この記事では、高配当株のおすすめ銘柄である日産自動車について分析しています。

日産自動車は高配当株として有名ですが、割安感が出ており配当利回りがかなり高い水準になっています。おすすめです。

直近は、カルロス・ゴーン氏の不祥事に揺れていますが、根本的な事業の屋台骨は揺らぐことなく、株価の下落は一過性で今が仕込み時です。

かつて銀行員として培ったデューデリジェンスのスキルを活用して分析を実施しています。ぜひご参照ください!

※投資は自己責任でお願いします

高配当株のおすすめ:日産自動車の株価推移

直近の日産自動車の株価は、下落傾向にあります。

2月25日時点で1株あたり953円で2006年のピーク時からおよそ三分の二ほどの水準です。

高配当株のおすすめ:日産自動車の事業概要

言わずもがな、自動車製造・販売とグループで自動車関連事業を展開しています。事業規模は全世界に及びます。

フランスのルノーグループ傘下として世界有数の自動車コングロマリットであり、事業について詳述は不要でしょう。

世界販売はおよそ600万台ですが、直近の状況として北米は主力車新モデル投入によって改善傾向にあるものの、全体として事業はやや不振気味です。新興国通貨安や原材料高が影響し、営業益はやや減額しています。

ただ2020年3月期は北米の採算が徐々に上向く想定で、売上高12兆円、営業利益5700億円を見込んでいます。

おすすめの要因①:高配当株としての魅力

配当利回りは5.77%と非常に高い水準です

日本国内の上場企業の配当利回り平均がおよそ2%ですから、非常に高い水準にあるといえます。

カルロス・ゴーン氏の不祥事や業績が前年対比で不調にあることにより、株価が下落傾向にあり配当利回りが上昇していることが要因です。

おすすめの要因②:株価は割安感が出ており、財務は健全な水準

PER4.99倍、PBRは0.69倍で大型株としても非常に割安感が出ています。この点でもおすすめと言えます。

自己資本比率は28.8%、流動比率は170.96%と健全な水準で特に懸念は無さそうです。

カルロス・ゴーン氏の不祥事による事業への影響

かの有名なカルロス・ゴーン氏の不祥事が話題になっています。

もし報道が真実だとすれば、会社の私物化による背徳行為であり、決して許せることではありません。

ただ結論としては、事業の屋台骨が揺らぐことはなく、売り上げや収益の大きな落ち込みは無いでしょう。

日産は既に世界中でブランドを確立しており、たかだかいち経営者の不祥事がブランドに影響を与える可能性は低いです。

排ガス規制に関してあれほど大きな不祥事を起こしたフォルクスワーゲンですら、販売台数にほとんど影響はなく、あのトヨタを上回り世界第1位をキープしています。

それに対して日産は、販売や生産そのものに問題があったわけではありません。カルロス・ゴーン氏自身の問題・ガバナンスの問題が大きいといえます。

日産も、現状で過度な影響は見られず、不祥事によるブランド毀損・販売低迷は考えづらい状況です。

むしろ、こうした事業に大きな影響がない不祥事で株価が下がった時に仕込むのは、儲ける定石であり、プライベートエクイティがよく利用する手法です(プライベートエクイティはもっと事業立て直しを前提として投資しますが)

まとめ:日産自動車は高配当株・割安株としておすすめ!

高配当株としてかなりの利回り水準に達しており、おすすめ度は高いです。

カルロス・ゴーン氏の不祥事により割安感が出ている今が買い時とも言えます。不祥事による悪影響も少ないでしょう。

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