こちらの記事では、2019年のAI関連銘柄の「テクノスジャパン」について分析しています。

AI関連銘柄は、2018年に引き続き、2019年も注目度が高いテーマ株です。テクノスジャパンは、AIを活用したスマートファクトリー化・スマートオフィス化を支援する事業を展開しています。

テンバガーの事例から、企業買収や提携など好材料が出れば、株価が急上昇する可能性があります

以下で詳細を分析していますので、ぜひご覧ください。

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分析にあたって、かつて銀行員として培った、デューデリジェンスの手法を活用しています

※投資は自己責任でお願い致します

テクノスジャパンの事業概要

主力の事業としては、SAP中心にERPソフトの導入を支援するITコンサル事業を展開しています。製造業への導入比率が高いのが特徴です。

【テクノスジャパンの業績推移】

出典:楽天証券

ERP導入支援は製造業向けはじめ需要拡大で堅調です。外注費・人材育成費などの増加を吸収し、増収増益基調で業容を拡大しています。

2019年3月期は持分会社株売却益で純益が若干膨らむ計画です。成長拡大に向けて投資に注力する方針であり、高水準の配当性向を引き下げを検討しています。

上記に加え、同社はAI事業を展開しています。

AI事業①:スマートファクトリー

生産現場からサプライチェーンの自動化・効率化を手掛けています。

同社のビッグデータ事業で蓄積した IoT (Internet of Things)の技術を生かして製造業顧客のスマート化を支援しています。

AI事業②:スマートオフィス

企業の間接業務の自動化・効率化を支援しています。

具体的には、ヒトがやるパソコン作業を自動化する RPA (Robotic Process Automation)、書類の自動読み取りであるOCR(Optical Character Recognition/Reader)事業です。

AI事業③:スマートコントラクト

企業間取引や金融機関取引などの契約および決済の標準化・自動化・効率化をサポートしています。

同社が保有するブロックチェーン 技術を活用して事業を展開しています。

【ご参考】テクノスジャパンウェブサイト

テクノスジャパンの株価が急上昇しそうなテンバガー候補である理由

テンバガー候補の理由①:AI関連銘柄

2019年において、最もテンバガーを輩出しやすいAI関連銘柄であることが最大のポイントです。

2018年にテンバガーとなった代表格は「ALBERT」です。ALBERTはAI関連銘柄で、市場で注目のテーマ株でした。トヨタとの提携が発表され、一気にテンバガー化した銘柄です。

また同じくIPO後に株価が急騰した「HEROZ」もAI関連銘柄です。テクノスジャパンはERP事業がメインですが、AI関連事業を展開し、成長拡大を狙っています。

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有力企業との提携など急騰する材料が出れば、株価が急上昇してALBERTのようにテンバガー化する可能性があります

テンバガー候補の理由②:配当株である

テクノスジャパンは配当を出しています。配当利回りは2.06%です。

成長株と目される銘柄は、配当を出していないことが多いのですが、テクノスジャパンは業績が長いこともあって事業基盤が一定安定しています。

そのため、配当を出すことが可能になっています。

テンバガー候補の理由③:買収など好材料が出る可能性

同社は2018年に米シリコンバレーに拠点を置くLirik社を買収しています。Lirik社はERPやCRMのクラウドインテグレーション事業を中心に成長中の企業です。

当社グループとLirik社は、双方のビジネスにおけるシナジー効果が見込めることから今回の買収を決定しました。同社は今後、買収含む投資を拡大する旨を検討しています

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市場で注目される更なる買収・企業提携が実施、株価が急騰する可能性があります

テンバガー候補の理由④:時価総額が146億円と低い

時価総額が小さいほうが、今後の成長余地が大きくなります。同社は時価総額が146億円で、AI事業による将来的な規模拡大の余地があります

想定されるリスク:配当が減って株価が下落する可能性

前述の通り、テクノスジャパンは投資への注力を検討しています。

当然ながら、投資するには資金が必要です。つまり現在は配当に振り分けている資金を投資に配分する、ということを意味しています。

実際に、2019年3月には減配を発表しました。

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配当性向の下落が発表されると、株価が下落する可能性がありますので、注意が必要です

テクノスジャパンの株価を占う最新事業動向

株価が上昇する要因や想定されるリスクを見てきましたが、最近のテクノスジャパンの事業動向や戦略はどうなっているのでしょうか。

RFIDタグの特許技術を持つRFルーカスに出資

2019年6月、RFルーカスに出資することが発表しました。スマートファクトリー事業であらたな価値を提供するための出資と言えます。

RFルーカスは高い精度で位置情報を読み取ることができるRFIDタグの技術を保有する企業です。

このRFIDタグが付けられた商品等は、探索や位置管理が容易になります。それにより、企業の棚卸作業や物品探索の省力化や業務効率化につながります。

この技術により、物品の位置情報をデジタルデータとして管理することが可能になります。

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テクノスジャパンが提供する企業基幹システムやプラットフォームへ組み込み、顧客企業へ新たなサービスを提供することが可能になります

【参考リンク】テクノスジャパン「ニュースリリース」

【参考リンク】RFIDタグとは

19年期末の配当を減らす方針を発表

2019年3月、1株あたりの配当を3円減らすことを発表しました。

【テクノスジャパンのプレスリリース】

当社グループの主軸であるERPシステムの導入事業は、今後も堅調な伸びが見込まれるものと想定しておりますが、更なる飛躍には注力分野への積極的な投資が必要不可欠となります。

現在、当社グループにおきましては、グローバルビジネスの展開とともに、加速するデジタルトランスフォーメーション(DX)の潮流に合わせ、デジタル技術で企業・コミュニティ・社会をつなぐプラットフォーム型ビジネスの構築、そしてこれらの成長を支える人材の確保と育成に取り組んでおり、今後はこれら注力分野への投資を一層高め、将来の業容の拡大と新たな事業創出に備えてまいります。

昨年12月に持分法適用関連会社であったテクノスデータサイエンス・エンジニアリング株式会社の上場に伴い、株式売却で得た資金につきましても、将来を見据えた注力分野への投資に活用していきたいと考えております。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04421/b03d77dc/e857/4356/99d7/717bb5bafe94/140120190313490016.pdf
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要するに、成長のための投資に力を入れるための原資を確保するため配当を減らしたということです

最新の決算内容

2019年7月31日に、2020年第一四半期の決算を発表しました。経常利益は前年同期比+10.6%増、進捗率も例年より高い結果で着地。総じて良い内容です。

【決算関連ニュース抜粋】

テクノスジャパン <3666> が7月31日大引け後(16:00)に決算を発表。

20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の1.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の3.9億円に対する進捗率は5年平均の38.7%を上回る45.6%に達した。

直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の10.0%→9.0%に低下した。

出典:Kabutan

通期の業績予想は据え置いており、上方修正はしていません。

今後は、前述のRFID技術を組み合わせたサービス協創や、カナダ法人の稼働開始にともなう北米ビジネスの拡大が業績伸長の鍵です。

【外部リンク】
テクノスグループ:2020年3月期 第1四半期決算内容

まとめ:テクノスジャパンの今後の株価は上昇・テンバガー化する可能性もあり

テクノスジャパンはAI関連銘柄、投資による成長志向で好材料が出る可能性があり、時価総額が小さい、といったテンバガー化する条件を複数持っています。

決算は前期対比2ケタ成長のペースで順調にラップを刻んでいますが、起爆剤となる有力な材料が出れば、一気にテンバガーになる可能性を秘めた銘柄と言えます。

以下では、テクノスジャパンとは少し違った目線でテンバガー候補を分析しています。ぜひ併せてご参照ください!

【内部リンク】
2019年のテンバガー(10倍株)候補一覧!厳選10銘柄