こちらの記事では、低位株であるみずほフィナンシャルグループについて分析しています。

みずほフィナンシャルグループは、利回りが高く、事業および株価は安定しており中長期的に配当を得る目的での保有がおすすめです。低位株なので資金が少ない方でも比較的買いやすいでしょう。

直近の2019年第一四半期決算は、進捗率が35%とまずまずの内容で着地しています。また経費率が大きく下落して収益力が改善しています。

経費率の改善が、かねてより進めているデジタライゼーションによる業務効率化による効果だとすると、今後より一層収益力が高まっていく可能性があります。

通期予想に対する進捗率が更に高まり、業績が上方修正されることがあれば、短期的に株価が上昇する状況もありえます。

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詳細を以下で説明していますので、ぜひご参照ください!

※投資は自己責任でお願いいたします

結論:みずほFGの株価は安定しており低位株の中でおすすめ!

  • 5%に迫る高い配当利回り!
  • 国内有数の超大企業であり株価が安定!
  • 低位株なので買いやすい!
  • 直近の決算が好調で業績進捗率が高い!

みずほFGの事業概況:株価の安定につながる事業基盤を保有

「みずほフィナンシャルホールディングス」という名称はあまり聞きなれないかもしれませんが、「みずほ銀行」を中核会社とする持ち株会社です。

みずほ銀行という名前は街中のいたるところに見かけるので知らない人は居ないと思います。

みずほ銀行は日本の銀行の中でも三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループと並ぶメガバンクに属する銀行です。

みずほフィナンシャルグループは東証証券取引所第1部に上場しています。

個人や法人の預貯金、個人に対しては住宅ローンやマイカーローンなど各種ローンの融資、法人に対しては運転資金の融資や新事業をおこなうための運転資金などの融資等が中核事業です。

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また銀行以外に証券業務や信託業務を手掛けるグループ会社を保有しており、日本で有数の金融コングロマリットです

【みずほFGの業績推移】

出典:楽天証券

業績は国内外の確固たる事業基盤を背景に、安定的に推移しています。今後も一定程度は安定した業績推移が継続すると想定されます。

【参考】みずほフィナンシャルグループ

みずほFGの株価上昇要因

事業について理解を深めたところで、みずほFGの株価上昇要因を検証します。

株価上昇の要因①:配当利回りが高い

みずほフィナンシャルグループの株価推移

予想配当利回りは4.86パーセントです。なかなかの高水準で、国内上場企業の平均2%と比較すると2倍以上です。

株価上昇の要因②:最低売買代金が低く買いやすい

みずほフィナンシャルグループの株は100株単位で購入でき、現在は1株200円程度で買うことができます。

つまり2万円程度の資金でみずほフィナンシャルグループの株を所有することができます。

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最低売買代金が低く購入にも資金が必要ないですし、株価が安定している上、平均利回り率を上回る配当金を受け取れます

株価上昇の理由③:株価の安定性

銀行の株なので、一気に値上がりするということはありませんが、日本を代表するメガバンクの一角なので株価の安定性は抜群です。

リーマンショック時と比べるとさすがに値下がりはしているものの、この10年間は200円台を維持しています。

これ以上値下がりすることはあまり考えにくいですし、逆に値上がりが期待できる銘柄です。前述の配当利回りはその年度によって変動はしているものの、おおよそ3%台をキープしています。

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最低売買代金が低く購入にも資金が必要ないですし、株価が安定している上、平均利回り率を上回る配当金を受け取れます

想定されるリスク:国内景気変動の事業への影響

銀行は景気の動向や経済の影響を直接受けます。

銀行の利益は個人や企業への貸出が大部分を占めます。

景気が悪くなって、個人が大きな買い物をすることを控えたり、企業が新規事業を控えると資金調達をする機会が激減します。

そうなると銀行の利益も目減りしていきます。当然ながら株価にも大きな影響が出ることが予測されます。

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ただし、みずほフィナンシャルグループをはじめとしたメガバンクは海外事業も展開しており、地方銀行と比べると国内の景気減速による影響は少ないです

みずほフィナンシャルグループを含む、メガバンクの株価動向について、以下の記事で分析しています。

メガバンクを取り巻く環境は厳しくなっており、株価の先行きを考えるうえで、ぜひご参考にしてください。

【内部リンク】
メガバンクの株価は今後どうなる?元銀行員が分かりやすく徹底的に解説

株価の動向を占う最新の動向

2019年7月31日にみずほFGの第一四半期決算が発表されました。前年対比で純利益がプラス、通期予想に対する進捗率は35%と良い内容での着地となりました。

【みずほFGの決算に関する記事】

みずほフィナンシャルグループの2019年4-6月期の連結純利益は、前年同期比0.9%増の1624億円となった。セールス&トレーディングや外債の売却益などで市場部門が堅調だった。

31日に開示した決算資料によると、20年3月期の純利益予想は4700億円に据え置いた。4-6月期純利益の通期予想に対する進捗(しんちょく)率は35%となった。本業のもうけを示す連結業務純益は前年同期比66%増の1882億円だった。

経費率は、構造改革の取り組みなどを受けて前年同期比7ポイント減の64.1%に改善。国内預貸金利回り差は、0.79%と依然縮小が続いており、同社は下げ止まったとの認識はないと説明。ただ、大企業向けや海外で改善傾向が見られることから引き続き見極めていくとしている。

貸出金は国内の大企業向けで増加したが、中小企業では微増程度にとどまった。与信関係費用は前年同期の大口戻り益の影響もあり241億円悪化。株式等関係損益も前年の大口売却を受け同期比ではマイナスとなった。

Bloomberg:「みずほFG:4-6月純利益は0.9%増、進捗35%-市場部門堅調 」

貸出利鞘が下がっているのはマクロ環境要因であり致し方ないところです。

経費率がかなり下がっているのがポイントですね。みずほFGは、デジタライゼーションを活用した業務の効率化にかなり力を入れていますので、その効果が発現しているのかも知れません。

RPAによる業務プロセスオートメーションと、特に中小企業向けの小規模取引のデジタル化です。業務量削減効果を1.9万人としていますので、この施策が順調に進んでいるとすると、経費率が下がるのは至極当然です。

経費率の下落が一過性要因ではなければ、通期での純利益がかなり上振れすることが期待できます。

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市場部門の堅調さに加え、高収益体制に移行していると見做され市場に好感されるかどうか。今後の株価への影響を注視しましょう

【外部リンク】
Bloomberg:メガバンクに業務自動化の波、リストラ疲れの銀行員にカンフル剤

まとめ:みずほFGは配当目的の中長期での保有がおすすめ。経費率の下落に注目

これまで見てきた通り、みずほFGは配当利回りが高く、株価が安定していて定期的な配当受け取りを目的とした中長期での保有がおすすめです。

株価が大きく下がる可能性は、リーマンショックのような金融危機がない限り低いので、安定して配当を受け取れるという大きなメリットがあります。

直近の決算は好調で、経費率が大きく下落しており、デジタライゼーションによる業務効率化が円滑に機能しているとすると、今後より一層収益力が高まる可能性があります。

通期予想に対する進捗率が再び高まり、業績が上方修正されることがあれば、短期的に株価が上昇する状況もありえます。

下記記事では、みずほFG以外の低位株のおすすめも公表しています。宜しければぜひご覧ください!

【内部リンク】
低位株(ボロ株)のおすすめ一覧!一攫千金が狙える厳選15銘柄【2019年】