危機を救う救世主になりうる人工肉は、今世界中で話題になっている分野です。バイオ関連の企業を中心に研究や開発が進んでいる分野であり、上場してから7倍近くの株価に急成長した銘柄もあります。

そんな人気の人工肉分野に関連して厳選された株式銘柄5銘柄と、買い時のタイミングや留意すべきリスクなども紹介します
尚、銘柄の選定にあたっては元銀行員として養った企業ファンダメンタルズ分析やデューデリジェンスのノウハウを活用しています。
人工肉の概要
肉といえば、牛や豚、鶏や羊など生き物の恵みをいただくのが当然のスタイルでしたが、世界的な人口の増加に伴い安定した肉の供給ができなくなる事が懸念されています。
そこで注目を集めているのが人工肉です。動物性の肉と異なり容器の中で培養を行う植物性の肉で人工的に作り出すため、効率的に肉を供給できるようになります。世界の食文化を変える人工肉の分野は今、成長分野として注目を集めています。
既に米国では動物タンパクを植物タンパクに置き換えたマヨネーズを販売したり実用化を図っているケースも多く、味や香りなども従来の家畜をベースとした動物性の肉よりも優れているという結果も出ています。

食習慣を変えずに健康や環境保護に配慮することができる未来フードとして人工肉の分野に参入する企業も年々増加傾向にあり、市場からの注目度が高い株です
【参考リンク】
農畜産業振興機構:米国における食肉代替食品市場の現状
人工肉関連銘柄の株価が上昇を見込める理由
世界の人口は爆発的に増加しており、現在76億人いるとされている人口も30年後には90億人を超過するという分析が存在しています。
一番の問題は食糧問題で、既に不足状態に陥っている世界の食糧危機が更に深刻な問題になるのは間違いありません。この食糧問題を解決に導く糸口になるのが人工肉です。
人口肉を普及させることで世界の食糧危機を回避できる可能性があります。一般的に企業が製品やサービスを世の中に送り出すにはマーケティングを行い、ニーズに応じて商品化やサービスを作り出しリリースします。
全人口に対してニーズがあるケースはほとんどなく、商品がヒットするのもほんの一握りです。しかし人工肉は、世界が待ち望んでいるというニーズが非常に高い稀有な商品です。
さらに人工肉の開発と普及は世界の課題解決に直結するため政府などの公的機関が融資や支援を積極的に行うケースも多く、開発スピードなども他の分野の商品やサービスと比較してとても早いという特徴を持っています。
成功すれば世界に認められ話題になることが間違いない分野であることから株式にも大きなインパクトを与えると言われています。そのため人工肉を主業として行う企業の株価が今注目されておりおすすめ銘柄になってます。

実際に、新規上場株である米国のビヨンドミートは2019年5月に上場し、初日に公開価格の163%で終えるIPO史上の伸び率を記録した株式市場に大きなインパクトを与えた銘柄です
【参考リンク】
SBI証券:ビヨンドミートで注目を集める「人工肉」市場
人工肉関連のおすすめ銘柄一覧!厳選5銘柄
前述したビヨンドミートは海外の企業ですが、日本企業にも同様に人工肉を研究、開発している企業があります。おすすめの厳選5銘柄を紹介します。
人工肉関連のおすすめ銘柄①:日本ハム

まず、大企業で誰もが知っている日本ハムです。日本でいち早く人工肉の分野に参入した企業で、既に植物肉ハムをNatuMeatというブランド名で販売しています。
食料の危機感が身近に感じない私たち日本人の間では植物肉ハムを積極的に購入する動向にはなっていませんが、今後輸出などを活発に行う事で収益拡大が見込まれているのが日本ハムです。

国内有数のブランド力と資金力があるため、マーケティング、研究や開発費の面から見ても一押しの銘柄です
人工肉関連のおすすめ銘柄②:不二製油グループ

密かな成長を遂げている企業が不二製油グループです。不二製油グループは北米チョコレートメーカーであるブラマー社を買収し、代替食材などに力を入れている企業の一つです。

本格的な活動はこれからとなりますが、肉やチーズなどの分野で活躍する事が期待されています。株価も安値圏で推移していることから、今後上昇する期待値も高い銘柄です
人工肉関連のおすすめ銘柄③:日清食品ホールディングス

培養肉の研究に力を入れているのが日清食品ホールディングス株式会社です。味を第一に考え、消費者が満足する食材を提供することをモットーに活動を行っている企業です。
ミンチ肉の研究が世界中で盛んに行われている中、ステーキを培養肉で実現する研究を続けています。

筋組織の立体構造を人工的に作製する誰も行ったことのない分野であることから、研究成功による株価上昇が期待されています
人工肉関連のおすすめ銘柄④:三井物産

ビヨンドミートの上昇に肖る堅い銘柄でおすすめなのは三井物産です。三井物産は投資の一環としてビヨンドミートに出資を行っており、昨今の株価急上昇に肖って株価が上昇しています。

ビヨンドミートの成長に追従する形で上昇が見込まれる銘柄としておすすめです
人工肉関連のおすすめ銘柄➄:コイケヤ

そして最後に総合スナックメーカーのコイケヤです。コイケヤはメインではありませんが人工肉の研究を行っている会社です。
他の企業が東証一部上場であるのに対してコイケヤはジャスダック上場なので、海外投資家に操られることなく安心して購入できる銘柄としておすすめです。
上記以外の人工肉関連の銘柄一覧
人工肉関連でのおすすめ銘柄を紹介してきましたが、人工肉関連銘柄は他にも存在します。対象銘柄を一覧にしましたので、宜しければご参照下さい。
- ニチレイ
- ケンコーマヨネーズ
- 伊藤ハム米久ホールディングス
- ユーグレナ
- オイシックス
- 大塚ホールディングス

まだ人工肉関連銘柄はそれほど多くはないですが、有望な市場ですので今後より多くの企業が市場参入する可能性があります
米国の人工肉関連銘柄まとめ
国内の人工肉関連銘柄をご紹介してきました。
人工肉は主に米国で市場拡大の動きが見られ米国株でも有望な銘柄が存在します。以下では米国の「人工肉」関連銘柄をご紹介いたします。
米国の人工肉関連銘柄①:ビヨンドミート
最大の注目株はやはりビヨンドミートです。先述の通り、成長期待から上場後に株価が急騰しました。
ビヨンドミートは、2009年に創業した若い企業で主力製品は「Beyond Burger」です。食品スーパーなどを中心として数万の小売店舗で同商品を販売しています。

人工肉関連銘柄の代表格として引き続き株式市場から注目されています。今後の成長と株価動向は要モニタリングです
米国の人工肉関連銘柄②:ケロッグ
米国の食品企業大手です。日本でも有名ブランドが多いのでご存知の方も多いと思います。
ケロッグは、傘下のグループ会社「モーニングスターファームズ」で植物由来の牛肉パテを製造しています。

このケロッグの牛肉パテは市場で高いシェアを獲得しており、市場成長に伴ってケロッグの人工肉関連事業も成長していく可能性があります
米国の人工肉関連銘柄③:ココナラブランズ
ココナラブランズは北米で最大の食品加工会社です。日本の方にはなじみが少ないかもしれませんが、一般消費者向け食品を多数展開しています。

グループ傘下に、人工肉関連事業を営む「Gardein」を擁しており、人工肉商品を提供しています
人工肉関連銘柄で想定されるリスク
人気急上昇の人工肉を研究、開発している企業ですが、もちろんリスクもあります。
人工肉はまだまだ普及が十分とは言えない分野でありますが、既に市場に商品化がなされています。そのため消費者に認知や普及が進めば、企業への興味関心度が減少し株価が急落する恐れがあります。
またビットコイン等の仮想通貨と同様に急上昇する銘柄はその後急落する可能性も高くなっています。そのため、既に上昇している銘柄については、追従しても放置せずにいつでも売却できる準備だけは整えておく必要があります。

また、人工肉に関するマイナス要素のニュースは一気に株価を下落させるため、食品関連のニュースからも目を離さないようにする事がリスク回避のポイントです
人工肉関連銘柄を購入するタイミング
人工肉の研究開発は始まったばかりです。商品化されてもそれで終わりではなく、日清食品のように本物の肉を超えるような期待値の高い事業を行っているケースもあります。
しかしそれがいつ世間に公表されるか、どのタイミングで話題になり株価が上昇を開始するのかは誰にもわかりません。
急上昇後の追従では遅いため、人口肉をテーマとした銘柄は既に買い時に突入していると言っても過言ではありません。
安値圏にある銘柄で、安定した経営状態であれば買っておくのがおすすめです。既に上昇している銘柄は、下落のリスクを加味しながら購入するのがおすすめです。

また人工肉の注目度は高いのですが、投資の原点である分散投資を忘れずに行うのが重要です
その他のテーマ株のおすすめ
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以下にブログ内の記事リンクを掲示いたしますので、気に入ったテーマについて宜しければぜひご一読下さい。
テーマ株はリターンが大きくなる可能性を秘めている一方で、株価が乱高下しやすい銘柄多いです。そのため、多彩な分野にわたる分散投資によってリスクを抑制する必要があります。

様々な分野のテーマに投資することでリスク分散の為のポートフォリオを構築することをおすすめします
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まとめ:人工肉分野の銘柄は急上昇する可能性が高い注目株
人工肉の注目度は高く、参入企業の株価へも比例して影響を及ぼしています。ビヨンドミートのように史上最高のIPOの記録を出すケースもあり、上昇する見込みの高い銘柄として抑えておくのが得策です。
日本企業でもまだまだチャンスがある銘柄は眠っており、市場の拡大が見込まれる分野であるため、市場動向から目を離さずに追いかけるのがおすすめです。