仮想通貨はオンラインで決済ができる新しい通貨です。

将来の値上がりを期待して投資目的で購入する人が増えています。

取引では大きな利益が得られる可能性がありますが、一方で損失が発生する可能性もあるため注意が必要です。

仮想通貨の将来の値動きを判断するためには、テクニカル分析が役立ちます。

テクニカル分析とそのやり方について、さらに詳しく確認してみましょう。

株式投資で活用されてきた分析手法!

テクニカル分析は元々は、株式投資で活用されてきた分析方法のひとつです。株式投資では株価の分析方法として、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析が幅広く活用されています。

ファンダメンタルズ分析は投資先となる企業の経営状態や財政状態を詳しく分析して、現在の株式の価格が割安か割高かを判断する方法です。

例えば企業の1株あたりの価値が1000円だと分析された場合には、実際の株式の価格が500円であれば割安で「買い」、2000円であれば割高で「売り」と判断することができます。

一方のテクニカル分析は、これまでの株式の価格変動に基づいて将来の価格を予想する方法になります。

ファンダメンタルズ分析とは異なり価格の変動のみに基づいた分析方法であるため、汎用性が高いことが特徴となっています。

企業の事業内容にかかわらず対応が可能であり、様々な銘柄の分析に役立てることができます。テクニカル分析は株式投資はもちろんですが、さらに仮想通貨の値動きの予想にも活用が可能です。

ローソク足チャートを活用!

テクニカル分析では、ローソク足と呼ばれるチャートに基づいて分析を行います。ローソク足は株式投資ではお馴染みのグラフのひとつであり、上下に線がついた白または黒の長方形が並んでいることが特徴です。

ローソク足は始値(取引の開始価格)・上値(その日の最高値)・下値(その日の最安値)・終値(取引の終了価格)の4つのデータにより作成され、長方形の部分は始値と終値を、上下の線は上値と下値を示しています。

長方形が白(陽線)ならその日は値上がり、長方形が黒(陰線)ならその日は値下がりをしたことになるのです。

さらにチャートでは移動平均線と呼ばれる、折れ線グラフを表示させることも多いです。

移動平均線は過去数日間(または数週間)における終値の平均値を示すものであり、例えば7日間移動平均線であれば過去1週間の終値の平均値が、21日間移動平均線であれば過去3週間の終値の平均値が折れ線グラフで示されていることになります。

移動平均線はこれまでに買った人の買値の平均値を示しており、ローソク足が移動平均線の上にあれば買った人は含み益の状態であることを、一方でローソク足が移動平均線の下にあれば買った人は含み損の状態であることを示しているのです。

移動平均線とローソク足の関係をチェック!

ローソク足が移動平均線の上に並んでいる場合には、上昇トレンドだと判断することができます。

過去数日間または数週間の間に買った人は含み益の状態になるため、資金に余裕が生まれて相場全体の投資マインドが上向きになります。

一方でローソク足が移動平均線の下に並んでいる場合には、下降トレンドだと判断することになります。

過去数日間または数週間の間に買った人は含み損の状態になるため、資金の余裕がなくなって相場全体の投資マインドは下向きになるのです。

一度強いトレンドが生まれると、トレンドは長期間継続することが多くなります。投資で利益を得るためにはトレンドの変わり目を察知して、そのタイミングで売買をすることが重要なのです。

買いのタイミングを判断するサインに、ゴールデンクロスがあります。

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜けた場合にはゴールデンクロスとなり、下降トレンドが上昇トレンドに転換したと判断できるのです。

ゴールデンクロスはテクニカル分析における、最もわかりやすいサインだといえるでしょう。

一方で短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜けた場合にはデッドクロスとなり、売りのタイミングと判断することになります。

ゴールデンクロスが買いのサイン!

仮想通貨の値動きを判断するために、テクニカル分析を役立てましょう。

テクニカル分析にはローソクと呼ばれる、独自のチャートを使用します。ローソク足と移動平均線の関係から、売買のタイミングを判断してみてください。

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上に突き抜ける、ゴールデンクロスが買いのサインになります。