SBI新生銀行の安全性と利用者の懸念点を解析

SBI新生銀行 銀行

SBI新生銀行は、不良債権に悩む新生銀行をオンライン金融サービスのリーダーであるSBIホールディングスが買収し、再生を図ったネット銀行です。この買収は、SBIホールディングスの銀行業界への本格参入を象徴する出来事であり、革新的な金融サービスの創出を目的としています。

SBI証券との連携を強化するなど、顧客にとって魅力的なサービスを提供していますが、一部からは「問題はないのか?」や「将来的に破綻しないか?」といった懸念の声も上がっています。

本記事では、SBI新生銀行に対する不安の声が出る背景と、もし銀行が破綻する場合の影響について詳しく解説します。SBI新生銀行の利用を検討している方々にとって有益な情報を提供することを目指します。

【利用を見直すべき?】SBI新生銀行に対する懸念点

SBI新生銀行が不安視される要因には、以下の3つが考えられます。

① 公的資金の返済プランがない

新生銀行は、約20年前の長期信用銀行(長銀)の経営破綻後、国から提供された公的資金約3,500億円を背負って再出発しました。この公的資金は、経済の安定と銀行システムの信頼性維持のために注入されました。

 

 

長銀が経営破綻した背景

バブル経済の崩壊に伴い、1990年代に大量の不良債権を抱え込んだ結果、1998年に経営破綻に至りました。その後、新生銀行がこの資産と債務を引き継ぎ、新たなスタートを切りました。

しかし、新生銀行―そして、その後継であるSBI新生銀行も―は、今日に至るまで公的資金の返済を完了していません。他の多くの金融機関が公的資金を返済している中、未返済の状態が続いています。

2021年にSBIグループが新生銀行を買収したにも関わらず、約3,500億円の公的資金返済について明確な計画が示されていないことが、「やばいかも?」という声の一因です。

SBI地銀ホールディングスは、公開買付け(TOB)の申告書において「現時点で内部的に具体的な返済計画はない」と述べており、返済計画の未定が懸念材料となっています※1

※1 参考:新生銀行株式会社(証券コード:8303)に対する公開買付けの開始に関するお知らせ(SBI地銀ホールディングス)

公的資金の返済に関して明確な道筋が立てられていない現状は、SBI新生銀行の将来性に対する不安を生んでいます。

② ATM手数料の条件変更

SBI新生銀行が疑問視される理由の一つに、ATM手数料の条件変更があります。

もともと新生銀行時代の2018年に、新生スタンダードの利用者を対象にATM手数料が無料から110円/回(税込)へと改定されました。

さらに2021年1月には、新生プラチナおよび新生ゴールドの利用者にも変更が適用され、一部のATMで新生スタンダード利用時と同様の条件へと変更されました※2

※2 参考:新生ステップアッププログラム「優遇サービス」改定のお知らせ(SBI新生銀行)

サービス条件の変更が顧客にとって不利益になる場合、「この銀行は大丈夫か?」という懸念が生まれるのは自然な流れです。しかし、2023年2月6日からはATM手数料の条件が大幅に改善されました。

2024年3月31日まではスタンダードステージの顧客も無制限に無料で利用可能、2024年4月1日からは月に5回まで無料で利用できるようになりました※3

※3 ただし、ゆうちょ銀行ATM、全国の都市銀行ATM、三菱UFJ信託銀行ATM、三井住友信託銀行ATM、商工中金ATMを利用した場合は1回あたり110円(税込)の手数料がかかります。

SBI新生銀行

(出典:SBI新生銀行

これにより、ATM手数料に関する変更に不安を感じていた利用者も、今後はより安心してSBI新生銀行を利用できるでしょう。

③ ポイントプログラムの廃止

SBI新生銀行は、ポイントプログラムを2023年秋頃に終了させると発表しました※4

※4 参考:ポイントプログラム終了および新プログラムの開始について

このプログラムでは、ログインや振込、金融商品取引などの銀行サービスの利用に応じて、毎月最大318ポイントを獲得できる、利用者にとって非常に魅力的な仕組みでした。

SBI新生銀行(出典:SBI新生銀行

このプログラムは、ユーザーが簡単にポイントを獲得でき、Tポイント、dポイント、nanacoポイントの3種類から選択可能であり、利用者にとって大変魅力的なものでした。その終了発表に伴い、インターネット上では失望や不満の声が上がっています。

SBI新生銀行の破綻時の顧客資産の扱い

もしSBI新生銀行が破綻するという事態になった場合、多くの顧客が自らの資産の安全性について心配することでしょう。

幸いにも、銀行顧客の資産を守るために預金保険制度が存在します。この制度により、銀行が経営破綻しても、顧客の資産は最大1,000万円まで保護されるため、その範囲内の資金は安全に保障されます。

保護の対象となるのは、普通預金や定期預金、定期積金、元本補償型の金融商品など、一般的に利用される多くの預金商品です。

さらに、銀行が経営難に陥り破綻する可能性がある場合、政府や関連機関からの公的な支援が介入するケースもあります。そのため、顧客が自らの資産を失うリスクは非常に低いと言えます。

SBI証券との連携で得られるメリット

SBI新生銀行とSBI証券との連携により、「SBI新生コネクト」サービスを活用することができます。このサービスを利用することで、主に次の2つの大きなメリットがあります。

① ステップアッププログラム「ダイヤモンド」ステージへの昇格

SBI新生コネクトを利用する最大のメリットは、ステップアッププログラムにおいて最高位である「ダイヤモンド」ステージへの自動昇格です。

ステップアッププログラムは、SBI新生銀行のサービス利用状況や口座残高に応じて、顧客に様々な優遇サービスを提供するプログラムです。ステージはスタンダードからダイヤモンドまでの5段階あり、ステージが上がるごとに受けられる優遇サービスが増えていきます。

SBI新生銀行

(出典:SBI新生銀行

通常、ダイヤモンドステージに昇格するためには、SBI新生銀行が指定する投資商品の取引額が1,000万円以上、または口座の総残高が2,000万円以上必要になります。

しかし、SBI証券と連携するだけで、条件を満たさずとも自動的にダイヤモンドステージに昇格することができます。そのため、SBI新生銀行を利用する場合は、SBI証券との連携を活用しない手はありません。

ダイヤモンドステージへの昇格によるメリットを、最低ランクである「スタンダード」と比較してみましょう。

サービス スタンダード ダイヤモンド
普通預金の金利 0.001% 0.1%
振込手数料 無料回数 月1回 月50回
超過時の手数料 214円/回(税込) 75円/回(税込)
為替手数料 15銭(1米ドルあたり) 7銭(1米ドルあたり)
外国送金受取手数料 2,000円~4,000円/回 2,000円キャッシュバック
スタンダードとダイヤモンドのサービス比較

ダイヤモンドステージでは、金利が高く設定されており、各種手数料も割安になります。

さらに、2024年3月29日からはダイヤモンドステージでの普通預金金利が0.1%から0.15%に引き上げられる予定です。

(出典:SBI新生銀行

 

② SBI証券とSBI新生銀行間の自動入出金サービス

SBI新生コネクトを活用するもう一つの大きな利点は、SBI証券とSBI新生銀行の口座間での自動入出金が可能になることです。

たとえば、SBI証券にて日々1,000円の積立投資を設定している場合、積立日にはSBI新生銀行の口座から自動的に1,000円が引き落とされ、証券口座への入金が行われます。

(出典:SBI証券)

このシステムにより、投資信託の積立でよくある残高不足によるトラブルを事前に防ぐことが可能になります。

さらに、SBI証券の口座に保有する現金は毎日自動的にSBI新生銀行の口座へ出金されるため、急に現金が必要になった際も、即座に銀行口座からの出金や振込みを行うことができるという利便性があります。

(出典:SBI証券)

【最大5,500円】SBI証券とSBI新生銀行の合同キャンペーン

SBI証券とSBI新生銀行が提供する、合計で最大5,500円の現金プレゼントキャンペーンに注目です。参加することで、もれなく最大5,500円分の現金と、当サイト独自のオリジナルレポートが提供されます。

両方のキャンペーン特典を受け取るためには、SBI証券の口座開設と同時に、「住信SBIネット銀行」と「SBI新生銀行」への申し込みを選択し、『申し込む』を選ぶことがスムーズな方法となります。

各キャンペーンの参加方法を詳細に説明しますので、興味がある方はぜひチェックしてください。

【現金2,500円&オリジナルレポート】SBI証券との独占タイアップキャンペーン

SBI証券で口座を開設し、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に2万円以上を振り込むと、現金2,500円とオリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」がもれなくプレゼントされます。参加手順は以下の通りです。

プレゼント内容 🎁現金2,500円+オリジナルレポート「株初心者でも見つかる株の選び方」
受取手順 ①SBI証券に口座開設
②住信SBIネット銀行でSBIハイブリッド預金設定
③SBI証券に2万円以上入金
キャンペーン期間 終了日未定

たった3ステップで、現金2,500円を手に入れることができます。加えて、「株初心者でも見つかる株の選び方」のレポートも提供されますので、株式投資を始めようと考えている方には大変役立つでしょう。

この限定タイアップキャンペーンの詳細は、別の記事で紹介しています。

【現金3,000円】SBI新生銀行ウェルカムプログラム

(出典:SBI新生銀行

SBI新生銀行の口座開設とウェルカムプログラムへのエントリーで、現金1,000円を受け取れます。さらに、一度に3万円以上の入金で追加の現金2,000円がプレゼントされるキャンペーンが行われています。

項目 詳細
プレゼント内容 🎁合計3,000円
受取手順 ①SBI新生銀行で口座を開設
②ウェルカムプログラムにエントリー(+1,000円
③一度に3万円以上を入金(+2,000円
キャンペーン期間 終了日未定

この簡単なステップで現金3,000円を獲得できます。SBI証券とSBI新生銀行を同時に開設し、さらにキャンペーンにエントリーすることで、大きなメリットを享受しましょう。

また、SBI証券との限定タイアップキャンペーンと合わせて、最大5,500円の現金を得るチャンスです。

まとめ

SBI新生銀行に対して「やばい」とか「大丈夫か?」といった声が上がる主な原因は、SBI地銀ホールディングスとの合併や公的資金の返済が完了していないことにあります。しかし、これらの問題点はSBI新生銀行の日々の運営には直接的な影響を及ぼしていません。

特に、SBI証券のユーザーであれば、SBI新生銀行との連携サービス「SBI新生コネクト」を利用することで、多大なメリットを享受することが推奨されます。SBI新生コネクトを活用することで、ダイヤモンドステージに即時昇格し、数々の優遇サービスを受けることが可能です。

ダイヤモンドステージでは、より高い金利の提供やATM利用手数料の免除、さらには他行宛の振込手数料が月に50回まで無料といった特典があり、日常の銀行利用において非常に便利なメインバンクとなるでしょう。

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