こちらの記事では、9月の配当権利確定株で、配当利回りが高い銘柄の上位ランキングを公開しています。

9月のランキングには、株価の割安感も相まって利回り5%を超える企業も複数社ランクインしています。

ランキング作成にあたっては、対象銘柄の単純な配当利回りの比較だけではなく、経営概況や事業状況、成長性もチェックし、スクリーニングを掛けています。

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銀行員として過去に培った、企業デューデリジェンスのスキルを利用して分析、スクリーニングしています

※最終的な投資判断は自己責任でお願いします

9月に配当権利が確定する銘柄の利回りランキング

1位:ベリテ(配当利回り8.38%)

9月の高配当株利回りランキング第1位は、宝飾品・時計等の小売り大手・ベリテです。ダイヤやネックレスを中心として販売しています。

TOBで現在はインド企業のグループ会社になっています。

ROE向上のため、ため込んでいる利益剰余金を配当に回す方針であり、配当利回りが高まっている銘柄です。

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値引き販売の抑制・低採算な商品の販売停止・仕入れ見直しによる原価改善で利益率が向上しつつあります

2位:ディア・ライフ(配当利回り5.68%)

9月の高配当株利回りランキング第2位は、投資用マンション販売のディアライフです。

ディアライフは投資用マンション販売に加え、建設業界向けの人材派遣事業・トランクルーム入金管理、家賃滞納保証業務も展開しています。

足許の業績は主力の投資用マンションの販売や人材派遣事業の伸びを背景に堅調に推移しています。

そのため、米中貿易摩擦の影響があって相場全体が軟調な中で、直近では株価が堅調に推移しています。

ディアライフについては、以下の記事で詳細に分析していますので、宜しければご参照下さい。

【内部リンク】
ディア・ライフ(3245)の株価はどうなる?利回りが高く割安感あり

3位:日本製鉄(配当利回り5.58%)

9月の高配当株利回り第3位は、製鉄で世界トップクラスを誇る日本製鉄です。

2012年に住金と合併し粗鋼生産量で世界トップクラス、日本国内では首位です。

相場全体が軟調なこともあり株価は下落していますが、業績は横ばいで推移しています。国内外とも鋼材需要が旺盛ではありますが、資材費・物流費ともに高騰しており利益を圧迫しています。

4位:オリックス(配当利回り5.18%)

9月の高配当株利回りランキングの第4位は、多角的に事業を展開するオリックスです。

リース業がもともとの主力であり、現在では不動産・エネルギー・空港運営への事業投資など手広く事業を展開しています。

直近の業績は好調です。子会社化した大京との一体運営で投資を強化している不動産事業がけん引しています。欧州・米国で資産運用事業も拡大中です。

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配当性向は30%を目指す方針ですが、利益の増加に伴って配当金額が増大する可能性が濃厚です

5位:FPG(配当利回り5.01%)

第5位はリース事業を展開するFPGです。「FPG」とは、「Financial Products Group」の略です。

同社は法人企業向けに航空機リースなどのオペリースを組成・販売する事業を営んでいます。会計事務所や地銀と提携して事業拡大を図っています。

本業の航空機リース以外にも、保険仲立など事業の多角化を進めています

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経常利益率が40%と非常に収益性が高い企業です

FPGの詳細については以下の記事で分析しています。

【内部リンク】
FPG(7148)の今後の株価予想。収益性が高く増配続きで魅力的!

6位:AOKIホールディングス(配当利回り4.36%)

9月の高配当株利回りランキング6位は、紳士服のAOKIホールディングスです。

紳士服販売が事業の柱ですが、複合カフェ・ブライダル・カラオケルームの運営を手掛けています。業績は横ばいですが、紳士服販売店における在庫効率化や不採算店の撤退で粗利率を高めています。

直近では株価が下落傾向にあるため、配当利回りが高いと言えど株式を購入するタイミングは留意したほうが良いでしょう。

高配当株で安定収入を得るための視点

配当利回りのランキングに入るような銘柄に投資することで、安定的な配当収入を狙う方は多いと思います。そのために考えるべきポイントとして、以下の4点が挙げられます。

  • 高利回りで安定配当の銘柄を選ぶ
  • 権利確定日を意識して売買する
  • ポートフォリオをつくる
  • ポートフォリオは銘柄を随時入れ替え

9月の配当権利確定日をチェック

当然ながら「権利確定日」に株主になっていないと、配当を受け取れませんので注意しましょう。

ご存知の方も多いとは思いますが、2019年7月から「権利付き最終日」が3営業日前から2営業日前に変更になっていますので、留意が必要です。

つまり7月31日が権利確定日だとすると、7月28日時点の保有株を7月29日に売却してしまうと配当をもらう権利が消えます。

従って、権利落ち日(売却しても配当がもらえる日)は7月30日となります。

「配当をもらうために株を買ったのに、権利確定日をすぎていた/権利落ち日の前に売っていた」なんてことがないように気を付けましょう。

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配当金を狙って株式を買うときには、スケジュール確認は必須です

2019年9月末(9/30)が権利確定日の場合

9月26日が権利付最終日となります。

この日までに現物株式を買付すれば、株主として配当を貰える権利が得られます。反対に、翌日の9月27日が「権利落ち日」となり、この日になれば売却しても配当を貰える権利はなくなりません。

9月30日が権利確定日となり、株主として配当をもらえる権利が確定します。

権利落ち日の株価は下落する傾向にあり

前述した「権利落ち日」は、配当金をもらえる権利がなくなることから、株価が下落する傾向があります。ただ必ずしも株価が下がるわけでは無い点は、留意する必要があります。

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配当金をもらえる分、権利確定日を過ぎてしまったら株価が下がる可能性がある点に注意が必要です

まとめ:9月権利確定の配当株の利回りは5%前後が多い

以上、9月に配当権利が確定する銘柄の利回りランキングをご紹介しました。

9月のランキングは利回りが5%を超える銘柄もあり、利回りの面で魅力的な株が多いですね。ただ足元で株価が下落しているという要因も内包しているので注意が必要です。

宜しければぜひご参考にしてください。

以下の記事では、高配当株のおすすめランキングを紹介しています。こちらも併せてご参照ください。

【内部リンク】
高配当株のおすすめランキングベスト11 – “超”厳選銘柄