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すららネット(3998) は株価の長期的な上昇を期待【アフターコロナで期待のテンバガー候補】 | 株式投資アナリティクス@金融×戦略コンサル

この記事では、東証マザーズに上場の「株式会社すららネット」について分析しています。

すららネットは国内外で独自性の高い学習塾・学校・個人向けeラーニング教材を提供しており、事業の成長性は高いと想定されます。過去業績の実績は売上利益ともに2ケタ増の勢いでした。

2019年度は投資先行で減益での決算となりましたが、2020年以降はアフターコロナ時代のリモート教育拡大により、業績が伸長する期待が持てます。

本ブログでは、かねてよりすららネットをテンバガー候補として掲載してきましたが、コロナウイルス感染拡大の影響を受け、株価は急上昇。直近の安値から4倍ほとにまで来ています。

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詳細な分析にあたっては銀行員であったころに培った企業実態把握・デューデリジェンスのスキルを活かして客観的なデータを元に分析しています。詳細は以下をご参照ください

※投資は自己責任でお願いします

すららネットの事業概要

出典:すららネット

すららネットは設立以来、有名な講師やeラーニング研究に知見を持つ大学教授とのプロジェクトによりプログラムを開発しています。

開発した教育プログラムはゲーミフィケーションを応用した「対話型アニメーション教材」です。これは従来の映像授業型eラーニングや問題集型eラーニングと差別化されたプログラムとして全国の学習塾や学校法人で採用されています。

またすららネットは2012年にはeラーニングアワードフォーラムにて、教育部門最高峰の「日本e-Learning大賞 文部科学大臣賞」を受賞しています(同社ウェブサイトより)。

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実際に、すららネットのサービスは国内外において導入校数は増加しています

【すららネットのサービス導入実績】

出典:すららネット

2019年12月時点における導入校数は、学習塾831・学校183・海外42の合計1,056となっています。国内の学習塾は約50,000、小中高の学校で約40,000あり、まだまだ市場開拓のポテンシャルは大きいと言えます。

また個人向けや海外向けは更に伸び代が大きく、差別化による競合優位性を持続できれば、大きな成長が期待できる事業と言えるでしょう。

更に、アフターコロナ時代において、リモート教育が普及すれば急速に同社のeラーニングシステムの導入拡大が実現する可能性があります。

このように、すららネットはテンバガー候補となる可能性を秘めた有望な事業を展開しています。

すららネットの事業に影響する市場トレンド

すららネットが本当にテンバガー候補として将来的に株価が大きく上がりそうかどうかを考えるにあたり、市場環境を検証したいと思います。

以下は矢野経済研究所がまとめているeラーニング市場の市場規模推移・将来予測とレポートのサマリーです。

出典:矢野経済研究所

19年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比7.7%増の2354億円となる見込み。

内訳は、法人向け(企業・団体内個人を含む)のBtoB市場規模が684億円(前年度比5.2%増)、個人向けのBtoC市場規模が1670億円(同8.8%増)で、両市場ともに継続して拡大していくと予測している。

BtoB市場は、景況感が良好な状況で推移したことによる企業の人材育成に対する投資の活性化や、働き方改革関連法施行による企業の業務効率化を追求する動き、学習形態の一つとしてeラーニングが一般化する環境などもあって、同領域でのユーザー数は着実に増加したものとみている。

ただ、競合状況の激化などからLMS(学習管理システム)、学習コンテンツでは価格の下落傾向も一部ではみられており、提供事業者側の課題も散見される。

出典:矢野経済研究所

過去のトレンドは法人・個人向け市場ともに拡大しています。

内訳を見てみるとBtoB市場は、スマートフォン、タブレット端末の普及による学習ツールの多様化、情報通信技術の向上、クラウド環境の進展などによってeラーニングの利便性が向上し拡大を継続しています。

一方、BtoC市場は、2014年度を境に1,000億円台の規模に急成長し、ここ数年における国内eラーニング市場規模の拡大を牽引しています。

年々市場規模は拡大を継続しており、アフターコロナ時代の到来を受け、更に高い成長率で推移する可能性もあります。

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こうした市場環境はすららネットにとって非常に好ましい状況です

株価上昇の要因①:来期以降は赤字からの回復を見込む

トレンドを追い風とした良好な市場環境下、すららネットは着実に業績を伸ばしていました。しかしながら2019年12月期は減益で着地しました。

出典:楽天証券

2018年12月期の決算着地は、売上高9.4億円、経常利益2.2億円で大幅な増収増益となりました。しかしながら、2019年12月期は増収ながらも減益での着地です。

理由として、新規科目の開発費や陣容増、海外展開の先行投資、TVコマーシャルの積極展開による費用増加を挙げています。結果として、売上原価および販売管理費が増加する計画です。

株価上昇の要因②:コロナウイルス感染拡大の影響

2020年は2019年度対比で増益を確保する見込みです。加えて先述の通りコロナ影響が事業の追い風となれば更なる事業拡大、それによる株価上昇が見込めます。

コロナウイルスの影響で外出自粛、登校が困難になる可能性を踏まえて、基本インフラとしてすららネットのようなeラーニングプラットフォームの導入が進む可能性があります。

そのようなトレンドが生まれれば、すららネットの事業拡大、株価上昇に繋がる可能性があります。

株価上昇の要因③:すららネットは財務健全性は高い

主要な財務指標には大きな懸念は見られません。テンバガー候補として株価を上昇させていくにあたっては財務の健全性も重要ですが、特に大きな問題はなさそうです。

自己資本比率は80%を超えており、むしろかなり高い財務健全性を誇ります。堅牢な財務状況を考えると倒産などの懸念は些少と言えます。

株価に影響を与える想定リスク

業績赤字の常態化する懸念

先述の通り、2019年12月期は減益での着地となりました。減益の要因は、人員増大やマーケティングにおける先行投資が要因です。

すららネットはかねてよりBtoCや海外マーケットの成長を加速させるべく人員増強・広告マーケティングに力を入れてきましたが、今後も継続する可能性が有ります。

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特に人員増大に伴うコスト増を収益で吸収しきれるかが鍵です。労働マーケットの状況によっては人件費がかさむ可能性もありますので、注視が必要です

株価の過熱感による急落リスク

すららネットの株価は、直近で急騰しています。コロナウイルス感染拡大の影響を受け、eラーニングが一層拡大するとの期待が大きいです。

【すららネットの株価推移】

PERは76倍とかなりの高水準に到達しています。そのため、買い過熱感による急落リスクは想定する必要があります。

すららネットは有望な銘柄ではありますが、現在の高い株価水準を踏まえると購入タイミングは熟慮した方が良いかも知れません。

まとめ:すららネットの株価は上昇期待が持てる

これまで見てきた通り、すららネットの事業はトレンドを捉えており、独自性のある商品を提供していることから市場規模およびシェア拡大に伴う成長が期待されます。

足許の株価はかなりの高水準に達しています。従いまして、すららネットは有望株ではありますが、値上がりが落ち着いたタイミングなど、購入次期には留意が必要です。

以下では、他にもテンバガー候補を分析しています。宜しければぜひご覧下さい

【内部リンク】
テンバガー(10倍株)候補一覧!厳選銘柄

【外部リンク】
株式会社すららネット
矢野経済研究所

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