こちらの記事では、高い配当利回りを誇る銘柄の中でおすすめの「GMOフィナンシャルHD」について紹介しています。

GMOフィナンシャルHDは株式・FX・トレーディング事業を展開しています。5%に近い高い配当利回りを誇り、業績も堅調に推移しながら割安感も出ています

今後、値上がりが期待できる優良株としておすすめです。こちらの銘柄分析にあたっては、過去の業務で培ったデューデリジェンスの技法を活用しています。

※投資は自己責任でお願いします

GMOフィナンシャルHDの株価推移

2015年に上場して高値をつけた地点から、およそ半分近い株価になっています。

直近では、2018年末に世界同時株安で株価を下げた後、上昇していますね。

GMOフィナンシャルHDの事業概要

GMOフィナンシャルHDは、GMOインターネットグループの持ち株会社です。傘下にGMOクリック証券、GMOコインがあります。

いわゆるネット証券会社です。株式、FX、仮想通貨を取り扱っています。

GMOフィナンシャルHDの業績

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直近の業績は堅調に推移しています。 2018年12月期は最高益を計上、主力のFX・証券・仮想通貨事業が順調に拡大してます。

2019年12月期はトレーディング収益が伸びる計画です。仮想通貨交換も黒字定着、CMなど広告宣伝など費用増でも安定した収益を稼いでいます。

FXの取引高は世界No.1をキープ、仮想通貨の取引量も右肩上がりです。証券事業は主要ネット証券会社の中でも手数料の低さに定評があり、ネット証券の間で売買代金5位をキープしています。

総じて、事業は底堅いです。

GMOフィナンシャルHDの成長戦略

FX事業をコア事業と位置付け、仮想通貨といった成長領域への投資、海外(香港・英国・タイ)市場の開拓を計画しています。

FX事業について、AIやビッグデータ解析技術の活用で、収益性の改善を図るとともに、仮想通貨での国内シェアの拡大を狙っています。

GMOフィナンシャルHDの配当性向

基本方針として、成長と株主還元のバランスを考慮しつつ安定的な配当実施を志向しています。

具体的には、連結配当性向50%を目標にしており、業績が悪化しない限り配当は維持される見込みです。また自己株買いにも積極的な姿勢を示しています。

GMOフィナンシャルHDの指標値

PERは10.44倍、PBRは2.31倍で割安感があります。時価総額は800億円ほどで成長余地は大いにあります。

肝心の配当利回りは4.79%です。国内の上場企業の配当利回り平均が2%ほどですので、かなり高い水準です。

懸念点としては、自己資本比率が挙げられます。6.6%しか無いので、変事抵抗力に乏しいと言わざるを得ません。

ただこの点は高い配当性向の裏返しでもあるため、一長一短と言えます。業績が堅調に推移する限りにおいては、特段問題はないでしょう。

まとめ:GMOフィナンシャルHDは高利回りを誇る優良株!

これまで見てきた通り、GMOホールディングスの業績は堅調に推移しており、新規事業への進出による将来的な成長余地も大いにあります

配当性向も50%と高い水準にある一方で、PERやPBRといった財務指標を見ても割安感が出てきています。今が仕込み時です。

以下の記事では、GMOフィナンシャルHDのような高配当株についてランキング形式で紹介しています!ぜひご覧ください!

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