今回は、テンバガー候補として東証1部に上場する「株式会社マークラインズ」について分析しています。

「テンバガーって何?」「どんな条件なの?」という方はよろしければ以下のリンク先をご覧ください。

テンバガーになる条件!最新の10箇条

結論から言うと、マークラインズはテンバガー候補として期待でき、十分に株価上昇が見込める銘柄と言えるでしょう。

マークラインズは自動車業界向けに情報プラットフォーム事業とコンサル等の付随サービス事業を展開しています。

自動車業界に特化しており、ユニークな情報とそれに基づく独自性が高いサービスを提供しています。真正面から競合と言える企業が存在しません。

プラットフォーム事業の契約者数が海外含め毎年100~300社以上増加しており、比較的新しい事業であるコンサル等の高付加価値サービス事業も年70%以上の伸びを見せています。

成長戦略としてプラットフォームを持つ強みを活かし、契約者への付随サービス利用拡大を狙うことで1社あたり売上成長を見込んでいます。

過去5年程度の実績を見ても、売上・利益は20~30%増で推移しており今後も上記事業の大きな成長が見込めそうです。

またITプラットフォームを主軸とした事業構造である利益率も高く、純利益ベースで毎年30%を超える水準です。

時価評価額は現在、約250億円とやや大きい点がテンバガー候補としては物足りない点ですが本質的な問題ではないと思っています。

こちらでは、私が銀行員であったころに培った企業実態把握・デューデリジェンスのスキルを活かして客観的なデータを元に分析しています。詳細は以下をご参照ください。

※この記事の内容はあくまで個人の見解ですのでそれを踏まえてご覧下さい

テンバガー候補分析①:マークラインズの事業

※出典:株式会社マークラインズのウェブサイト

テンバガーとなりうるか?事業のポイント

  • マークラインズの事業は全面的に競合する企業がいない
  • 契約1社あたりの売上高を「ワンストップサービス」で高められるかが鍵

テンバガーとなりうるか?全面的に競合する企業がいない

マークラインズの事業は大きく2つです。

  • 情報プラットフォーム事業
  • その他の事業(ワンストップサービス)

その他の事業はコンサルティング事業・人材紹介事業・市場予測情報販売事業・ベンチマーキング関連事業・プロモーション広告事業に分かれます。

情報プラットフォームは自動車業界に特化したサービスで、契約している自動車関連企業に最新ニュースや世界各国の自動車生産台数・販売台数といった経営に活きる市場データを提供しています。

その他の事業でそうした情報に基づく付加価値が高く独自性あるコンサルティング等の「ワンストップサービス」を提供しているのも特徴です。

※出典:株式会社マークラインズの情報プラットフォーム画面サンプル

※出典:株式会社マークラインズの2018年度中間決算より

またこれらの事業は自動車業界に特化しているため、本当の意味で真正面から競合であるとされる企業も存在せず、上記サービスに関わる市場を独占できる可能性を秘めています。

事業の成長を考える上で、真っ向からの競合が存在しないブルーオーシャンで戦えるというのは大きなポイントです。

※出典:株式会社マークラインズの2018年度中間決算より

契約1社あたりの売上高を「ワンストップサービス」で高められるかが株価上昇の鍵

テンバガーに向けての成長余地を考えるうえで、成長戦略として掲げているその他の事業:「ワンストップサービス」が鍵になるでしょう。

マークラインズ社は、サービスの注力分野としてコストの比較調査や電気自動車の生産技術に関するコンサルティング、人材紹介を挙げています。

これらを含めた、サービスのフルパッケージ化推進により契約1社あたりの売上を高めていくことが事業戦略上のポイントになりそうです。

つまりいかに情報プラットフォーム契約者にクロスセルでサービスを利用してもらうか、にかかっています。

もちろん、主軸の情報プラットフォーム事業の契約数の更なる伸びも大きな成長に向けて鍵になると思います。

事業そのものや戦略の優位性は見えてきましたが、テンバガーとなりうるかどうかについては、市場環境やトレンドも重要ですので、以下で見て行きます。

テンバガー候補分析②:マークラインズは主流トレンドには乗っていない

テンバガー候補になる上では、技術的・社会的なトレンドにのっていることが重要な要素となりえます。

しかしトレンドという意味では、マークラインの事業は特に技術的・社会的に不可避のトレンドに乗っている、という訳ではないと考えています。

強いて言えば、効率的なITプラットフォームの契約企業が「人手不足解消」「生産性向上による働き方改革」を実現するといった面で大きなトレンドに該当するかもしれません。

例えば、これまでのように社員が世界中からネットで情報を集める手間が省け、業務量削減につながる、といった考え方です。

しかしこのようなITを活用した効率化動きは以前からずっとあるものです。

マークラインのサービスは全く新しい画期的なものとはいえないため現在の大きなトレンドとは言い切れないでしょう。

テンバガー候補分析③:業績の大幅拡大で株価は上昇見込み

テンバガーとなりうるか?業績上の3つポイント

  • 過去の実績からマークラインズの売上と利益は年およそ20~30%と大幅に拡大
  • 主軸の情報プラットフォームにおける契約数は毎年100~300社の伸び
  • 今後の成長の鍵となる「ワンストップサービス」も伸びの兆し

テンバガーとなりうるか?売上利益は年およそ20~30%拡大

マークラインズの売上と利益は順調に伸びており、2018年12月期は売上高2000億円、経常利益746億円を計画していましたが、2/13に発表された決算発表によると、ほぼ予想通りの着地となりました。

過去5年ほどを見ても、売上高・利益ともに毎年20~30%増で推移しています。

成長戦略を背景に、今後も安定した業績の伸びが期待され、テンバガー候補として十分な資質をもっています。

※出典:株式会社マークラインズの2018年度中間決算より

マークラインズ社の主軸である情報プラットフォーム契約数は毎年100~300社の伸び

主軸である情報プラットフォーム事業の契約者数は、毎年100~300社のペースで増加しています。

地域別では、日本国内のみならずアジアで伸びが大きく、2018年上期ベースで海外売上高比率が42.4%まで伸びています。

※出典:株式会社マークラインズの2018年度中間決算より

今後の成長の鍵となる「ワンストップサービス」も伸びの兆し、株価上昇期待

今後の成長の鍵となる、フルパッケージ化推進による「ワンストップサービス」のクロスセルについても、伸びて行く兆しが見えています。

実際に2018年上期実績は、これらのサービス(その他事業に該当)は前期比対比で73.1%伸びています。

加えて情報プラットフォーム会員企業のうちサービスを複数利用している会社は前年対比で増加傾向にあります。

こうした過去実績や今後の伸びに関わる分析を踏まえると、マークラインズ社の事業の成長性は高く年間20~30%の割合で事業規模を拡大していくポテンシャルがあると考えています。

この点は、テンバガー候補かどうかを判断するにあたり、非常にプラスですね。

テンバガー候補分析④:マークラインズは財務健全性が高く株価への影響懸念なし

主要な財務指標にも大きな懸念は見られません。テンバガー候補として株価を上昇させていくにあたっては財務の健全性も重要ですが、特に大きな問題はなさそうです。

  • 自己資本比率:69.66%
  • 流動比率:271.88% 等

テンバガー候補分析⑤:株価は割安感が出てきている

は2014年に上場して以来、直近の2018年6月に高値をつけていますが現在はピーク時から1/2ほどの株価になっています。

ただしPER35.5倍、PBR8.6倍で若干割安感が出てきています

時価総額は180億円で、私の基準からすると若干大きめですが、一定の規模拡大の余地はありそうです。

ここまで事業や業績の分析で成長期待は持てる銘柄だと思っています。

更に割安感が出てきたら、より魅力的な銘柄になると思います。

まとめ:マークラインズはテンバガー株候補となりうる。株価も割安感が出てきている

これまで見てきた通り、マークラインズの事業は明確な成長戦略があり、独自性のあるサービスを提供していることから成長が期待されます。

テンバガー候補として期待できる銘柄です。引き続き、マークラインズ社の事業や株価の動向を見守ります。

【ご参考】参照外部リンク

他の銘柄についてテンバガー候補の分析を実施していますので、興味がある方はぜひご覧ください。