2012年に日本で始まったアベノミクス以降株価の変動はあれ、

日経平均は2012年度8000円台から10000円当たりを行ったり来たりしていたのが、

2018年12月14日時点で21374円を記録するまでになりました。

年金に対する不安、銀行預金金利の低さ等の自身の将来の経済的環境に対する不安を皆さん個人差はあるにしろ感じておられるのではないかと思います。

日経平均の株価チャートを見ていると2012年初期ほどから投資を始めている人は、資産を増やしている人が多いのではないでしょうか。

将来のためにも経済的な選択肢として徐々に投資を始めることを検討することが必要になっているのではないかと考えています。

よってこの記事がすでに投資を始めている人、これから始めようか検討している人に役立ててもらえるよう以下に個人的に注目している5銘柄を紹介させてもらいました!

今回の記事では、特に2017年にIPOした新進気鋭の銘柄から厳選しています!

IPO株の選定基準

今回の選定にあたって重要な要素として考えているのは以下の通りです。

①売上高成長率の高さ

➁本業の営業利益成長率の高さ

③高ROIC

④将来大きく成長すると考えられる市場及び事業に先行投資を実行しているか

⑤④の要素に関連して新たな社会的インフラ(人々の生活を豊かにする、例Amazonなど)になるであろう事業であるか

⑥テクニカル分析サイドから見て株価が低い位置にあるか

ただしこれらの要素全てが同時に揃っている銘柄だけを選んでいるわけではなく、

その時点において、その該当項目が少なかったとしても、

有価証券報告書などのデータから例えば売上高などの成長率の右肩上がりの兆しが発見できれば検討銘柄に入れることが多々あります。

要はその銘柄に将来性を感じそれに伴って少しずつでも決算内容がそれに近づき改善及び発展のきざしがあるかということです。

2017年IPOした有望株① ウォンテッドリー

ビジネスSNS「Wantedly」の企画 開発 運営を行う会社です。

直近5年間で売上高を急激に伸ばしています。2014年時点の売上高が169百万円であったのが、

2018年度8月期発表では2163百万円まで伸ばしています。また営業利益も2017年時点では先行投資が重みになって前年度の120百万円から64百万円まで落としましたが、

2018年時点ではその重みも吸収しきる「181103(千円)」まで伸ばしています。

株価も12月14日時点で2844円です。この株価は2017年上場付近で記録した最高値4320を下回っており、

また2018年5月時点で記録した直近安値1870円から上昇しています。

また月足チャートで短期線が中期線を上抜いており株価上昇の兆しを見せていると思われます。

毎年大企業を筆頭に人材の採用活動を行っておりこの一連のプロセスには一定期間と人員とお金が投入されています。

財務体力がありまた全国的知名度がある企業はまだしも、それよりも劣る中小企業にとっては、切実な問題ではないかと思われます。

しかしウォンテッドリーが提供するサービスを使えば、人材の採用コストを下げることができ、

また従来よりもピンポイントに欲しい人材を中小企業でも採用するうえで役に立つと思われます。

数字で見ても個人ユーザ数は平成25年11月時点で、

57888人であったのが平成30年8月時点で1483713人まで増加しており、

企業ユーザ数は平成25年11月時点で1630社であったのが、平成30年8月時点で28807にまで増加しています。

日本の企業の99.7%は中小企業であり今の時点の数字はまだまだ微々たるものでありこれからも利用企業の数も増加するのではないかと思われます。

それに伴って企業業績も右肩上がりに伸ばしていくのではないかと考えています。

2017年IPOした有望株 ②マネーフォワード

BtoC向けのお金の管理を容易にする自動家計簿・資産管理サービスの「マネーフォワード」及び

BtoBである法人・個人事業主の向けの「クラウド型バックオフィス向けサービス」を提供及び運営する会社です

当社の業績は2016年11月発表時点で売上高が1542178(千円)であったのが2017年度同時期には2899548(千円)の売上高を記録しています。

営業利益は先行投資が重みになって2016年時点においてはマイナス876534(千円)で2017年には前年よりもマイナス幅は減ったものの、

マイナス797298(千円)を記録しています。

しかし2018年に出された有価証券報告書によると、営業利益2017年1期のマイナス562122(千円)から2018年1期には

マイナス123337(千円)を記録次いで2017年2期のマイナス675638(千円)から2018年2期のマイナス221060(千円)を記録。

そして2017年3期マイナス720834から2018年3期はマイナス507364(千円)と3期連続でマイナス幅を大きく減少させています。

売上高は前年度比と比較して3期ともに大きく増加させており、年間通して去年よりも大きく伸ばすのではないかと思われます。

株価は2018年12月14日時点で2946円です。これは2018年3月に記録した上場来最高値6380円を大きく下回っています。

上場来の最安値が2017年10月に記録した2692円であり近辺の底値付近まで下落しており、下値余地が小さいのではないかと思われます。

短期的視点ではなく長期的視点で注意して見ていく必要があると思われます。

当該会社の提供するサービスの一つであるBtoC向けの家計簿サービスは、「Zaim」 「Money tree」よりも

銀行口座をはじめ連携サービスが充実しており他のサービスよりも強みがあり、利用者数も2018年10月時点において700万人と突破したようです。

またBtoB向けサービスも昨今の日本においては、少子高齢化を迎え労働人口が不足する日本の現状においてITを駆使して

業務効率を向上していくのが日本経済全体の労働生産性を向上させていく上で重要であると思われます。特にバックオフィスにおいてそれは顕著であり、

当社のサービスは2018年4月に経済産業省が推進する「サービス等生産性向上IT導入支援事業」において、「IT導入支援事業者」に認定されました。

当社の「MFクラウドシリーズ」を導入する企業は最大50万円の支援を受けることができ導入のインセンティブが働き今後導入の動きが活発化していくと思われます。

このような背景もあってか先ほどの業績の箇所においてお話しした売上幅の大幅な拡大と営業利益のマイナスの大幅縮小につながっているのではないかと思われます。

よってこのまま順調に進めばここ数年のうちに営業利益の黒字転換が達成される日も近いのではないかと思われます。今後の動きに要注意です。

2017年IPOした有望株 ③ユーザーローカル

ビッグデータの各種解析ツールや人工知能(AI)を使った業務支援ツールを開発・提供を行っている企業です。

当社の業績は2016年6月時点売上高783885(千円)営業利益326769(千円)であったのが、

2018年9月27日に発表された2018年6月時点売上高は1099036(千円)営業利益466919(千円)まで業績を拡大し続けています。

会社四季報予想では2019年6月時点売上高は1250(百万円)営業利益530(百万円)にまで拡大すると予想されています。

株価は 12月14日時点で6500円であり、2017年4月に記録した現時点での上場来高値の14090円の半値以下の価格になっています。

2017年11月に記録した最安値である5200円からは1300円分上昇し底値からは脱出しチャートの短期線は中期線を上抜き

緩やかに上昇トレンドを形成していくのではないかと思われます。

世界的にGAFAを筆頭にビッグデータを解析しその結果を自社の経営に役立てようという動きが活発でありこれからより一層その動きは活発になると思われます。

またAIを活用した当社の「サポートチャットボット」もSaaS型クラウドサービスを利用しているので安価で利用でき、

SNS上の数多くのデータをAIが学習しネット販売サイトなどでの問い合わせ業務の効率化などにかなり貢献しているようです。

今後この分野の利用はますます進んでいくものと思われます。また最大の取引相手がYahooであるのも強みの一つではないかと思われます。

2017年IPOした有望株 ④トレードワークス

金融関連会社のシステム開発・保守・運用、インサイダー取引等、不正取引の監視の業務を請け負っている会社です。

2016年時点売上高が1174581(千円)営業利益187326(千円)から2017年売上高1385830(千円)営業利益219074(千円)に増加しています。

また2018年度1期売上高は800634(千円)営業利益435524(千円)です。

次に2期売上高1164245(千円)営業利益496765(千円)と前年度同時期の売上高664316(千円)営業利益155465(千円)から大幅増額しており、

また第3期売上高は1696480(千円)営業利益536271(千円)と前年度同時期売上高1056385(千円)営業利益244406(千円)からこれも大幅に増額しています。

2018年12月14日時点の株価は2105円であり、2017年12月に記録した上場来最高値の4896円から半値以上下落しています。

直近の2018年12月11日に記録した上場来最安値の1881の時点で日足チャート上では大きな下髭が発生しておりこの付近で株価の底はついたのではないかと思われる動きがみられます。

業績は良いので、長期的に株価の動きを見守るのがよいと思われます。

近年世界的にIOTやビッグデータ及び人工知能の研究、投資、活用の動きが活発化していると思われます。

当社の中期経営計画のなかにおいてもその分野に今後注力していくであろうことが書かれています。

当社の基幹事業である証券システム事業においてはSaaSを活用し大きく利益を伸ばしています。

また仮想通貨取引や保険関連分野のシステムへの参入を想定し研究を進めているようです。

これらから当社はフィンテック分野へかなり注力している動きがみられ、矢野経済研究所の試算によるとフィンテック市場は2021年には、

808億円規模まで成長するとみられており、当社はこの分野においてイニシアティブを持つ企業の1つではないでしょうか。

また直近2、3期決算においてはROICが20%を超えており今後とも長期的に期待できるのではないかと思われます。

2017年IPOした有望株 ⑤力の源ホールディングス

博多ラーメン店「一風堂」がメイン事業である会社です。

当社の業績は2016年3月期決算において売上高20805713(千円)営業利益502752(千円)であったのが、

2018年度3月期決算においては売上高24451696(千円)営業利益905540(千円)に大幅に増加しています。

また直近の業績としては2018年8月に発表された2019年3月期第1期四半期報告書によると、

前年度売上高が5766799(千円)から第1四半期売上高6334216(千円)前年度より9.84%増加している。

半面営業利益は、103750(千円)から87887(千円)になっています。

第2四半期売上高は、前年度売上高11776845(千円)から13116636(千円)と11.38%増加しており、

営業利益は366030(千円)から393273(千円)と7.44%増加しています。

株価は12月14日時点の株価は817円と上場来高値を記録した2017年11月の2700円から70%近く値段を下げています。

もう少し様子を見る必要があると思いますが、2017年に株価が大幅に上昇した場面での株価よりを下回っておりそろそろ底値が近いのではないかと思われます。

ただMACDなどのテクニカル面では上昇の兆しは見えないので、もう少し様子を見ながら長期的な視点で見るのがよいと思われます。

注目する理由 当社は「一風堂」という確立されたラーメンブランドを保持しており日本にある他のラーメンチェーンの上場企業である

「ハイデイ日高」や「幸楽苑」よりも強いブランド力を保持しているのではないでしょうか。

また当社は上記2社よりも海外事業により注力しており 2017年6月発表の有価証券報告書によると海外売上高4851(百万円)

セグメント利益141(百万円)で、2018年6月発表の有価証券報告書によると海外売上高6243(百万円)セグメント利益490(百万円)

と売上高は前年度比28.7%増加し、セグメント利益は247.5%増加しています。日本は少子高齢化が進み長期的に内需の勢いが衰えていくことが予想され、

内需産業の一つである飲食業には厳しい未来が待っていると考えられる中、物価の高い海外で大きく売り上げと共に利益を伸ばしているのは大きな強みではないでしょうか。

今後のこの企業の動向には要注意ではないかと思います。

まとめ:IPO株は成長が見込める有望な株が多い!

2017年にIPOした株で今後上昇可能性が十分に見込める銘柄をご紹介してきました。

IPOを実施する企業は比較的若く、今後成長する余地を存分に秘めている企業が多いです。

過去数年、あるいは今後IPOする株式にはぜひ注目しつつ、高値での購入を避けて利益を狙いたいですね!