本記事では、テクニカル指標「ADX」について詳細に解説しています。株式投資を始めると、さまざまなテクニカル指標を目にします。

中には馴染みのない指標もありますが、「ADX」もそんな一つではないでしょうか。確かにそれほど一般的ではないため、ADXの使い方を知らずに株式投資をやっている人も少なくないでしょう。

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しかし、使い方を覚えておくと、トレンドを捉えやすくなるため株式投資の幅が広がることは確実です






ADXの概要

ADXとは、「Average Directional Movement Index」の略です。日本語に訳せば「平均方向移動指数」や「平均方向性指数」となります。

「Average」とあるように、「Directional Movement Index(DMI)」の平均を示した指数のことです。ADXはDMIの一指数であり、ADXのほかに+DIと-DIという指数がDMIには含まれます。

ADXはローソク足の下に+DIと-DIとともに表示されます。色分けがされており、ADXが黄色、+DIが赤、-DIが青というのが一般的です。

+DIは上昇トレンドの成分、-DIは下降トレンドの成分で、ADXはトレンドの勢いを示していると考えてください。難しい場合は、ADXとは、上昇トレンドか下降トレンドかにかかわらず、トレンドの強弱のみを示した数値とだけ覚えておきましょう。

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ちなみに、その数値は一般的に25%が基準となることが多いです

ADXの計算方法

ADXの計算方法はかなり複雑です。ADXの使い方や計算方法を知るためにも、まずは+DIと-DIの計算方法を覚えておきましょう。

+DI=設定期間の+DMの合計÷設定期間のTR(True Range)の合計×100でパーセンテージとして表されます。

なお、+DMとは、当日の高値から前日の高値を引いて算出される上昇幅のことで、TRとは、当日の高値から安値を引いた数値か、当日の高値から終値を引いた数値、もしくは前日の終値から当日の安値を引いた数値のうち最大になる数値のことです。

-DIも+DIと同じように計算されます。-DI=設定期間の-DMの合計÷設定期間のTRの合計×100です。

-DMはさっきと逆で、前日の安値から当日の安値を引いて算出される下落幅のことを指します。

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ADXは、{+DI-(-DI)}÷{+DI+(-DI)}で算出されるDXを設定期間の日数で割って平均を求めた数値です。数値はパーセンテージ表記の比率を意味します

ADXの使い方:おすすめの設定

上で見たように、ADXの使い方といっても、そもそも複雑な計算なので手に負えないと感じる方も少なくないのではないでしょうか。

株式投資をするならぜひ難しくても覚えておくべきと言いたいところですが、実際はこのような複雑な計算を自分でする必要はありません。

株価のチャートにツールとして備え付けられているのが一般的ですから、お使いのチャートのインジケーターリストを探してみてください。恐らくADXがあります。

ADXはデフォルトの設定で問題ありません。期間を指定する項目がありますが、通常ここは14日間になっています。

変更は可能ですが、日足だろうが週足だろうが14のままでかまいません。重要なのがADXの目安の値をどう設定するかです。

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この設定がトレンドの強さを表すのですが、各株式投資家のトレードスタイルによります。ただ、一般的には25(%)とすることが多いです

ADXの使い方:基本的な売買サイン

おすすめの設定で見たように、ADXの一般的な使い方は値を25に設定して、それを超えた時に強いトレンドが起こっていると判断します。

つまり、ADXが25以上の時が売買サインということです。ただ、もっと強くなければトレンドとはみなさないという考え方もあり、ADXを30や40にする人もいます。






ADXの使い方:最も有効な使い方・手法

ADXの使い方を知るためには、ADXとはトレンドの勢いのみを表す指数ということを覚えておきましょう。

上昇トレンドであれ下降トレンドであれ、その勢いが強ければADXの値は大きくなります。つまり、ADXでは今は上昇トレンドなのか下降トレンドなのかということは判断できないということです。

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トレンドの方向性はADXのみではわかりませんが、相場がトレンドにあるのかレンジ相場なのかを把握するのには便利です。レンジ相場の場合、相場が上下しますから、いくらその幅が大きくてもADXの値は小さくなります

ADXと組み合わせで使えるテクニカル指標・具体的な使い方

ADXの使い方をマスターするには、+DIと-DIの使い方もセットで覚えておく必要があります。ADX単独ではトレンドの強さしかわからないので、+DIと-DIを見てトレンドの方向性を把握するのです。

+DIが-DIより上にある時は上昇トレンド、逆に、-DIの方が+DIより上にある時は下降トレンドになります。

その状況でADXの値が25を超えているのなら、強い上昇/下降トレンドが起こっていると判断できるというわけです。このように、株式投資でADXを活用するなら、ぜひ+DIと-DIも同時に活用しましょう。

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といっても、ツールでADXを設定した時は自動的に+DIと-DIも表示されるはずですので、基本的な使い方さえ知っておけば問題ありません

ADXの使い方:留意点(ダマシ回避等)

ADXはトレンドの勢い、つまり、相場の強弱を把握できるテクニカル指標です。ですので、これ単体では上昇なのか下降なのか判断できません。ぜひ+DIと-DIとセットで使うことが第一の留意点です。

また、計算方法が複雑なため意味がわからないということもあるでしょう。これに関しては慣れ以外に解決方法はありません。

毎回チャートを見る時にはADXも表示して、トレンドがどうなっているのかを確認しましょう。

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さらに、たとえADXに慣れてきてもこれだけを根拠にした株式投資には不安が残ります。ほかのテクニカル指標と一緒に組み合わせて使いましょう

テクニカル指標を学びたい方へ

テクニカル指標は、本記事で紹介している指標以外にも数多くの有用な指標が存在します。

テクニカル指標は、組み合わせて利用し多面的な分析をすることによって力を発揮するケースが多いため、主要な指標は必ずカバーしたいところです。

本サイトでは、テクニカル指標に関する解説、使い方の記事を多数掲載しています。ご興味があるものをピックアップ頂いて、テクニカル分析力の向上にご活用頂ければ幸いです。

テクニカル分析を学ぶための有効な方法:書籍で学習

本記事で紹介した指標を含め、テクニカル分析は株式相場の状況を知る、或いは株式投資の判断に際して非常に有用なツールです。

そのようなテクニカル分析のためのツールは、株式投資で利益を上げるためには欠かすことができず、主要な指標は見方や使い方を確りとマスターした方が良いです。

有効な手段の一つが、本で体系的に学習する方法です。以下の記事では、テクニカル分析を学ぶ上で有用な書籍をご紹介しています。宜しければ併せてご参照下さい。

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まとめ

株式投資で用いられるチャートにはさまざまな指標がありますが、そのなかでもADXはあまりメジャーとは言えません。そのため、長く株式投資をやっている人でも使い方を知っていないことがあります。

ただ、上で見てきたように知っておくとトレンドの勢いを簡単に把握できるようになるので、株式投資を有利に進めるのに便利です。