テクノロジーの進展により、株の世界にもいわゆるロボットアドバイザーをはじめとして自動売買の波が押し寄せています。

自動売買を検討されている人も多いと思いますが、「自動売買ってなんなの?」「本当に自動売買って安全なのか?」「ロボアドって儲かるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、株の自動売買の代表的なサービスである「ウェルスナビ(WealthNavi)」のサービス概要、収益性、メリット・デメリットを検証しています。

私自身の身銭を投じた運用実績も公開中!

【2019/8/14追記】
現在は運用を停止しています。詳しくは以下でご説明しています

<内部リンク>
利益が出た自動売買・Wealthnaviから出金。運用停止した理由は?

ウェルスナビの概要

ウェルスナビのサービス内容

ウェルスナビ(WealthNavi)は、実際の投資をすべて自動で資産運用を実施してくれるロボアドバイザーサービスです。

自分の投資性向、リスク許容度、目標金額から最適なポートフォリオを自動で構築し、その後の運用やポートフォリオ入れ替えもすべて自動でやってくれます。

運用はノーベル賞受賞者が構築した投資理論に基づくアルゴリズムが採用されています。

預かり資産は1200億円を突破していて、日本でも有数のロボアドバイザーサービスです。

最低投資金額10万円から資産運用を開始できます。月1万円~の積立投資も可能であり、積み立ても自動でできます。

ウェルスナビの手数料

年率で投資金額の1%を支払う必要(税別)があります。ただし3000万円を超える部分は0.5%となります。

【年間の手数料早見表】

  • 100万円:1万円
  • 500万円:5万円
  • 1000万円:10万円
  • 3000万円:30万円
  • 5000万円:40万円
  • 10000万円:65万円

また長くウェルスナビで運用すればするほど手数料が割引になる「長期割」という仕組みがあります。

6か月毎に、一定金額をウェルスナビで運用し続けると手数料が0.9%まで下がります。50~200万円で6か月に0.01%ずつ、200万円以上で0.02%ずつ下がります。

「お客様の長期運用を支援する」というコンセプトをもとにしており、出金をしてしまうと手数料が1%に戻る仕組みになっています。

ウェルスナビは儲かるのか?

出典:WealthNaviウェブサイト

ウェルスナビの公式発表によると、2016年1月から2019年1月までで、累積元本額に対し、上記の表のようにリスク許容度に応じて4~15%の利益が出ています。

しかしこれだけでは、本当に儲かるのかよくわかりません。2016年からは株価上昇局面にあり、リターンが出て当たり前とも言えます。

そこで、リーマンショック等の大暴落期も含む、過去のパフォーマンスを確認してみましょう。

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※出典:WealthNaviウェブサイト

ウェルスナビの発表によると、1992年から2017年で円建てで運用した場合、およそ2.4倍になっていたとのこと。

過去の動きに基づくバックテストは、その動きに対して最適化してしまう「カーブフィッティング」のリスクは捨てきれませんが、堅実にリターンを生んでいると言えます

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「WealthNavi」で資産運用 blank

ウェルスナビの運用実績【現在は運用停止】

2019年2月からウェルスナビで運用を開始しました。

【資産運用実績】

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お試しとして10万円を入金して、リスク許容度は「4」目標は15万円にしていました。

現在は、ウェルスナビでの運用を停止しています。

運用4か月での運用実績は+1.03%でした。

米国の株式市場の動きに併せて少しずつですが着実に資産は増加していたものの、増加率が低いことや株式市場の先行き不透明感を考慮し、運用を停止しました。

ウェルスナビのメリット・デメリット

メリットは「少ない投資金額」「自動で安心して投資をお任せ」「手続きが簡単」

投資金額が10万円からですので、それほど大きな金融資産がなくても、手軽に投資を開始することができます。

また、すべて自動で運用してくれるため、忙しい人・投資に関する知識がなくお任せにしたい人にはおすすめです。

自身での投資銘柄調査や、事前勉強をする必要もなく、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいたアルゴリズムでの投資が可能です。

どのように運用するかという投資アルゴリズムを公表していて、透明性が高くお金を預けるうえで安心できます。

加えて、ネット上ですべての手続きが完了し、記入事項や必要書類も少なく簡便に手続きを完了することができます。

デメリットは「リターンはそれほど大きくない」「手数料がかかる」

一方でデメリットは、それほどリターンは大きくない点です。

ウェルスナビの公表情報によると、最もハイリスクハイリターンのモデルで「2016~2019年の3年間で14.7%のリターン」が出ています。

複利を考慮しないと年間あたりおよそ5%のリターンになりますが、「ハイリターン」と呼ぶには物足りない水準です。

一方で、ローリスクローリターンのモデルでは4.2%と、こちらは年間およそ1.5%以下です。やはりリターンの水準は低いですね。

手数料が最大で1%かかってしまいますのも、デメリットでしょう。

まとめ:リターンは大きくは無いが、お任せでコツコツ投資したい人にはおすすめ!

それほど大きな利益は見込めないかも知れませんが、自動でコツコツと投資したい人には、ウェルスナビは向いています。

ネットから申し込むことで気軽にサービスを開始できますので、ぜひ利用してみて下さい。

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