こちらの記事では、ポートフォリオを構築して投資を分散する理由と具体的なやり方をご紹介しています。

ポートフォリオの構築はリスクを分散するために非常に重要です。下記で4つのやり方について記載していますので、参考にして頂き、いま集中投資をされている方は考え方をあらためましょう。

なぜポートフォリオを組むべきなのか?分散投資のメリット

株の入門書や初心者向けの解説サイトを見ると、必ずと言っていいほど「株式投資をする時にはポートフォリオを構築して分散投資をする」と書かれています。これはなぜでしょうか?

結論から申し上げると、リスクを分散させ、中長期的に安定的な利益を得るためです。投資対象を分散させることで、値下がりによる損失リスクを減少させる狙いがあります。

株式投資におけるポートフォリオ構築・分散投資のやり方

ポートフォリオを構築するには、以下のようなやり方・切り口があります。これらの切り口はそれぞれの中で違ったものを選べば、違う値動きをしてリスクを分散・低減できる可能性が高まります。

単純に「銘柄を分散させれば良いだろう」という訳では無く、切り口によって違った値動きをする傾向がありますので、その分類を理解することが重要です。

国(先進国・新興国)や地域で分散させる

基本的に、国毎に政治・経済の状況や相場変動の傾向は異なるので、投資銘柄の国を分散させる国際分散投資はリスク低減につながります。

先進国であれば米国・英国・ドイツ、新興国であれば中国・インドネシア・タイ・ロシア・ブラジルなどが対象となりますが、時期によって動きが異なりますので、できればバランス良く投資するのが良いでしょう。

業種で分散させる

業種によっても値動きが異なるため、特定業種への集中を避けて分散して投資をするのがベストです。所属する業種によって、値動きに特色が有りますし、業界環境は株価に大きく影響します。

ITや半導体・ゲーム関連のように業況が変動しやすく値動きが激しいものもあれば、自動車・鉄鋼・建設・外食のように平常時はある程度落ち着いた値動きを見せる業種もあります。

1業種に集中投資してしまっている場合、例えば小売り産業としましょう。Amazonに顧客を奪われてしまって売上急減、人材確保難で人件費が上昇して軒並み収益性が大幅に悪化してしまった場合は、大きな損失を被る可能性が高まります。

企業規模(大型株・小型株)で大小それぞれにバランス良く

基本的に大企業である大型株の方が値動きは安定し、小型株であれば値動きが荒くなる可能性があります。また、相場の時期によっては大型株と小型株で違う値動きをするケースもありますので、分散した方がリスクの低減につながります。

投資する比率は、ご自分の投資で得たいリターンの目標や、投資スタイルによって決めた方が良いでしょう。私自身は、テンバガーを狙う長期投資を主体にしていて小型株中心のポートフォリオを組んでいます。

成長株・割安株にバランス良く投資する

売上高・成長株は大きなリターンが得られる可能性が高い半面、リスクも大きくなります。IPO株や新興企業株に代表される成長株を中心に投資している場合は、値上がりによるリターンは比較的少なくてもより利益を得られる可能性が高い割安株にも投資することで、リスクを抑えましょう。

時間的な分散も検討する – ドルコスト平均法の導入

リスクを低減するために分散した方がよいのは、投資対象だけではありません。投資するタイミングを分散することも重要です。

有名な手法として、「ドルコスト平均法」が挙げられます。これはいわゆる定額積み立てのようなイメージを持って頂ければと思いますが、金額を固定し定期的に株を購入する方法です。つまり株価が安くなると、より多く株数を購入できます。

ドルコスト平均法では買値が平準化され、一時点で買う時よりもリスクが低減される効果があります。株価の動きを完全に予測できる人などいません。ドルコスト平均法を効果的に導入することによって、リスクを低減しましょう。

資産が大きい場合は、株式以外の投資対象にも分散投資した方が良い

投資することができる資産は株式だけではありません。金融資産で言えば投信・ETF・REIT・債権・デリバティブ・オプション・FXなど、株式以外にもたくさんありますし、金融資産以外でも不動産などの投資対象が有ります。

株式の中で分散投資しようとしても、限界がありますので、他の投資対象も検討して資産が許せば分散投資する方がよりリスクを低減でき、理想的でしょう。私も、株式以外にも不動産や債権に投資しています。

まとめ:ポートフォリオ構築は国・業種・規模を念頭に、株式以外にも分散投資する

ポートフォリオ構築は、投資のリスクを分散する上で非常に重要です。しっかりと銘柄分析をして、「この企業は絶対いける」と思うと、どうしてもその銘柄に集中的に資金をつぎこみたくなる気持ちは非常にわかりますが、相場に絶対はありません。

効果的にポートフォリオを構築してリスクを分散・下げることで、中長期的に見て着実に利益を得られるようにこころがけましょう!