FXはレバレッジをきかせることが出来る分、株よりも損失額が大きくなりがちです。中には、「貯金500万円を溶かした」「退職金の3000万円を2週間で失った」というような怖い話が耳に入ってきます。考えただけで恐ろしいですね。

今回は、FX資で大損を出してしまった初心者5名にインタビューをして、失敗してしまった時の状況や損失の金額、その理由や反省点を伺っています。

大きく負ける可能性があり失敗すると取り返しがつかないFXでは損失を避けることが重要です。特に初心者の方は、こちらの記事の失敗例を教訓として、ご自分の損失リスクを少しでも抑えましょう!

初心者がFXで失敗して大損した5つの実例

FXで大損した失敗例①:レバレッジの上げすぎで250万円の損失を出し、仕事にも影響

損失金額は250万円です。証券会社から追証も来てしまい、貯めていた小遣いで補てんできたのが幸いでしたが、これが生活費までかけたものであったなら家族にも影響を与えたと思います。」

「表面上生活面への影響はありませんでしたが、心理面のダメージが大きく仕事もはかどりませんでしたし、顧客に病気ですかと心配されるなど非常にパフォーマンスが落ちました。家族もきっと心配していたと思います。心理面への悪影響で周囲も不幸に巻き込んでしまったと猛省しています。 」

「理由は短期的な利益を狙ってレバレッジを上げてしまったことです。通常3倍程度のレバレッジでしたが、その時は確か10倍で行っていたと思います。利益が沢山出ることもありましたが、一度下がると大きな損失を出してしまいます。」

「うまく止めればよかったのですが、下がり方が急激すぎて間に合わなかったのです。レバレッジを上げる時はうまく行くと思っても後のフォローを考えて行動すればよかったと考えます。フォローをしていれば、もっと傷口は小さかったはずです。 」

FXで大損した失敗例②:スワップ狙いで保有していたトルコリラが暴落し200万円の大損

「トルコリラをスワップポイント目的で保有していたのですが、トルコリラの暴落によりロスカットされて約200万円ほどの損失を出してしまいました。日本の銀行に貯金しておくよりも利率がかなり良いので、余裕のあるお金をすべてトルコリラの購入に充てていたために、貯金がかなり減ってしまいました。」

「一生懸命働いたお金が一気に減ってしまったことにより、本業である仕事に対するモチベーションがb下がるだけでなく、日常生活が無気力的になってしまったのです。」

「私の年収では何年か働かないと貯めることができない200万円というお金を失ってしまい、家族にも心配をかけてしまうので相談することができず、しばらくは行き場のない悲しみを抱えて生活をしていました。 」

「トルコリラという通貨は安定性がなく、長期的に保有していると暴落してしまう危険性がありました。安定性のないトルコリラを保有するのではなく、基軸通貨でもあるアメリカドルを保有しておけば良かったと思います。」

「アメリカドルならばある程度のスワップポイントを受け取ることができ、安定性もあるのでよほどのことがない限り暴落する心配もありません。ここ数年の間は価格がレンジ内で推移しているので、安定した収益を上げることができたと感じています。 」

FXで大損した失敗例③:過大なレバレッジでロスカットに遇い35万円の大損。飲酒も要因の一つ

「つい先日の1/3早朝の暴落で約35万円、口座資金の1/3を失いました。もうダメです…FXやめようかなあと検討中。持っていたポジションはドル円のロング。」

「遠いところにストップロスを入れていましたが見事にストップロス狩りにあいました。他の投資家からしたら対した金額では無いと思われるでしょうが、毎月少しずつ貯めてきた私のヘソクリのうちの35万円は、とてつもなく大きな金額なのです。」

「またこれだけ貯めようと思ったら、何年かかることか。新年早々落ち込んで、全く笑顔を見せられない日々が続いています。あくまでも夫に内緒のヘソクリの範囲内でやっていたのがせめてもの救い。生活費にまで手を出していなくて本当に良かったと胸をなでおろしています。 」

「 数年前に起きたユーロ/スイスフランの大暴落の時にも感じたのですが、やはりFXの世界に「絶対」はありません。どんな最悪の事態が起きても何とか立て直せるように、ストップロスはもう少し近めに置いておくべきでした。」

「そもそも年末年始で薄商いなのはわかっていましたから激しい値動きの可能性も予測できたはず。今までの経験をしっかり生かすことができなかったのは失敗です。」

お酒を飲んだり深夜まで起きていたりと通常とは異なる生活リズムの年末年始には、ポジションを持っているべきではありませんでした。深く反省しています。 」

FXで大損した失敗例④:根拠なく政治イベントの結果を予想してポジションを取り120万円の大損

「結婚当初から自分のヘソクリ約300万円をFXで運用しており、トレードは毎日の帰宅後の楽しみでもありました。アメリカの大統領選挙は、当然ヒラリー・クリントンが勝利するものだと考えており、選挙直前には詳細な分析を行わずにUSD/JPYのロングポジションを作っていました。」

「しかし、まさかの「トランプ優勢」が伝わると、あっというまにナイアガラでした。280万円の至近が160万円までに減少。この損失により生活面での影響はありませんでしたが、精神的にはかなりきつくて、当日はもちろんのこと数日間は全く食欲が出ませんでした。」

「トレード画面を見るのも嫌になって、1ヶ月近くは口座へログインすらせず。挙句の果てには、お寺へ写経をしに出かけたほどです。 」

「失敗した理由は、私の調査不足です。新聞やネットで大統領選の行方をさらっと読んだだけで、万が一にもヒラリー氏が敗北するなどとは考えていませんでした。「勝って当然」という自分の先入観が、無意識のうちに情報を選別して自分に都合のよいものだけを吸収していたのかも知れません。」

「完全にフラットな状態で様々な意見を取り込むことができていなかったにもかかわらず、丁半博打的にポジションを作った自分が悪いのです。開票が進みチャートに方向性が出てから参入するべきでした。」

FXで大損した失敗例⑤:良く理解しないまま自動売買に資金を投じ、1日で10万円の大損

「初めてFXを行った時期が調度リーマンショックの最中でした。初めてで色々と分からない所も多く最初に投資したFX投資の業者がコンピューターが勝手に売買をこれまでのチャートを見ながら参考にし予想を行って買うものでした。」

「しかしなぜか投資をして直ぐに購入をして直ぐに損切りをすると言ったトレードばかりをしていきなり開始の1日で10万円近い損失を出してしまいました。」

「FXトレードとは恐ろしいものだと聞いていましたが、まさにそれが現実となった瞬間の出来事だと実感しました。精神的に苦痛なポジションを持っている事もFXで失敗しやすい原因でした。」

「とにかくFXでは、自分のマイルールを作りそれを守る事が一番重要となります。FXでの失敗をする原因の一つに自分がとったポジションに変な自信を持っているとそこでどんどん損失の金額の状況が膨れて精神的に追い込まれる事がFXでの失敗の多くだと思います。」

「出来るだけ無理なポジションは直ぐに損切りなどで持たない事が精神的にも良いですし、FXで失敗を起こさない一つの方法です。マイルールを徹底する事が失敗改善となります。 」

まとめ:勉強して知識を付けるのは大前提。トレードや資金管理のルールを作り、必ず守る

以上5名の失敗例を見てきました。いずれも、勉強・知識不足、資金管理やトレードルールの不徹底で大損を出したという例でした。

FX取引は少ない金額から始められますし、レバレッジも効かせられるので軽い気持ちで初めてしまう人も多いですが、基本的にハイリスクハイリターンな投資です。私はFXを触ること自体、あまりおすすめしていませんが、取引されるかたは自分の取引ルール徹底が最も重要な事項でしょう。

以前に書いた下記記事では、FXで失敗する良く有るパターンとその対策にうついて纏めています。よろしければ併せてご覧ください。