本記事では、株式投資のテクニカル指標である「移動平均線乖離率」について詳細に解説しています。

株式投資のチャートにおいて、移動平均線と現在の株価の距離を比率で表した数値が「移動平均線乖離率」です。

わかりやすく言うと、買われ過ぎか売られ過ぎかを判断するためのテクニカル指標になります。

株式投資では非常に有効なテクニカル指標なのですが、字面で難しいイメージを抱いてしまう人が多いせいか、使っていない人も意外と多くいらっしゃいます。

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しかし、それほど難しいものではないので、これを機に移動平均線乖離率の使い方を覚えて実際の株式投資にも利用できるようにしておきましょう

移動平均線乖離率の概要

冒頭でもお伝えした通り移動平均線乖離率とは、株価の推移を表した移動平均線から、実際の現時点の株価がどのぐらい離れた距離にあるのかを示すための比率です。

となると、「そもそも移動平均線がよくわからない」という方にとっては移動平均線乖離率の使い方と言われても意味不明になってしまいますので、先に移動平均線から簡単に説明しておきましょう。

株式投資で用いられるチャートを実際に見てください。チャートには株価の値動きを示すローソク足が並んでいますが、それに沿っていくつかの線が描かれていないでしょうか。

これが移動平均線なのですが、何を意味するかというと、一定期間における株価の終値の平均値を算出し、その平均値を線でつなげたグラフなのです。

たとえば日足チャートであれば、画面内に5日、25日、75日の3本の移動平均線があります。

実際に株価の終値の例を挙げて、移動平均線の計算の仕方を見てみましょう。たとえば、ある銘柄の3月25日の終値が312円だったとします。

以降、3月26日が318円、3月27日が325円、3月28日が330円、そして、3月29日が345円と終値が5日間で推移したとしましょう。

この時の5日移動平均線の値は、312円+318円+325円+330円+345円÷5日で計算できるので326円となります。こうやって移動平均線は毎日1日ずつずれて行っているのです。

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移動平均線乖離率とは、こうやって終値の平均値をつなぎ合わせた移動平均線から、現在の価格がどの程度離れているかを知るための指標です






移動平均線乖離率の計算方法

移動平均線の計算方法がわかれば、移動平均線乖離率の出し方も簡単です。先ほどの例で言えば、3月29日の終値での5日移動平均線乖離率を出すなら、(345円-326円)÷326円×100なので答えは5.83です。

今のように5日移動平均線を使った場合のほかにも、25日移動平均線や75日移動平均線を使って計算した場合には、25日移動平均線乖離率や75日移動平均線乖離率として計算できます。

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要は、移動平均線乖離率を知りたい日の終値から計算したい期間の終値の平均値を引いた数字を、その間の移動平均の数値で割って100をかければよいということです

移動平均線乖離率の使い方:おすすめの設定

上では5日移動平均線を使って5日移動平均線乖離率を計算する方法を例として紹介しましたが、実際の株式投資での使い方としては、移動平均線乖離率は25日がおすすめです。

実際、25日移動平均線乖離率を使っている株式投資家は多いですし、証券会社が提供するチャートソフトでもスクリーニングできるので始めやすいでしょう。それに、初心者でも利益につなげやすいことが大きな理由です。

移動平均線乖離率の使い方:基本的な売買サイン

移動平均線乖離率の使い方を考える前に、なぜ移動平均線乖離率が株式投資において重要なのかを考えてみましょう。

移動平均線とは一定期間における株価の平均値を表したグラフですから、相場はこのラインに沿って動いていきます。

移動平均線からかけ離れる(乖離する)ような動きがあった時には、移動平均線へと近づこうと元に戻る力が働くといってもよいでしょう。

つまり、移動平均線からどのぐらいかけ離れているかを数値で示した移動平均線乖離率を用いれば、実際に株価がどのぐらい平均からずれているのかが客観的にわかるわけです。

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乖離率が大きすぎる場合は引き戻される力が働くので、相場が反転するサイン、すなわち売買サインがわかるということになります

移動平均線乖離率の最も有効な使い方・手法

移動平均線乖離率の最も有効な使い方とは、25日移動平均線での乖離率を用いることです。5日では移動平均線から大きくずれることも珍しくありませんが、25日移動平均線から離れすぎた時は必ず戻る力が働きます。

暴騰や暴落で行き過ぎた後は25日移動平均線に向かって急速に戻ろうとするのです。ですので、その乖離率が大きくなりすぎた時にエントリーすれば、大きな利益が狙いやすいと言えます。






移動平均線乖離率と組み合わせで使えるテクニカル指標・具体的な使い方

株式投資での移動平均線乖離率の基本的な使い方がわかったところで、次に、移動平均線乖離率と組み合わせて使えるテクニカル指標についてお伝えします。

といっても、先ほどから述べているように、移動平均線乖離率は移動平均線とセットにしてチャートを見るためのものです。

この組み合わせでチャートを見ることを覚えたら初心者でも利益を出しやすいので、移動平均線だけを見ていてあまり成果が出ていないという方は試してみてください。

具体的な使い方も、先にお伝えしたように、25日移動平均線と移動平均線乖離率を使って、乖離率が大きくなりすぎている時にトレンドとは反対、つまり逆張りすることです。

ただ、乖離率がどのぐらいになったら売買のサインという具体的な数値はありません。株価の変動によって変わるものなので上限や下限もなく、その時々の状況次第と言えます。

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複数のテクニカル指標の使い方を覚えて、それらを組み合わせてお互いの短所を補えるように勉強してください

移動平均線乖離率活用の留意点(ダマシ回避等)

移動平均線乖離率の使い方でもお伝えしたように、この投資法はトレンドと逆の動きを狙います。

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ダマシに遭わないようにするためにも、複数のテクニカル指標を使って値動きをしっかり観察することが重要です

テクニカル指標を学びたい方へ

テクニカル指標は、本記事で紹介している指標以外にも数多くの有用な指標が存在します。

テクニカル指標は、組み合わせて利用し多面的な分析をすることによって力を発揮するケースが多いため、主要な指標は必ずカバーしたいところです。

本サイトでは、テクニカル指標に関する解説、使い方の記事を多数掲載しています。ご興味があるものをピックアップ頂いて、テクニカル分析力の向上にご活用頂ければ幸いです。

テクニカル分析を学ぶための有効な方法:書籍で学習

本記事で紹介した指標を含め、テクニカル分析は株式相場の状況を知る、或いは株式投資の判断に際して非常に有用なツールです。

そのようなテクニカル分析のためのツールは、株式投資で利益を上げるためには欠かすことができず、主要な指標は見方や使い方を確りとマスターした方が良いです。

有効な手段の一つが、本で体系的に学習する方法です。以下の記事では、テクニカル分析を学ぶ上で有用な書籍をご紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。

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まとめ

移動平均線乖離率を使った株式投資はシンプルです。25日の移動平均線と移動平均線乖離率を見ながら相場を研究することで、初心者でも比較的短期間で利益につなげられる可能性があります。

ぜひ移動平均線とセットでのチャートの見方・使い方を覚えて株式投資に励んでください。