こちらの記事では、連続増配中の米国株の中でおすすめの銘柄を紹介しています。米国株の情報は日本語では少ないため少しでも参考になればと思い書きました。

日本が株主還元に目を向けるようになったのはつい最近ですが、早くから株主還元に積極的な米国株においては、連続配当の期間が50年を超える企業が多数存在しています。

連続増配中の米国株は、その他の銘柄よりもパフォーマンスが高いことが立証されており、投資家の注目の的になっています。

※投資は自己責任でお願いします

連続増配中の米国株はどれくらいか?

配当株の本場である米国ですが、連続増配中の米国株の数・長さ共に日本の比ではありません。

  • 60年以上:7社
  • 41-50年:18社
  • 31-40年:36社
  • 26-30年:24社
  • 25年以上:2社

因みに、日本株で25年以上連続増配している企業は2社(花王とリコーリース)のみです。いかに株主還元への姿勢に違いがあったかを物語っていますね。

連続増配中の米国株ランキングトップ10

それでは早速ですが、連続増配中の米国株について、連続増配の期間が長い順にランキング形式でご紹介します。

1位:American States Water(連続増配64年)

数ある連続増配中の米国株の中でランキングトップに輝いたのは、American States Waterです。その期間なんと64年。

米国カリフォルニア州で水道事業を展開しています。電力供給事業にも従事しています。いわゆるインフラビジネスど真ん中であり、景気がどう変わろうが水の需要自体は変わることが無く業績は安定しています。

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安定した事業から得られる収益を背景に連続増配を実現しています

配当利回りは1.45%とそれほど高くはありませんが、株価は右肩上がりで上昇し続けていますね。連続増配のブランドは伊達ではありません。

【参考】American States Water Webサイト

2位:Northwest Natural Gas (連続増配63年)

第二位はNorthwest Natural Gasです。こちらもガス会社で安定事業を操業できるインフラ絡みの企業です。

米国オレゴン州でガス供給事業を営んでいます。1859年創業の老舗で顧客数は70万名前後に上ります。

配当利回りは2.71%で、日本株の平均と比較すると若干高いくらいの水準ですが、株価は長期で見ると上昇基調にあります。

【参考】Northwest Natural Gas Webサイト

3位:Dover Corp (連続増配63年)

第3位はDover Corpです。連続増配年数は63年です。

ドーバーの主要事業はエネルギー、エンジニアリング・システム、流体、及び冷却&食品用設備の4事業が中心です。

配当利回りは1.95%、株価は2016年から上向いて推移しています。

【参考】Dover Corporation Webサイト

4位:Procter & Gamble (連続増配62年)

ランキング第4位はProctor & Gambleです。日本でもP&Gとしてお馴染みですね。

本社は米国のオハイオ州に位置し、世界最大の一般消費財メーカーです。日本でも「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン」の法人名で事業を展開しています。

配当利回りは2.63%で、業績好調により直近1年間は株価が堅調に推移しています。そのためPERは29.2倍とやや高水準に達しています。

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P&Gが製造販売する一般消費財は景気に左右されにくい必需品であるため、安定した収益基盤になり、連続増配が可能になります

【参考】P&G Webサイト

5位:Emerson Electric (連続増配62年)

第5位は世界有数の製造業者Emerson Electricです。第5位ですがそれでも連続増配期間は62年を誇ります。

Emersonは「フォーチュン・グローバル500」に入る超大企業です。世界150か国の幅広い市場でエンジニアリング・サービスを提供しています。

配当利回りは3.08%であり、他の連続増配企業と比較して高い水準です。

【参考】Emerson Electric Webサイト

6位:Genuine Parts (連続増配62年)

第6位には、Genuine Partsがランクインしました。

同社は米国のジョージア州に本拠を構える大手流通業者で、自動車交換部品・付属品、工業交換部品(ベアリング、ホース、バルブなど)を流通・販売しています。

上記に加えて、オフィス用品、電気材料(電気・磁器ワイヤー、ケーブルなど)も取り扱っています。

配当利回りは2.93%で、PERは18.9倍です。株価は直近5年間においては80ドル~110ドルの間を行ったり来たりしています。

【参考】Genuine Parts Webサイト

7位:3M (連続増配60年)

ランキング第7位は世界的科学・電気素材メーカーである3Mです。

産業、生活、ヘルスケア分野などで多角的に事業を展開しており、ビニール、ポリエステル、フィルム素材をベースにした製品が事業の柱です。

日頃お世話になっている方も多いであろうポストイットも3Mの商品です。日本でも現地法人を設立して事業を展開しています。

【参考】3M Webサイト

8位:Cincinnati Financial (連続増配58年)

ランキング第8位はCincinnati Financialです。ここからようやく連続増配期間が60年を割ります。

同社は米国オハイオ州に本拠を置く大手損害保険会社です。家財・災害保険の他に生命保険も取り扱っています。

配当利回りは2.09%でそれほど高くありませんが、株価は右肩上がりで推移しています。

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保険はストック型ビジネスであるため、今後も連続増配を維持し株価が上昇する可能性は高いでしょう

【参考】 Cincinnati Financial Webサイト

9位:Coca-Cola Co (連続増配56年)

ランキング第9位は、みなさまお馴染みのCoca Cola社です。連続増配期間は9位ながら56年と非常に長期にわたります。

ウォーレン・バフェット氏も長期保有していることで有名な銘柄ですが、飲料の製造販売で景気に左右されない強さが魅力です。

配当利回りは3.09%と、やや高めの水準です。株価は爆発的に上昇している訳ではありませんが、右肩上がりで堅実に推移しています。

【参考】Coca Cola Webサイト

10位:Johnson & Johnson (連続増配56年)

ランキング10位は、こちらも一般消費者の知名度が高いJohnson & Johnsonです。連続増配期間は56年。

製薬、医療機器その他のヘルスケア関連製品を取り扱う多国籍企業であり、日本国内でも事業を展開しています。

配当利回りは2.69%、PERは若干高水準で25.1倍となっています。株価は事業成長を継続し続けており右肩上がりになっています。

【参考】Johnson & Johnson Webサイト

まとめ:連続増配中の米国株は今後も増配継続の可能性が高く魅力的!

いかがでしたでしょうか。

連続増配中の米国株は、日本株とは比較にならないほど数が多く、また連続増配の期間も長いのが特徴です。

背景となる要因としては、安定した事業基盤による収益構造と積極的な株主還元姿勢が挙げられます。特に後者は日本株との大きな違いです。

各社の株価推移を見れば分かる通り、株価が上昇を続けている企業が多く、連続増配株のパフォーマンスの高さが伺えます。

投資にあたってのご参考になれば幸いです。