株投資で失敗して大損する人は後を絶ちません…。中には、「貯金100万円を一瞬で失った」「利益が出ていたので投資金額を増やしたら急落して500万円を大損してしまった」というような信じられない話を良く聞きます。相場に絶対はなく、明日は我が身です。

今回は、株投資で失敗して大損してしまった株取引の初心者5名にインタビューをして、どのように失敗して損失額はどれくらいだったか、失敗の理由と反省点を伺っています。

投資で失敗・大損を避けることは非常に重要です。特に株初心者の方は、お伺いできた失敗例を反面教師として参考にし、教訓を見出すことで自分の損失を最小限に抑えましょう!

初心者が株投資で大損した5つの失敗例

株で大損した失敗例①:リサーチ不足のままベンチャー株に集中投資して100万円が半分に

「まず、損失金額について。私は株をある企業に100万円ほど投資していました。とあるベンチャー企業であり福祉関係の商材をあつかっている企業でした。国内のマーケットだけではなく海外でも利用ができるという話題性があり乗っかってみようと投資することに決めました。」

「最初は少額だったのですが、非常に伸びが良く一気に100万円投資することに決めました。投資したとたん、とある商品の不良がみつかりとたんに株価は暴落、100万円の株は一気に半額以下になってしまいました。」

「投資での資産は生活資金から切り離していたのでそこまでダメージは有りませんでしたが精神的にはかなりダメージがありました。 」

「正直、製品についての不良は予想外でした。会社についてのデータは予め調べており、売上情報なども抑えリサーチしていました。ただ、製品のことについては頭になく、もっとキチンと調べておけばよかったと後悔しています。」

「灯台もと暗しとはこのこのことで、その会社の製品を買ってみたことは有りませんでした。実際に定期的に製品を購入していればもっと早くに分かったことだったのかもしれません。」

「株では通常の金の動きとは別にそういった専門性の知識もある程度は知っておかなければならないという単純なことも忘れていました。今後はこの様な事のないように下調べをしたいと思います。」

株で大損した失敗例②:ネットの情報を鵜呑みにして3日で180万円大損

「株をやり始めた時に、ネット上で氾濫している信憑性が全く無い情報を鵜呑みにしてしまい、A社の株に300万円投資して失敗しました。投資に関して全く勉強せずに、ネットの情報を信じてしまいました。」

「「業績がいい、新しい技術を開発した」などのいい情報だけに目がくらみ、欲を出し過ぎました。その結果、A社の決算で超絶下方修正。その日から3日間連続ストップ安。売るに売れず、資産が毎日減っていく恐怖。株価ばかり気になって、生きた心地がしませんでした。」

「仕事もプライベートも手につかづ、資産が減っていく恐怖が心を支配しました。ようやく売買が成立した時は300万円が120万円になっていました。たった3日間で180万円の損失。呆然状態で半年間は立ち直れませんでした。 」

「信憑性の無い情報に飛びついて、「楽して短期間で儲けてやろう」という欲望が、冷静な判断を狂わせ、感情的になり短期集中で自分のリスク許容範囲を超えた金額を投資してしまい、精神的にも金銭的にも身の丈以上の投資をしてしまった事が失敗の原因です。」

「あの時、自分で投資について勉強して、時間とお金、銘柄を分散して投資しておけば良かったと思います。「1つのカゴに卵を全部入れるな」という格言がありますが、まさにその時、実感しました。欲をかき過ぎず、リスクを恐れず、分散投資。鋼の心と鋼鉄の意思で株式投資の基本を実践していこうと思います。あの時の失敗は将来の糧にします。 」

株で大損した失敗例③:投資額をどんどん増やしたが損切りできずにリーマンショックで500万円の大損

「株式投資は15年以上やっています。はじめの数年は自分のヘソクリでやっていましたが、少額の利益ばかりだったので、どんどん額を増やしていきました。」

「途中、ホリエモン率いるライブドアの粉飾決算で株価が値下がりしてひゃっとしましたが、何とか持ちこたえたと思ったら、2007年になると急落しリーマンショックで恐ろしいことになりました。400万円くらい損失を被ってしまいました。確定拠出年金を加えると500万円の損失です。」

「株式投資に損失は付きものですが、株価が急落しているときは少なくとも大人しくしなければいけない、ということを感じました。特に、大きく下落すると数週間は下がることが多いので気を付けようと思っています。」

「確かに急落後に急上昇することもあり、その時は短期で儲かりますが、このようなケースを期待するのはギャンブルだと思って自重しようかと思っています。」

「とはいえ、最近の株価急落にはまっており、追加投資を自重しているものの、損切りが出来ていません。やはり、人間の性でしょうか。また株価が回復することを切に祈っています

株で大損した失敗例④:株初心者にも関わらず信用取引をはじめ、1日で30万円の大損

「自分は「信用取引」を利用して、損失してしまいました。その頃は株に関しては素人同然だったのに、30万円あったら約3倍近くの金額を取引できると思い、「1円動くだけで簡単に儲けることができる」と勘違いしてしまいました。」

「そんな浅はかな思いはあっさり打ち砕かれ、1円下がっていく度に損失が出るのが怖く、ビビって売れず持ち越していました。もう耐えれないと感じたのは、損失金額は30万円の時でした。」

「損失したことによる生活面は独身だったのでそんなになかったのですが、1日で30万円も使ったことがなかったので、手が震えてその日は1日中布団から出ることができませんでした」

「株取引に関して素人だったのに、信用取引というハイリスクな取引に手を出したのが失敗の理由です。」

「証券会社からお金を借りて取引しているという頭がなく、手持ちの3倍近い金額を取引することができると勘違いし、リターンがデカイということだけを考えて、リスクのことはまったく考えていませんでした。」

「10年以上取引している今ならまだ信用取引をしてもいいかなと思っていますが、それでも信用取引で取引するのは怖いと感じています。その時に、初心者同然の人が信用取引に手を出すのは良くないと感じましたし、証券会社からお金を借りていると言う感覚を持って信用取引をしないといけないなと思いました。」

株で大損した失敗例⑤:友人の話を鵜呑みにし勉強しないまま倒産企業へ投資して100万円の大損

「私は社会人になってすぐに資産運用したいと考えるようになりました。そこで、友人に相談したところ、高配当金株への投資を勧められました。そこで、配当率が10%程度の高配当株を見つけたので、その時の貯金額である100万円を投資しました。」

「投資して1回目の配当金を受け取ることはでき、とても順調に投資できていると思っていました。しかし、その3か月後に会社が倒産して、100万円分の持ち株が全てなくなってしまいました。」

「その後、100万円のうちいくらかでも回収しようと思い、会社に問い合わせてみましたが、電話が繋がらずに、100万円まるまる損失となりました。 」

「損失した理由としては、株や投資についての勉強をほとんどすることなく、高配当株へ投資した結果、会社が潰れて莫大な損失をしたと考えています。」

「このような損失をしないためには、しっかりと株や投資についての勉強をして、株で使われる指標や企業の安定性などをしっかりと把握する必要があったと思います。」

「また、私は一つの企業にだけ投資していたので、財産の全てがなくなってしまったので、企業が倒産した時の事を考えて、複数の企業に投資するべきだと思いました。そうすることで、リスクが分散しこれだけ大きな損失にはならなかったと思います。」

まとめ:初心者は楽しようとせず、必ず勉強して知識をつける!

5名の初心者の失敗例を見てきました。いずれも、勉強不足・知識不足によって失敗し、大損をしてしまったという例です。

株取引は甘い気持ちで開始できるものではありません。少なくとも株取引に関する本を5冊くらいは読み、最初のうちは専門家や株経験者にも相談して取引の方針や投資スタイルを決めましょう。また銘柄の選定もプロの意見に耳を傾けた方が良いでしょう。