るいとう(株式累積投資)のやり方とメリット・デメリットについて解説! | 株式投資アナリティクス@金融×戦略コンサル

こちらの記事では、るいろう(株式累積投資)について解説しています。

少ない金額からコツコツ積み立てできて、資金が少ない方や初心者の方に向いているるいとうですが、どのような特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか。

るいとう(株式累積投資)とはどんな投資方法か

るいとうとは

るいとうとは、株式累積投資のことで、株式を毎月定額で購入する投資の方法です。一般的には1銘柄につき1万円から、1000円単位で一定額を決め、毎月投資します。

通常の株式投資では、株は100株単位、ミニ株や単元未満株でも10株や1株など、株の単位で買いますが、るいとうでは売買単位ではなく、金額に応じた株数を毎月買い、積み立てていくことになります。

たとえば、1株230円の株を1万円で購入したとすると、購入株数は43.4782株となります。このように、小数点以下の端数が出るのもるいとうの特徴です。

るいとうが向いている人は

るいとうの制度が始まったのは1993年。

当時はミニ株(株式ミニ投資)などの制度もなく、株式投資には大きな資金が必要でした。特に、大手企業などの優良株は一般投資家にはなかなか手の届きにくい銘柄でした。

しかし、るいとうは銀行預金のように毎月定額を積み立てていく感覚で、少額の資金から株式を購入することができ、最終的に大手企業などの優良株の株主になることもできるのです。

現在では株式の売買単位はすべて100株に統一され、大手企業の株式なども比較的購入しやすくはなっていますが、一定額をこつこつと積み立てていくるいとうは投資の初心者でも始めやすく、やはり人気の商品です。

毎日の株価の変動に一喜一憂することなく、長い期間をかけて自分の選んだ会社に投資していきたい人にはおすすめの投資手法です。

るいとうの魅力はドル・コスト平均法

るいとうでは、毎月一定額を投資していくので、株価が高いときには株数を少なく、株価が安いときには株数を多く買っていくことになります。

これによって、毎月同じ株数を買ったときより、1株の単価を下げることができます。これが、ドル・コスト平均法です。自分自身で意識しなくても、このようにお得な買い方ができるのもるいとうの魅力です。

るいとうを始めるときの注意点

るいとうは、どの証券会社でも扱っているわけではありません。

まずは、投資したいと思う銘柄を決め、その銘柄を扱っている証券会社に口座を開設する必要があります。また、証券会社によって手数料なども異なるのでよく確認することが必要です。

投資の初心者にもおすすめ!

るいとうは、これから株式投資をしたいと考えている投資の初心者にもおすすめの投資手法です。積立感覚で、株式を増やしていく楽しみもあります。

自分がいいと思った会社を株主として育てていく感覚で、銘柄を選んで始めてみましょう

るいとうのメリットとデメリットを詳しく解説

るいとうのメリットとデメリット

るいとう(株式累積投資)は、少額から始められて、積立感覚で投資できる初心者にもおすすめの投資手法です。

しかし、投資にはやはりメリットとデメリットがつきものです。ここでは、るいとうのメリット、デメリットとは何、それぞれについて詳しく解説していきます。

るいとうのメリットとは

るいとうのメリットとしてよく取り上げられるのが先述の「ドル・コスト平均法」です。るいとうでは毎月決まった金額を投資して積み立てていきますが、価格変動のある商品を定期的に定額で買うことで、コストを抑えることのできる投資手法がドル・コスト平均法です。

たとえば、AさんとBさんの72人が毎月同じ株に、5カ月間投資するとします。Aさんは毎月20株ずつ、Bさんは毎月1万円ずつ買えるだけの株を買います。

1月目の株価が500円のとき、500円×20株で1万円となり、2人とも20株持つことになります。2月目の株価は250円となり、Aさんは250円×20株=5000円投資し、Bさんは250円×40株=1万円投資します。

同じように3月目500円、4月目750円、5月目1000円で購入したとすると、Aさんは、毎月20株ずつの合計100株を10000円+5000円+10000円+15000円+20000円=60000円で購入し、1株平均が600円となります。

一方Bさんは、毎月1万円の合計5万円で、20株+40株+20株+13.33株+10株=103.33株を買ったことになり、1株平均が約484円となります。

このBさんの購入方法が、るいとうの特徴であり、大きなメリットです。そのほかのメリットとしては、持ち株比率に応じて配当がもらえることがあります。また、単元株以上になれば株主優待がもらえることもメリットといえます。

るいとうのデメリット

るいとうのデメリットとしては、すべての株式が購入できるわけではなく、購入できる銘柄が限定されているということです。

また、扱っている証券会社も限られているので、口座を開設するときは、自分の買いたい銘柄を扱っている証券会社を探す必要があります。また、証券会社にもよりますが、通常の株式投資に比べて手数料が割高になる傾向があることです。

メリットとデメリットをしっかりと理解する!

るいとうのメリットとデメリットを紹介してきました。

るいとうは、デメリットもありますが、初めての方でも始めやすく、メリットも多い投資手法なので、銘柄や証券会社をうまく選んで、ぜひ挑戦してみてください

るいとうの始め方を、銘柄選びから詳しく解説

るいとうの始め方

るいとう(株式累積投資)は、少額から始められて、こつこつと積み立てていける投資初心者にもにお勧めの投資手法です。

でも、初めての株式投資でどうやって始めたらいいかわからない、そんな方に、るいとうの始め方について詳しくご紹介します。

投資する銘柄を検討する

るいとうは、すべての銘柄に投資することはできず、証券会社によって取扱銘柄が限られています。

ですから、証券会社に口座を開設する前に、どの証券会社がどの銘柄を扱っているか、確認する必要があります。まずは、自分がどの銘柄に投資したいのかを考えてみましょう。

るいとうは、短期的に値上がり益を期待するような銘柄には向いていません。長期的に見て業績の向上が見込まれる会社であるのか、その会社の将来を予想し、自分が長期的に株主として応援していきたい会社であるかを考えます。

そうすると、やはり誰でも知っているような大手企業の名前が浮かびますが、必ずしも大手企業でなくても構いません。

自分が普段使っているものを作っている会社や、社会貢献などをうたっている会社など、その会社の株主になりたい基準を持つとよいでしょう。

証券会社に口座を開設する

投資したい銘柄がだいたい決まったら、次は証券会社を選びます。るいとうを扱っている証券会社は限られていますので、そのなかから自分の投資したい銘柄を扱っている証券会社を選びます。

証券会社を選ぶときは、さらに手数料はどうなっているのか、ネットなのか窓口やコールセンターなのかといった内容も検討します。証券会社が決まったら、口座開設の手続きをします。

証券会社によって違いますが、ネットの手続きですべてが終わるところも多いです。口座を開設したら、銘柄と、月々の積立額を決め、入金方法を指定したら、投資が始まります。

手順を踏めば誰でも手軽にできる!

るいとうを始めるまでの手順を説明してきました。るいとうは、始めた後は自動的に毎月一定金額を投資し、購入した株価が積み立てられていきます。

配当金も持ち株比率によってもらうことができ、通常は自動的に再投資に回されるので、効率的に投資していくことができます。

単元株以上になれば株主優待などももらうことができます。初めて株式投資を行うときは株の値上がり、値下がりが気になったりするものですが、るいとうは株価が高いときには少なく、株価が安いときに多く投資していきますので、安心して無駄なく投資できます。

まず投資の入り口として、検討してみてはいかがでしょうか。

るいとうを取り扱っている証券会社を徹底解説

るいとうを扱っている証券会社は

るいとう(株式累積投資)は、すべての証券会社で扱っているわけではありません。ここでは、るいとうを扱っている証券会社について、それぞれの特徴や手数料などをご紹介します。

証券会社一覧

大和証券

大和証券のるいとうは、約2600銘柄を取り扱っており、株式、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)、優先出資証券等に出資できます。

1銘柄につき1万円以上、1000円単位で購入でき、月間の限度額は100万円未満です。手数料は、売買単位に対して100万円までは1.242%、口座管理料が年間で3240円かかります。買付の際には店舗またはコールセンターでの受付となります。

SMBC日興証券

SMBC日興証券のるいとうは、株式、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)のなかからSMBC日興証券が選定した銘柄に投資できます。

1銘柄につき1万円以上、1000円単位で購入できます。購入できるのは20銘柄までで、月間の限度額は100万円未満です。手数料は、売買単位に対して100万円までは1.242%となっています。取引窓口は、支店またはコールセンターとなっています。

野村證券

野村証券のるいとうは、約1800銘柄を扱っており、国内金融商品取引所上場銘柄やETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)などのなかから、野村證券が選定した銘柄に投資できます。

1銘柄につき1万円以上、1000円単位で購入でき、20銘柄まで選べます。手数料は、買付、売却ともに一律1.188%の手数料がかかります。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券のるいとうは、約1100銘柄を扱っており、10銘柄まで取引できます。

1銘柄につき1万円以上1000円単位で、限度額は100万円未満です。手数料は、1売買単位につき50万円以下は1.4040%となっています。取引窓口は店舗またはコールセンターとなっています。

大手証券会社以外のサービス

このほかに、ネット証券会社でるいとうに類似したサービスを扱っているところもあります。SBI証券の積立投資や、カブドットコム証券のプレミアム積立などです。これらは100円から投資できる商品もあり、手数料も比較的割安となっています。

各証券会社で特徴あり!

るいとうを扱う証券会社には、それぞれの特徴があります。取扱銘柄の詳細は各証券会社のホームページに掲載されていますので、それらも参考にしながら、自分のあった証券会社を選んでください。

るいとう(株式累積投資)を解約するときの注意点は

るいとうを解約する

るいとう(株式累積投資)は初心者でも始めやすい投資方法で、基本的には自分の選んだ銘柄を長期間保有し続けることが想定されています。しかし、さまざまな理由により、解約することもあるかもしれません。ここでは、るいとうの解約についていろいろな角度から述べていきます。

解約は意外と簡単

るいとうを扱っているのは基本的に大手証券会社で、だいたいの会社は取扱窓口は支店かコールセンターとなっています。

買付は窓口のみ、売却はネットなどでできるケースもありますが、解約(売却)するには電話連絡のみでOKのところが多いです。

証券口座そのものも解約する場合には、同じく電話連絡をするのですが、その後、証券口座内にあるその他の保有株式の売却や、口座内の残金の清算などを行い、証券総合口座解約申込書(各社によって名称は違います)を提出することで手続きできます。

気になる解約理由は

るいとうを解約する場合の理由としては、今持っている銘柄を売却して別の銘柄に変える場合や、手数料や銘柄の違いなどにより証券会社そのものを変える場合などがあります。売却については、売買単位につき1.242%(証券会社によって変わります)などの手数料がかかりますが、口座そのものの解約の場合には、口座内にある株式の移管手数料などがかかる場合があります。

解約のタイミング

るいとうももちろん株式投資の一種なので、価格変動のリスクがあります。

基本的には、るいとうは株価が安いときには多く買って株価が高いときには少なく買うというドル・コスト平均法を用いているので、時間と購入金額の分散ができ、価格変動リスクを軽減しているといえます。

しかし、株価の大幅な変動によって購入金額を下回ることも考えられるので、解約のタイミングは慎重に見極めたほうがよいでしょう。

株式等の譲渡には税金がかかる

解約時に忘れてはいけないのは、譲渡時にかかる税金です。るいとうも含めた株式等の譲渡益には、所得税15.315%(復興特別所得税含む)と住民税5%の計20.315%の税金がかかります。

通常は証券会社の総合口座内ですべて手続きしてくれるので、確定申告等は必要ありません。ただし、他の株式の損失との損益通算をしたい場合は、別途手続きが必要となります。

長期間の積み立て投資であることが大前提!

先にも述べましたが、るいとうは長期間の積立投資であり、短期間での解約はあまりお勧めできません。解約する場合は手数料などの条件を十分に検討して、慎重に行うようにしましょう。

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