株式投資では相場の上がり下がりをどれだけ的確に予想するかが大切ですが、その予想のためにいくつもの分析手法が生み出されてきました。

今回紹介する「カギ足」もその一つで、江戸時代に開発された歴史ある分析手法です。株式投資を始めようと思っても、チャートの見方やさまざまなテクニカル指標の使い方などわからないことが多くて途方に暮れることもあるでしょう。

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その点、今回のカギ足の使い方を身に付けておけば、比較的早く株式投資の相場予想のやり方が把握できます。余力があれば、ローソク足にプラスしてカギ足の使い方をマスターしてください






カギ足の概要

カギ足とは時間要素を考慮しない分析手法のため、いわゆる非時系列系の分析手法に分類されます。

おなじみのローソク足を使うような通常の時系列チャートでは、チャートの横軸が一定の時間間隔で刻まれており、毎分、毎時間、または毎日などの間隔に従って変化する価格が記録されていくという仕組みです。

カギ足のような非時系列系のチャートの場合、時間はまったく考慮せず、あらかじめ設定した値動きなどのルールに従って、そのルールで定めた条件を満たす場合のみチャートが更新されるという仕組みになっています。

つまり、何時間経とうが何日経とうが、この条件を満たすほどの動きが相場で起こらなかった場合、カギ足チャートは更新されないというわけです。

具体的にローソク足と比べてみましょう。ローソク足とは、そのローソクのような実体で始値と終値、高値と安値のすべての要素を表現しています。

これに対してカギ足では、決まった時間での終値(日足ならその日の終値)だけしか使いません。

上昇して高値を抜けたらその時は上向きの線を書き足し、値下がりして一定以上下がった時には横に線を引き、その下がった地点まで下向きの線を引くだけというシンプルなものです。

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これを繰り返すと出来上がるチャートの図形がまるでカギの形をしているので、その名も「カギ足」と呼ばれるようになりました

カギ足の計算方法

カギ足の計算方法(作成方法)は、先ほども簡単に紹介したように、上昇中は上向きの線を継ぎ足し、直近の高値より一定以上の下落が合った際は横軸を新たに引いて、次の列で下がった地点まで下向きの線を引くというだけのものです。

下落中は下向きの線を同じように継ぎ足していき、次に反転して一定幅以上で上昇が合った時は、また横線を引いて新しい列に移り、上がったところまで上向きの線を引きます。

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このようにカギ足は簡単に作れるので、その使い方も株式投資を始めたばかりの人でもすぐにマスターできます

カギ足の使い方:おすすめの設定

カギ足で線を上向きにするか下向きにするかは、あらかじめ設定した値幅によって決まります。この値幅をどう設定するかがまさにカギです。

おすすめの設定は株式投資のトレードのスタイルによって変わりますが、一般的には短期で勝負するなら値幅を小さく、長期でじっくり運用するなら値幅を大きく設定します。

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ただ、ボラティリティや環境によっても変わるので、自身の株式投資のスタイルに合わせて値幅を調節してみてください

カギ足の使い方:基本的な売買サイン

カギ足チャートで売買サインを読み取るのは、株式投資初心者でも簡単です。短期でのトレードの場合は、「線が上向きなら買い、下向きなら売り」、中期的な運用の場合は、「線が赤い時に買い、線が青い時に売り」となります。

ローソク足は陽線と陰線の違いのほか足やヒゲの形や組み合わせをいろいろ考えなければいけませんが、カギ足はご覧のようにこれだけです。

線が上を向いているか下を向いているかで短期的なトレンドを、線の色が赤か青かで中期的なトレンドを示しています。この使い方さえ覚えておけば、株式投資を始めたばかりでもチャートの判断がすぐにできるようになります。






カギ足の最も有効な使い方・手法

カギ足は上記のように非常に簡単な使い方もできますが、もう少し高度な使い方も可能です。それにはカギ足の「肩」と「腰」の使い方を覚えなければなりません。

カギ足の「肩」とは、チャートを見ると上向きになっている「凸」型の部分です。「腰」はその反対で、下にへこんでいる「凹」型の部分のことを言います。

要は、高値を記録した部分が肩、安値を記録した部分を腰と呼びます。ちなみに、「右肩上がり」という言葉がありますが、このカギ足チャートでの上昇トレンドを表した様子が転じて一般的な言葉になりました。

一つ前の肩を上回れば買い、一つ前の腰を下回れば売りというのが、いわゆる「一段抜き」という初心者レベルの見極め方です。もう少し高度な使い方では、「二段抜き」といって「直近ともう一つ前の肩二つ分を上回れば買い」「直近とその一つ前の腰を下回れば売り」と見ます。

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つまり、肩二つ続けて上回れば買い、腰二つ続けて下回れば売りということです。高度な使い方とはいえ、直近二つのカギ足に注目しておけば売買サインがわかるので、カギ足チャートが株式投資初心者にもおすすめの理由がお分かりでしょう

カギ足と組み合わせで使えるテクニカル指標・具体的な使い方

カギ足は時間の要素を考慮しない非時系列チャートですので、これだけで勝負するには不十分なことがあります。

ローソク足などの時系列チャートと併用するのがおすすめです。カギ足ではトレンドの方向性が確認できるので、ローソク足で時間的な推移を確認して総合的に判断する必要があります。ローソク足のチャートにカギ足の結果を書き込むのがおすすめです。

カギ足活用の留意点(ダマシ回避等)

株式投資で有用なカギ足チャートですが、これだけでは不十分です。そもそもツールによってはカギ足が表示できないこともあります。

それに、ローソク足など一般的なチャートと同じような感覚で使っているとダマシに引っかかることもあるので、カギ足を使う場合はしっかり使い方をマスターしなければなりません。

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人と違う分析をしたいなら覚えればよいですが、やはりローソク足など一般的な分析手法をマスターするのが先です

テクニカル指標を学びたい方へ

テクニカル指標は、本記事で紹介している指標以外にも数多くの有用な指標が存在します。

テクニカル指標は、組み合わせて利用し多面的な分析をすることによって力を発揮するケースが多いため、主要な指標は必ずカバーしたいところです。

本サイトでは、テクニカル指標に関する解説、使い方の記事を多数掲載しています。ご興味があるものをピックアップ頂いて、テクニカル分析力の向上にご活用頂ければ幸いです。

テクニカル分析を学ぶための有効な方法:書籍で学習

本記事で紹介した指標を含め、テクニカル分析は株式相場の状況を知る、或いは株式投資の判断に際して非常に有用なツールです。

そのようなテクニカル分析のためのツールは、株式投資で利益を上げるためには欠かすことができず、主要な指標は見方や使い方を確りとマスターした方が良いです。

有効な手段の一つが、本で体系的に学習する方法です。以下の記事では、テクニカル分析を学ぶ上で有用な書籍をご紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。

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まとめ

江戸時代から使われているカギ足は時間を意識しなくてもよいので、株式投資初心者にも簡単にトレンドを判断できておすすめです。

ローソク足など一般的な手法の使い方もやはり覚えるべきですが、カギ足の見方がわかればトレンドの判断がシンプルになって便利な一面もあります。