安定高配当株:KDDIは2020年度第1Q決算を受け今後株価が上昇するか?
  • KDDIの2020年度第1Q決算の見方は?
  • 2020年第1Q決算を受けてKDDIの株価は今後どうなる?

本記事は上記のように考えている方にとって読んで頂く意義があると思っています。

KDDIは以下の特徴を有する高配当安定株です。

KDDIの特徴

・中核の通信事業を元に業績安定しているディフェンシブ銘柄ライフデザインビジネスセグメントが成長期待

・新型コロナウイルスに強い事業構造

・19期連続増配で高い利回りを誇

第一四半期の決算を紐解くと、安定的な携帯電話事業と成長が期待できるライフデザイン・ビジネスセグメントにより新型コロナウイルスの影響下においても増益となっています。

個人的な見解として、買い検討ができる銘柄と考えていますが、株価が高値圏にあるためエントリータイミングは留意する必要があります。

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元銀行員、投資歴10年以上の経験で培った企業実態把握スキルを活用して分析しつつ分かりやすく解説していきます

以下で詳しく解説していきます。

※投資は自己責任でお願いします

KDDIの基本データ

最初にKDDIの株式投資にまつわる基本データを確認します。

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KDDIの株価推移と直近データ

  • 株 価:3,320円
  • P E R :11.63倍
  • P B R :1.75倍
  • R O E  : 14.90%
  • 利回り:3.46%

KDDIは業績が安定しているディフェンシブ銘柄として知られ直近5年間で株価はおおよそ2500~3500円のレンジで安定的に推移しています。

5年間で何度か株価が急落していますが、政府主導の携帯電話料金の値下げ圧力(2018年10月)や楽天による通信キャリアとしての携帯事業参入(2017年12月)が契機になっています。

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しかしながら、その後株価を戻す展開となっており結果的にレンジを形成しています

KDDIの特徴:高配当のディフェンシブ銘柄

KDDIの特徴は以下の通りです。まとめると、高配当なディフェンシブ銘柄と言えます。

KDDIの特徴

・中核の通信事業を元に業績安定しているディフェンシブ銘柄ライフデザイン事業が成長期待

・新型コロナウイルスに強い事業構造

・19期連続増配で高い利回りを誇

中核の通信事業を元に業績安定しているディフェンシブ銘柄ライフデザイン・ビジネスセグメントが成長期待

KDDIの事業は、国内・グローバル×パーソナル・ビジネスのマトリックスで大きく4つに分かれますが、パーソナルの携帯電話事業がKDDIの中核事業です。

【KDDIの事業セグメント】

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出典:KDDI中期経営計画

携帯電話事業から創出される利益およびキャッシュが当社を支えています。携帯電話事業は景気の動向に大きく左右されず不況に強いため、KDDIはディフェンシブ銘柄として認識されています。

またライフデザイン領域が主要な成長領域です。スマホ決済のau Payやじぶん銀行、カブドットコム証券への出資といった金融、デジタルサービスの提供が主なビジネスです。

またビジネスセグメントは、テレワークや5G関連のソリューションが成長期待です。テレワーク関連は足許のコロナ禍において大きな伸びを見せています。

新型コロナウイルスに強い事業構造

KDDIの事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響、すなわち外出自粛やリモートな働き方の拡大といったトレンドに対して強い事業構造を有しています。

デジタル・ネット領域である携帯電話事業、ライフデザイン事業に加え、ビジネスセグメントでは「KDDI まとめてオフィス」で通信を主体とした法人向けのソリューションを提供しています。

  • スマホ等のスマートデバイス導入
  • リモート対応の通信ネットワーク整備
  • セキュリティ・リスクに係わるソリューション
  • クラウドソリューションの活用・導入
  • 5Gに係るソリューション 等

こうしたデジタル領域のソリューションは、新型コロナウイルス感染拡大で需要が増大しており、有望な領域です。

19期連続増配で高い利回りを誇る

【株主還元方針】

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出典:KDDI中期経営計画

株主還元にも積極的で、配当性向は40%であり配当利回りはあしもとで3%中盤で推移しています。

【配当金の推移】

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配当金に関しては、増配を継続しています。2021年3月期も増配を発表しており19期連続で増配となる計画です。

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通常時のみならず新型コロナウイルスの影響下においても業績の安定性があり、かつ配当利回りが高い安定高配当銘柄と言えますね

KDDIの第1Q決算を受けた株価の反応と決算の詳細

KDDIの株価は、7月31日に発表された決算を受けても大きく動いておらず、日経平均や株式相場全体のトレンドと変わらずに売買されているイメージです。

決算は、新型コロナウイルスの影響下においても、前年対比増益となりました。ディフェンシブ銘柄としての本領が垣間見えた内容です。

【業績サマリー】

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出典:KDDI

第一四半期の決算は、営業利益および純利益が前年同期比で各々プラスで着地しました。さらに通期業績に対する進捗率もおのおの28%と好調な推移を見せています。

【セグメント別の概況】

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出典:KDDI

コロナ禍により携帯端末の販売台数は減少したものの、成長領域と位置付けているライフデザイン事業と、ビジネスセグメントが伸び、増益となりました。

【ライフデザイン事業】

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出典:KDDI

スマホ決済「au PAY」は決済件数を順調に伸ばしています。

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出典:KDDI

ARPA=携帯電話契約者当たりの収益は増加しており、auが扱うデジタルコンテンツを利用できる月額サービススマートパスプレミアムも会員数が伸びています。

【ビジネスセグメントの伸び】

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出典:KDDI

コロナウイルス感染拡大の影響を受け、テレワークの需要が伸びていますがKDDIの法人向けソリューション「KDDIまとめてオフィス」の契約数が2倍近く増加しています。

【コロナ禍の影響】

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出典:KDDI
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コロナウィルスの影響はKDDIのビジネスを加速させている側面があり、安定的な携帯電話事業を中心に据えつつ、今後もライフデザイン・ビジネスセグメントで事業を拡大させていく可能性があります

KDDIの決算および株価に対するツイッターの反応

携帯キャリアとして認知度が高く、ディフェンシブ銘柄として人気のKDDIは、ツイッターでも良く触れられます。

https://twitter.com/hirokiti_blog/status/1289869898600992768?s=20

決算への好感、高配当株や株主優待への魅力が発信されています。

https://twitter.com/shimakeidou/status/1289853517662887936?s=20

高配当株、ディフェンシブ銘柄でることが安心感を与えています。

今回の決算内容やKDDIの印象についてポジティブなツイートが多いですね。

KDDIの株価は今後どうなる?買い時?

結論から申し上げると、個人的な見解として買いを考えて良いと思います。コロナ影響下においても、ディフェンシブ銘柄としての底堅さを発揮していますし、通期増益も期待できます。

先述した通り、新型コロナ影響下でも安定している事業構造・業績、コロナ禍でむしろ加速する成長事業領域、19期連続増配と高い配当利回りが魅力的な銘柄です。

ただし株価はヒストリカルな水準から見て高値圏にあるため、今から購入する場合はエントリータイミングは注意が必要です。

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やや運任せですが、過去に発生した携帯電話料金の値下げや楽天の携帯事業参入のように株価が急落した時に仕込むのがベストです。ディフェンシブ銘柄でいずれ株価が戻ってくる可能性が高いため

KDDI以外の注目銘柄

足許では2020年第1Qの決算発表が一段落しています。新型コロナ影響で大きな「地殻変動」が発生しており上場企業の業績トレンドは要チェックです。

以下の記事では決算に関連して株価が上昇している注目株を分析しています。宜しければ併せてご参照下さい。

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【関連記事】
OXFORD CLUB JAPAN「永久に持っておきたい6つの高配当米国株」を徹底分析【評判・口コミ】

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まとめ:KDDIはディフェンシブ銘柄として有望であり買い検討可能

KDDIの特徴と先日発表があった2020年度第一四半期の決算を踏まえ銘柄分析を実施しました。

結論、私的見解ですがKDDIは業績が安定していて堅実な成長が見込める有望株です。新型コロナ下でむしろ増益基調にあります。

ただし株価は高値圏にあるため、焦って高値掴みをしないよう注意が必要です。