こちらの記事では、低位株のベルテクスコーポレーション(5290)について分析しています。

ベルテクスコーポレーションの業績は堅調に推移しており、株価も底値付近で推移しているため、今後株価が反転する可能性があります。

配当利回りは3%台後半を誇っており、高配当株である点も魅力の一つです。

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私が過去に銀行員として培ったデューデリジェンスの技法や、ファンダメンタル・テクニカル両面でみた株式投資のセオリーから評価しています

株式投資にあたり、ぜひご参照下さい!

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ベルテクスコーポレーションの事業概況

同社はコンクリ製品を主力とするガラス・土石製品業者です。

2018年10月にゼニス羽田ホールディングスとホクコンが共同株式移転により経営統合をして誕生したのが同社です。コンクリート関連製品が事業の8割ほどを占めています。

コンクリート製品は今期末に向けて好調を維持しており、遊水池など雨水浸水対策向けの製品が売れています。加えて防災関連製品である落石防護柵も堅調です。

大阪万博向けの建築特需をターゲットにしており、ビル建築関連の製品販売拡大を狙っています。

【同社の業績推移および計画】

出典:楽天証券

業績は、ここ数年増収増益基調で推移しています。

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オリンピックや万博といった国内の大型イベントを背景に建築需要が旺盛であり、当面は同社が扱う製品の売り上げも好調を維持すると予測されます

【参考】ベルテクスコーポレーションWebサイト

ベルテクスコーポレーションの株価上昇要因

ではなぜベルテクスコーポレーションの株価が上がる可能性があり、おすすめ銘柄となるのか説明します。

株価上昇の要因①:業績は成長しており堅調推移

同社の業績は、建設業界が好調であることから堅調に推移しています。

特に大阪万博といった大型の国内イベントに照準を絞り、建築関連の製品販売を拡大していく戦略です。

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当面は事業が好調を維持することが予想されます

株価上昇の理由②:配当株である

ベルテクスコーポレーションは配当を出しており、その点で魅力的であると言えます。一般的に、配当を出している企業は無配当の企業よりも人気を集めやすく、買われる傾向があります。

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配当利回りは3.65%と相応の高水準を誇ります

株価上昇の理由③:自己資本比率の高さ

同社の自己資本比率は57.15%であり、高い水準を維持しています。

財務の健全性が高く、低位株ではあるもののいきなり倒産する、といった憂き目にあう可能性は低いです。

株価上昇の要因④:株価は下落傾向で底入れの兆し

2018年10月に株価が大きく上昇しているように見えるのは、経営統合した際に1株当たりの株価が変更になったためです。

直近の株価は下落傾向にありますが、これは2018年末にかけて世界的な同時株安が発生したことが要因です。

そのため、同社の事業や経営環境に関わるものではありません。

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直近の株価は下げ止まっているように見え、反転する可能性があります

株価動向に暗雲をもたらすリスク:建築市況悪化による業績低迷

これまで、同社をおすすめする根拠として、その魅力に触れてきましたが、事業リスクや株価下落リスクはどうでしょうか? 

一つ大きな懸念として挙げられるのは、将来的な建築市況の悪化です。

現在のところ2020年の東京オリンピックや大阪万博に向けて、建築業界は活況です。しかし2020年以降については不透明感が高いのが実態です。そのため、業界環境には注視が必要です。

株価を占う最新の動向

ベルテクスコーポレーションは2019年3月期の決算発表と同時に、2020年度からスタートする中期経営計画を発表しています。

ベルテクスコーポレーションの中期経営計画
出典:ベルテクスコーポレーション 中期経営計画

中期経営計画の基本方針として、以下を掲げています。

  • 持続的成長に向けた経営基盤整備に注力
  • 経営統合シナジーの具現化により利益率を改善

2022年までの中期経営期間中においては、経営統合後の体制について地固めする方針を打ち出しています。特にポイントとなるのが「統合シナジーの早期具現化」と「経営基盤整備」でしょう。

統合シナジーの早期具現化

目玉の施策として、「主力製品の統一・販売品目の選別」「最適な生産・販売体制の体制再構築」「研究開発テーマの共有・整理」を挙げています。

経営統合による効率的な販売・生産体制を実現するため、こうした施策は最優先対応事項であり、実行による利益率の改善が期待されます。

経営基盤整備

次に、経営統合後の経営基盤を整備することで事業を安定的に操業しつつ、持続的に成長していく礎をつくることを明確にしています。施策の柱は以下のとおりです。

  • 人材採用・育成プログラムの拡充
  • 新人事制度の設計
  • ICTインフラの整備
  • グループガバナンス体制・リスク管理体制の構築
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経営統合後において、企業文化・システム・統制面での融和は非常に重要です。こうした経営基盤はスムーズに統合しつつ、特にシステム面の統合においては、先端トレンドを取り入れていくことが肝要でしょう

まとめ:ベルテクスコーポレーションは業績堅調+配当株で底堅く、経営シナジーに期待がかかる

ベルテクスコーポレーションの事業概要や株価に影響を与える要因などについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。

堅調な業績推移、配当株であり、低位株としては魅力度が高いベルテクスコーポレーションは低位株の中では比較的おすすめの銘柄です。

現中期経営計画は、経営統合後にスムーズに両社が融和し、成長への道筋をつける重要なフェーズと言えるでしょう。

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