こちらの記事では、低位株であるアートネイチャーについて分析しています。

中高年層の方にとっては、知名度が非常に高い同社。昔流れていたCMが懐かしいという方も多くいらっしゃると思います。

アートネイチャーは高い配当利回り、増収増益への業績回復、割安感を理由にして今後株価が上昇する可能性があります。

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私が過去に銀行員として培ったデューデリジェンスの技法や、ファンダメンタル・テクニカル両面でみた株式投資のセオリーから評価しています

株式投資にあたり、ぜひご参照下さい!

※記事更新時点での数値および情報をもとにしておりますのでご留意ください
※投資は自己責任でお願いいたします

結論:アートネイチャーは低位株の中でおすすめ!

  • 4.49%で配当利回りが高い
  • 事業は減収減益⇒増収増益へ基調反転
  • 1株=600円前後の低位株で買いやすい
  • PBRで割安感が出ている(=バリュー株)
  • 株価は長期で底値付近に位置

アートネイチャーの事業概況

ひと昔前にCMで一世を風靡したかつらのアートネイチャーは、CMこそ見なくなりましたが現在も健在です。

やはり現在も、かつら事業が主力です。男性向けのかつらは国内トップクラスの事業規模です。かつらの注文生産をメインとしつつ、増毛商品・既製品事業も展開しています。女性向けも同様に、国内トップクラスです。

出典:楽天証券

業績としては、ここ数年は減収減益傾向が続いていましたが、2020年3月期から増収増益基調に転換する見込みです。主力の男性向けは減収が続いてましたが、回復基調にあります。

女性向けは採算が比較的良いオーダーメイド品が好調で、既製品も新製品投入により業績改善に貢献する計画です。。また生産性も改善し、コスト削減に寄与する予定です。

加えて同社のカンボジア工場の閉鎖により、原価率低減効果等で営業増益幅を拡大しています。

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上記を踏まえ、2019年3月期は売上高380億円、純利益16億円での着地見込みですが、2020年3月期は390億円、純利益17.5億円で増収増益を計画しています

アートネイチャーの株価上昇要因

アートネイチャーの株価が上昇する要因について分析します。

株価上昇要因①:高い配当利回りで魅力的

アートネイチャーの配当利回りは年4.49%と高水準です。

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国内上場企業の平均配当利回りが約2%です。およそ2.2倍ですね

株価上昇要因②:増収増益基調に反転

同社の業績は、2019年3月期、2020年3月期にかけて増収増益基調に転換する兆しがあります。

2018年3月期は、売上高372億円・利益90億円でしたが、前述の通り、2019年3月期は売上高380億円、純利益16億円での着地見込みです。

ただ直近第三Qまでの進捗率は82.7%であるため、今期の2019年3月期については本当に計画を達成できるか注視が必要です。

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2020年3月期は390億円、純利益17.5億円で増収増益を計画しています

株価上昇要因③:1株=600円前後(=最低売買代金6万円)

同社の株価は、1株=600円前後の低位株です。

1株1000円以下の低位株は一般的に、最低売買代金が低くなるため、個人投資家が買いやすくなります。同社も1単元が100株ですので、現時点で1株=624円ですから最低売買代金は62,400円で買いやすい銘柄です。

1株が100万円以上する銘柄と比較すると、買いやすさが全く違いますね。一般的に、低位株は業績不振や不祥事など、事業の状況が劣悪となり株価を下げている場合があります。

しかし、アートネイチャーの場合は、業績は好調で経営が悪化しているという事実はありません。

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従って留意点には該当しない低位株です

株価上昇要因④:PBRに割安感あり

同社のPBRは0.85倍と、割安感が出ています。バリュー株とも言えます。

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PBRは1倍を切ると割安であると言えます

株価上昇要因➄:株価は長期的に見た底値付近に位置

長期的な視点で、テクニカル面で見てみます。アートネイチャーの株価は、長期スパンで底値付近に位置しています。

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これから増収増益を計画しており、底値付近からの反発が期待されます

想定されるリスク:業績計画の未達

懸念としてあげられるリスクは、業績計画が本当に達成されるかどうか?です。実際に、今期の計画はやや予想より下振れしています。

同社主力のかつら事業は、これから大きな成長が見込めるテーマ、というわけではありません。新規事業の展開や大きな技術革新等が無い限り、地道な拡販やコスト削減が業績改善のドライバーとなります。

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経営・事業の環境は継続してモニタリングする必要があります

まとめ:アートネイチャーは低位株の中で魅力的な銘柄!

高い配当利回り、増益基調への転換、割安なアートネイチャー株は低位株の中でおすすめです。ただし、業績計画未達のリスクは常につきまとうので注意が必要です。

比較的買いやすい、低位株の中では有望な銘柄ですので、ご自身でもご検討してみてください。

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